ケア計画書のつくりかた?

「ケア計画書を作らないといけないんで、本人とか、家族とかの要望って何ですかね?」と新しく入ってきた派遣事業所のサービス提供責任者(サ責)。そんなのケアプランにでっちあげ…じゃない、ちゃんと書いたで。役所に提出したケアプランの書類一式って、自動的に各事業所に配布されるんでないの?

ワーカーに、「ワーカーのあなたでさえ、内容の妥当性が判断できないようなケアプランを作る意義って何ですか?」って質問したら、「コレ1枚で将来のなりたい暮らしがわかることと、そのために、支援関係者が何をどう支援するかについて、理解を共有するためです。」とか言ってたで。

それなのに、役所の中でとどめてちゃダメじゃん、とぼやきつつ、こんなの来てない?と見せたら、「何ですかねコレ? わあ、こんなのあったら助かります!」そりゃ、そのまま書き写せばすむんだもんね。え?ケアプランを知らん?高齢の方は毎月作ってアセスするでしょうが。何?障害の書類は見たことがないからわからない?はあ…そうスか。じゃ、プリントアウトして、差し上げましょうね。 ホント、誰のためのケアプランなんだか。

事業所がそつなくケア計画書を作るアンチョコの意義しかないんじゃなかろうか。

事務的な調整するといっても、他社の連絡先さえ共有されてないし、どの時間に何を支援しているのか、という週間スケジュールさえ共有されていなくて、都度都度スポット的に問い合わされてくる、というこの状況。 今回の編成大改変に伴い、一覧表・スケジュール・提出書類等をクラウド上に全部上げて、「各社、最新の情報はそこで見よ。連絡先等に間違い・変更があったら各自で直せ。」ということにしたのだが…。「パソコンわかりませーん。」の一言で済ますつもりなんだろうな、きっと。 ホントに世話の焼ける。これに計画相談員まで加わってみろ、世話焼き切れないよ。

サービス利用計画書