契約時間数が合わないぞー!

これまた3年に1度程度勃発する「契約時間数が合わないぞー!」事件。

居宅介護は、役所から「支給決定」される「時間数」を、派遣スケジュールに合わせて各事業所に振り分け、「契約支給量」として契約を結ぶ。いわゆる「契約時間数」と呼ばれるものだ。ヘルパーの異動等で、割り当て時間が変われば、その都度、契約を終了して、新しく契約を結ぶ。

しかし、ヘルパークライシスで、事業所の入れ替わりが激しくなり、上限管理事業所が把握しきれなくなって、計算し直しをすると、「山本さん、契約時間数が合わないです。」という連絡を寄越すわけだ。今年は10数時間増えていた。最大で50時間増えていたことがある。当時は支給が今より少なかったので、ほぼ5割増しになっていた。あれには驚いた。

総量をオーバーしない限り、給付入力システムには入力出来てしまう。増やすときには事業所はいさんで契約に来るが、減らす方は忘れがちになる。

この1年、現在実稼動7社のうち、延べ9社で変更があり、それぞれが身体・家事・通院・移動と、時間数については4つの契約を結んだはず。だから、36個の契約変更があるわけだ。
市から支給される契約用の手帳には24行しか欄がないので、ミニマムに書いても2冊になる。中には、5年前の契約から変わっていない、みたいな事業所もあるから、現在、拙宅は7冊の手帳に契約が散らばっている。
しかも、ニンジンやキューリと同じで、使いかけのをほっぽらかして新しいのに手を付けるヤツもいるから、必ずしも時系列に並んでいるとは限らない、というおまけ付き、と来た。

上限管理事業所が、「担当者会議招集して、全部まっさらにして書き直せー!」と、吠えているが、全員は集まりっこないし。ちゃんと契約終了しないといけない、と言いながら来ないヤツは、会議に来ないに決まっているし。契約用のはんこを持ってこい、と言っても、忘れただの、社外持ち出し禁止だの言って、半数がうやむやになるんでないかな。

いろいろ起こるんだよ、っていう話。