またものヘルパードタキャン

まさかの、ならいいんだけど、またものヘルパードタキャン。14:00-19:00の派遣に、12:30ころに「ヘルパー派遣できません」と電話くれてもなあ…おい。

急病・急用はある方が当然だ。それがあるからこそ、「事業所」っちゅうもんがあるんだろうに。自社穴埋めが全く出来なくなっている某社。前月スケジュールを組む段階で、1人休むともう派遣が出来ません、と言ってくるくらいだもんネ、最近。そりゃ当日になって自社穴埋めなんて無理だわな。
拙宅は9社入っている。ならば、その9社の間で調整を付けてくれればいいのだが。サービス提供責任者が、拙宅の具体的なサービス内容を全く把握してないため、「他社丸投げ」でしか代打の打診が出来ないのだ。泥縄の電話のやりとりでは、仕事の内容で優先順位を付けて他に回す、なんていう芸当は出来ないわけだ。で、5時間のロングサービス、なんていう、介護保険中心の他社ではそもそも扱いがないサービスを丸投げしようとして、全滅したらしい。で、サービス開始の1時間半前になって「入りません。」と言ってきたわけだ。あわわ。

雨が降っていなかったのと、水木金と土砂降りのデマに乗って食料を買いだめしてたのが幸いした。ドタキャン社が「断られた」という事業所と再交渉、一発でOKをもらい、困らない程度のサービスは確保した。

そもそも論から言ったら問題だらけだ。そもそも自社の穴は自社で埋めるのが原則だ。それが出来ないときのために、他社との関係性を作り、利用者のニーズを把握して調整可能にしておくのが、サービス提供責任者のそもそもの仕事のはずだ。

そもそも、5時間のロングサービスが、1時間でなんとかなる、というのも、なんだかなあ、の話ではあるのだが。制度上****な部分を******するために、常時余計なサービスを使っておかにゃならんのだ。介護保険中心の事業所ではNGの仕事(*註1)も多々あるため、障害中心の事業所は、多少問題があるとしても、確保しておかないと生活が成り立たない。これは完全に制度上の問題である。

まあ、拙宅の場合は、「入らなくても死にゃあしないわ&自分で何とかするだろう」と思われて舐められている、ってところはあるのだが。
実際、私の方が、入っているヘルパーの勤務形態も知っているし、業務の優先順位や予定の擦り合わせもその場で出来るから、効率的ではあるのだが、最初からそう取り決めてしまうと、事業所ども、実に気楽にキャンセル・ドタキャンするようになる恐れがあり…。「入れませーん。よろしくー。」とか言われておしまいなのも腹が立つ。実際、年に2,2度はこういう騒ぎがあるしねえ。
こっちかドタキャンしたらキャンセル料取るんだから、そっちだって払えよ。


註1) 印象に過ぎないが、障害者サービスは、原則許可で禁止事項列挙主義なのに対し、介護保険サービスは許可事項列挙主義である。「できない」とされることでも市に問い合わせると、大抵「いいよ」と言われるが、区に問い合わせると、業者との距離が近く、介護保険寄りの発想が強いのかか、NGになったりする。なので、障害者サービスメインの業者の確保は、安全弁として必須だと思われる。