障害福祉サービス等支援更新

恒例の9月期居宅サービスの更新。制度が変わった3年前から提出書類や手続きが増え、6月には書類が届くようにルール改正しました、と言っていたのに、また8月ギリで送付されてきた。うちは相談支援受けてないから、PC内の去年のデータそのまま出せば済むけど、区役所推奨の相談支援サービス受けてたら間に合わないね。「ケア会議開けないー。アセスメント書類でっち上げてもらわなきゃー」って言って、相談支援サービス業者が泣けば済む話かもしれないが。

実は去年、一方的に移動支援を減らされている。前のワーカーは「一人暮らしをされているし、生活上必要な買い物とかの移動で時間数を使っちゃったら、本来の余暇外出の分がなくなっちゃうでしょう? それは本来の制度趣旨に反するから。」と言って削らないでいてくれたのだが。
今回のワーカーは、ちとアレでさ。「市からうるさく通達が来ているから削る」の一点張り。「オーバーが認められたケースは、障害者団体の代表として市の会議に出る場合で、会議日を全部提出したときだけ。必要最低県の…」…市が呼び出したんなら、会議の方の予算でお車代的に介助付けるのが筋でしょーが。居宅の予算で落とすのそもそもおかしくないかい? で、謝礼出すと介助付けられないから、ってんでタダ働きさせるんだぜ。
「移動の時間数を書き直せ。」って言われているのだけれど、直さないでほったらかしている。だってそうでしょ、申請は40時間に対して処分が30時間、何の問題がある? 処分に合わせて申請するんなら、申請の意味がないじゃん。今年もそいつが通じるか。納得してねーぞ、っていうのを公式文書で残したい。

「ケア計画」を見るたびに、考え込むんだよね。行く先々がちゃんと整備されていたら、私の場合ガイドヘルパーなんかいらないし、言語障害を聞き取るサービスがあれば、コミュニケーション支援なんかいらないし。(聞いたところによると、外国人だらけの国、アメリカでは、外国語と同様に、言語障害を聞き取って文字化・転送するサービスがあるそうで、問い合わせの窓口とかこれをやらないとADA法でやられてしまうらしい。)
短期目標とか長期目標とかさ。「夢をかなえる手帳」的なプライベート目標は、福祉支援者では私の場合理解すらできなさそうな高邁なものだから書いてどうなるもんでもないし、福祉支援者に理解できそうな話は、むしろ、社会的構造に阻まれているものだから、個人の問題として丸めさせられることにすごく抵抗があるんだよね。

金太郎飴な何枚もの計画シート、作った人は、そんな葛藤、考えたことすらないんだろうな。
本気で「支援」に踏み込むんであれば、「あおいけあ物語」ではないが、キャンパスノート1冊分びっしりの文字情報が必要だと思うし。
ほとんどの支援者は、そんな覚悟は持ち合わせていないと思うから、支援者が理解しやすいようなフィクションで申請書を作るのだけれども。(あっ、これ、24時間テレビと同じ手法たったじゃん!というひねったオチ。