HCR2018 その5

今年はいつもの出展者メンツを見かけなかったな。1週間遅れたせいかな。
アイシン精機がまるで出ていなかったっぽいし。ちと様変わりした模様。中国・台湾等、アジア勢の進出が増えた。
そして、今年の車いすトレンドは、スタンダップとチルト、リクライニング。固定車のトレンドは過ぎたらしい(当たり前になった?)。

昭和貿易の扱っている台湾製の普通型電動。今回新製品という中輪駆動車がなかなか良かった。中輪といいながら、駆動輪が前寄りに付いていて、登坂力は抜群、だそうな。
一昨年だったか、「普通型も見てこい」と担当者に言いつけられて以来いくつか見ているが、アイシン精機的な滑り出しを求める私としては、あれもこれもイマイチだった。これは、中輪駆動特有の、うにょ~、という動き方に慣れていないうえ、やったらのっぽさん仕様の、足ぶらぶら設定だったにもかかわらず、乗りやすい感じがした。

あと、やっぱりアルバ・ドイツ製簡易電動だよな~。あのモーターは実にいい。
とはいえ、聞き忘れたが、あれは、簡易電動ユニットではない気がする。身体にフレームを合わせるタイプ、だよね、そういえば。ユニットだったとしても、あんなレアでセレブなユニットの受けを作るメーカーがあるとは思えないもんね。この記事書いてて気がついた。今度聞こう。

舶来品は、サプライ品の供給等、アフターケアが不安だ。横リハも、姿勢保持の優秀さ、交付基準額に合わせてきた企業努力に応えて、ひところペルモビールをたくさん処方したが、やはりアフターケア対応の遅さから、今はもうほとんど出していないらしい。
本国からの取り寄せになるもんね。初期不良で在庫がない部品に当たり(ほれ、バグ踏み大王)、1カ月半待たされたASUSのデスクトップと同じだね。

その点、確かにヤマハなんかはさー。「バッテリ!」と言うと、どうかすると、翌日配送されてきたりするもんな。(Amazonかいっ!)
「こうなっちゃった」って、代理店に修理依頼すると、「それならホームセンターAmazonで、これを買って自分ではめたら直るよ。」なんて、効率優先の対応が反ってくるし。