HCR2018 その6

毎回文句タレてる気がするが、それにつけても展示スタッフの説明の出来なさよ。奇抜なワンピースの派遣コンパニオンが、つけまつげバタバタしながらきょとんとした顔をするのならともかく、社員です、スタイルで口パクパクするのは、信用なくすぞ。

十年程前の発売当時から追いかけていて、デモ車出せえ、と、言い続けてきた手動運転装置。今年もいじっていたら、車倚子ユーザーの説明員が近づいてきて話をしたのだが、これが、あまりに話が通じなくて驚いた。絶対それ聞かれるでしょ、的なことも、開発者がいないからわかりません、なのだ。この業界では絶対大手の他社の製品も全く知らないし。「勉強になるなー。」ばかり。それは予習しとかなあかんトコやで。アンケートに書いておきますぅ、って、私の言ったことわかってないやろ、みたいな。
昨日まで裏でソロバンはじいてた社員を、車倚子ユーザーだからっていきなりハンドコントローラの説明員にしちゃダメよ。

「成長に合わせて部品換えられます。軽量です。カラフルです。」と、たくさん車いすを展示していた聞かない名前のメーカー。ネジ穴がいっぱい空いていて、そっかーこんだけ調整できるんですね、すごいですね!と、言ったら、きょとんと狐につままれた顔。「この穴の数だけ車軸位置とか座角とか変更できるんですよね?」と、ベテラン風に見えたスタッフに聞いたら、「車軸位置の変更ってなんですか?座角って何ですか?」
えっ、じゃあこのフレームのネジ穴だらけは…?「軽量化の穴です。電動ユニットも付きますよ。カラフルでしょ、色一杯できれいでしょ。」色つき車いすはもう結構。座角も車軸位置も知らずに車いす作るのやめてくれ。

老舗代理店が大手メーカーにこだわるのわかった気がする。

最近流行りの奇抜なデザインの普通型電動。「加速度調整、コントローラの感度調整出来るんですか?」と聞いたら、「カソクド」が通じない。「速度」だけ拾って、カタログの最高速度を示してくれる。「カンド」は、もうお手上げだ。
不思議そうな顔してるけど、カソクドって普通の日本語よ。

大きいイベントで、急場しのぎのスタッフ集めただけだから、ってのはわかるけど。仕方ない、で済まさない方がいいと思うぜ。