横浜イングリッシュガーデン

話だけは聞くが、「行った」という話を聞かない平沼の「横浜イングリッシュガーデン」。天気良すぎて籠もっていられなくなり、秋バラを期待して行ってみることにした。

横浜駅西口の天理ビル前から無料送迎車が出ていると、公式サイトの記載があった。しかし、病院・ホテルetc….の送迎バスに乗れた試しがないので、朝のヘルパーに電話で問い合わさせたところ、「そういう設備はございません。」とのこと。現行生産の大型バスは基本的にスロープバスだから、古いバスかマイクロバスなのだろう。
平沼橋から歩くことにした。駐車場は無料だし車で行く方が、楽に決まっているが、「ヘルパー同行」の一文を念頭に置くと、公共輸送機関でのアクセスを見ておかないわけにはいかない。ついでに弁当食べるスペースはあるかとかを調べていたら、子育て中の人のブログで、「公式サイト通りに行くと、最後に歩道橋の階段に当たる」という記載があり、ご親切にもベビーカー推奨ルートも記載されていた。こういうことがあるから、アクセス記事はSNSじゃなくて、広く公開する形で投稿しないといけないんだよな、と思う。
相鉄線沿線は、総じて、歩道橋(跨線橋)、踏切の宝庫だから、地図情報だけで行くとドはまりすることになっている。
平沼橋は、最後までチェアメイトだった駅の一つだが、だからこそ改修したばかりで、ちゃんと線路の両側にエレベーターが付いていた。(なまじエレベーター設置時期が早いと片っぽにしか付いていない、地上に降りられさえすれば基準OKの時代もあったのだ。)
運河沿いの道を行くようにとのことだったので、そちら側に降りたら歩道に上がれる場所がない。広い立派な歩道に沿って、ずっと車道を歩くことになる。相鉄線沿線は、いろいろ謎多きエリアだ。運河にかかる橋の橋詰めは新しいらしくなだらかだが、その先に一つひどくねじれた急坂があり、いささかビビる。運河沿いの遊歩道に上がるとねじれた急坂を滑り降りなくても済むので、そちらに上がってみたら、中程が階段で切れていた。階段を一旦降りて、2メートルほど歩いてまた階段で遊歩道に上がる、というこれまたトラップな道だ。いちいちそのトラップに真っ直ぐ突っ込んでいく私は、やっぱし天才バリアハンター。

こんだけ行ったり来たり滑り落ちたりして、実は、無料送迎バスは、ちゃんとスロープバスだった、という、すんばらしいオチ。
予定通りの外ご飯。ふっとみたら、大型バスが、車いすマークを背負って走っている。まさか、車いすマークだけ貼って実際は乗せないタクシー仕様か?と疑いつつ、帰路、乗ってみたら、普通のスロープバスで、乗務員も慣れた接客。あの急坂滑り落ちは何だったんだ。

電話を受けるインフォメーションが知らないのはマズイ。
全員の周知が難しければ、公式サイトには書いておかないと。

ガーデンの様子は写真でご堪能ください。春バラとは少し趣の異なるバラです。さすがは有料のガーデンで、最盛期でなくても十分楽しい。
大して面積は広くないらしいのですが、小道が迷路のように入り組んでして、丸一日遊べそう。とはいえ、車いすが入れなくはないけど、歩く人とさえすれ違えず、ともすればはみ出した植栽を踏んじゃう程度のすごい小道ですがね。
老若のカメラ小僧・カメラ女子がいっぱい。
ハロウィーン企画で入り口で仮装グッズを無料で貸し出しているので、ねこ耳のお母さんと熊の息子、とか、尻尾をはやした女の子、とか、いろいろ変な生き物がうろうろしてます。