拍子木、乱、短冊、くし、千六本

拍子木、乱、短冊、くし、千六本。
マッチ棒、いちょう、さきがき、輪、半月。

これ、なーんだ。歌舞伎チック?いやいや。
答えは、「切り」を付けると、食材の切り方の名称になるもの。「マッチ棒」はちと微妙だけど。
みなさんはいくつわかる?

これがですね、調理をするヘルパーに通じないのですわ。若い子が、拍子木、短冊、櫛、と聞いて、ブツをイメージできないのは、わからないでもない。ところが実際には、年齢に関係なく通じない率が半分くらい、かな。
くし→舟形、乱切り→回し切り(これはうちの母の言い方)に言い換えても通じない。「いちょう切り」「輪切り」も通じないことがある。本気で日本の食と言語の将来を危ぶんだ。