バリアフリートイレを細分化?

やっとだよ。っていうか今更かよ、と言いたい。よーのすけなんかこのサイトを立ち上げた1999年からずっとブースカ言ってたけどな。
混雑もさることながら、機能的にも使えたり使えなかったりするけどね。けど、一番腹が立つのは、このトイレの対象者でない人たちは、どのパターンでも全部使える、っていうことなんだけどさ。

実は、この課題、極めて不思議なことに、一部の障害者・支援者以外にはなかなか理解されない。
いわゆる「バリアフリーマップ」的なものをいくつか作ったが、ことごとくこの情報、つまり、広さとか、ベビー施設の有無、マルチシートの有無、男女別か共用か…等々を載せようとすると、ことごとく強い抵抗に遭ってボツになる。素人集団ならともかく、障害者の移動支援を専門にやっていたメンツとやったとき、「そんな情報が必要なのは山本さんだけでしょ。」と言い切られたときには、靴を投げつけそうになったさ。どうもそれくらい理解しづらいものらしい。
それが、なんだか突然理解されたらしい。オリ・パラの威力って、なんか知らないけど絶大だなあ。

メンドクサいことは、何でもひと様に押しつける主義の私だが、さすがにトイレだけは、「代わりにやってきてくれたまえ。」とは言えないもんな。

2019年8月12日の朝日新聞朝刊