夜の工場クルージング

思いがけず、夜の工場クルージング。工場大好き。重機大好き。(見るだけならね。)

日暮れた直後、青い時間の象の鼻パークあたりが好きだ、以前に撮った写真を撮り直したかったのだけれど、なにしろ夜のヘルパー派遣に合わせると時間的に難しい相談だ。それが週末穴が空き、それはそれで問題なのだが、困っていてもつまらない。雨は上がる、という予報だったので夕方カメラを持って出かけ、みなとみらいで「外ごはん」することにした。
ところが、晴れていないと夕暮れが青くならない。こらアカンわ。
しかも、狙っていたアングルのところで、店を広げて呼び込みやってるし。参ったわあ、と、思っていたら、それが夜の工場クルージングで。以前、妹が来たときに申し込もうとしたら、半年先まで予約が埋まっていた、大人気のアクティビティだ。新型コロナウイルスの影響で、当日呼び込みしているらしい。
私のアングル~と、うろうろしてたら、「乗りますか?」と聞かれた。乗れるの?そのサイズの船に。電動だし、幅広いよ。「乗れるかどうか、見てみましょうよ。」と、誘われて桟橋から船の乗り口へ。どう見ても無理だったが、メジャーで測って、大丈夫。「このタイプの電動なら病院のアレと大して変わらないでしょ?」いや、病院のアレだって今どきアルミだから。でも乗ってる私が軽いから。「2階は無理だしキャビンも1cmしかゆとりがないから入れないけど1階デッキ常駐で良ければ」 せっかくのクルージング、キャビンよりデッキにいたいに決まってる。
19時出港で90分のクルージング。今オーダーストップが早いからヘタすると晩ごはん食いっぱぐれるが…。でも、ずっと行きたかった工場クルージングだ。今日を逃したら次はないかも。それに…それにこんな簡単に船に乗れるって言いふらしたい。(氷川丸と湾内クルージングの恨み思い知れ。)
切符買った途端に小雨が降ってきたけど…。

女性のスタッフさんがわざわざ付き添って乗船してくれて。(切符買って付き添うから、とまで言ってくれて、他のスタッフに止められていた。)霧雨は吹き込むし、まさか海に出る気はなかったから、薄着で寒かったが、その格好でデッキは寒いでしょう、と、船長さんがブランケットを貸してくれ、離岸した途端に気分は上がる上がる。
飛鳥Ⅱの脇を通って、遠ざかるみなとみらい。SFさながらの首都高を見ながらベイブリッジをくぐり、倉庫に林立するクレーン、巨大タンカー、そしてディストピアさながらの工場群。テンション上がるわー。
いやー、楽しかった。
チケット持っていると、1年間は半額でクルーズできるそうなので、今度はちゃんと晴れた日に行きたい。

晩ごはん、クイーンズとかまで行ったら間に合わないかもだし…と、悩んでいたが、はっと気づいた。私の職場。ワールドポーターズ。すっかり忘れてたよ。映画館があるからラストも遅いはず。そして、がっつり食べて出ようとしたら外は大雨。げっ、と驚く私に釣られて、店員さんもお客さんも出てきて呆然。夜は晴れるって言ってたのに。わざわざカメラをジップロックから出して来ちゃったよ。
雨ごしらえはしてきたけどカメラだけが心配だ。

半分くらいの人が、半ばやけくそで傘ささずに悠々と汽車道を歩いていた。

自爆ぎみの行き当たりばったり。
よーのすけさんをフリーにしておくと、とりあえず何かやるから。そしてアクセスレポート出すから。