へっへっへ。体型元に戻したぞ。
ここ２年ほど少々ふっくら気味になっていた。30代の半ばに激太り（と言っても4kgほどだがちんちくりんの4kgは大きい）して、それを戻したときにうれしくなって衝動買いしてお気に入りになったぴったぴたのローライズストレートスリムジーンズがあるのだけれど、これが穿けなくなるのが私にとってはヤバイサインだ。ローライズのぴったぴたなんて、車椅子ユーザーには一番苦手なイメージがあるが、骨盤、つまりホネでサイズが変わらないところを締めるし、前股上もせり上がって来ないので、変にしわも寄らず実は楽に履けてキマルのだ。もちろんこれは褥瘡の心配もなく、ずんどうでコドモ体型でちんちくりんだからの話ではあるが。で、これが４シーズンほど、ホタンが閉まらなくなっていて、こいつはやべえ、と、思っていたのだ。去年の母の葬式で、喪服のズボンのボタンがマジギリでやばかった。その後、節制はしていたつもりだったが、むくむく腹が成長し、この冬は、キレイめズボンが本当に閉まらなくなっていた。体調不良と外出自粛のお陰で穿く機会がなくなってよかったよ。障害者スポーツ文化施設ラポールでのトレーニング希望も、表向きは「体幹のインナーマッスルを鍛えて肩・首の痛みと腰痛を緩和したい」だが、その実、「出っ張ったこの腹なんとかせにゃ」というのもあったのだ。気まぐれにやる自主トレではどうにもなりそうにないし、体重で落とすとすぐ風邪引くようになるから体重は維持したいし…という、見栄っ張り９０％。
…だったんだけどね。
こないだから、去年買った夏スカートがやけに下がるなあ、とは思っていた。今年買ったトレパンもサイズ的にはぴったりのはずなのになんかゆるくてだらしなく下がる。もしや、と、しまい込んでいた件のジーンズを穿いてみたら、ゆとりを持ってボタンがかかる。…ってことは、やりィ、戻った。
先々週の計測では体重落ちてなかったから、サイズだけダウン、という、理想の痩せ方をしたわけだけれど、ホンマかいな。気まぐれにやってた自主トレの成果が今ごろ上がったとも思えないが。トレーニング開始前から目標達成してどうすんだ。いや、本来の目標は違うけど。
食べる機能に問題がなく、それなりに重度な身体障害を持つと体重の維持は結構大変だ。一度増やすと落としようがないというか。運動では落としようがないし、食事で落とすと体力も落ちる。私は幸い母から遺伝した筋肉質で骨太で太りにくい体質と、見栄っ張りでかっこつけの性格のおかげで、「節制」程度でなんとかなっているけれど。
…しかし、体型がいきなり元に戻った理由は何だ？ それが不思議だ。