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ぼやっきいなよーのすけ 2002/12
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先週末、つまり一昨日ってことですが、「AIKI」という映画が封切られました。
監督は、「ピンポン」でスマッシュヒットを放った天願大介氏、主役ははかなげな印象の加藤晴彦氏です。
何の映画かというと、これが、「車椅子ユーザーの合気柔術家」という、ホンマかいな、というもんの映画なんですな。
「車椅子ユーザーの合気柔術家」なるものがスウェーデンに実在するらしい。
ま、青い目の日本古武術家、ってとこが「いかにも」ってのはありますが、これ、車椅子ユーザー同士じゃなくて、健常者相手に試合するらしい。
スウェーデンで合気道するなんて人が数いるとは思えませんし、まして車椅子ユーザーなんておまけ付きのがいっぱいいるとは思えないので、そりゃ相手は健常者でしょうけど。
元気な健常者をぶん投げられるらしい。
日本ならまず畳が痛む、とかいって道場に上げてくれないわなあ、きっと。
で、この映画、車椅子ユーザーになって合気柔術を始めた青年の青春映画らしいんですが、見に行きたいような、めんどくさいような。
車椅子ユーザーの自分が、こーいう映画見に行くのも、これまた「いかにも」って感じでねえ。
映画が面白いかどうかはともかくとして、「そーかー、健常者ぶん投げられるのか。
いいなー。
」と思った人、いません?
よーのすけは、かなりマヂに思いました。
今の仕事場が、年に数回痴漢の噂が立つ女子トイレの隣り。
7時すぎたら部屋の鍵をかけなさいよ、といわれてるトコなんですもの。
夜、戸締まりをして、人気のなくなった廊下を帰るのはいささかぞっとするものがあります。
閉館時間を過ぎてしまい、廊下の明かりを全部消された中を帰るのとは、また違う怖さがあります(こっちは投げられないものが出てきそう)。
第一、いささか古い車椅子用設備って、倉庫の影みたいな、ほんっっとに人気のないトコにあるじゃないですか。
トイレも、エレベータも、開けたとたんに悪漢が飛び出しそうな気がするんだよね。
とても、ランナー並みのスピードでないので、思わず、近くに手頃な棒を探し、身構えたくなるのは、よーのすけだけでしょうか。
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前回のぼやきをちょいと引きずりつつお読み下さい。
クラシックなハンディキャップ用施設って、どうしてああ「いかがわしげ」なんでしょうな。
学生用語で言うところの、「体育館のウラ」系のノリです。
わかりますよね。
人通りが少なくて、教員に見つからないから悪さをする・カタギの生徒はヒビって近づかない。
一見の客の場合は、そんなトコ探し当てられませんから、職員のオッサンに連れられて、薄暗い誰もいない物陰に設置されたエレベータやトイレに二人きり。
あまり嬉しくないシチュエーションだよなあ。
場所がわかっていたとしても、一人きりで薄ら寒い廊下の果てに、車椅子マークを探して彷徨うのも、なんかねえ。
あっても使いたくないというか、護身具が欲しいわな。
人通りの多いところに設置されてても、このテの設備ってどうもいかがわしいらしくて。
横浜西口と地下自由通路の間には、大昔から「ふれあいリフト」という、階段昇降装置が、ずらりと並んだエスカレーターの列と階段の一番端に設置されています。
窓がはまった高さ2m程度の扉の中に「リフト」があります。
人通りは多いんですが、なんかそこだけ異質な空間でさ。
これ、以前は、階段を1m程度の深さの箱が、ごんごんごん、と階段を上り下りする、という設備で、隣の階段を歩く人から丸見えの状態でした。
それ1,2年前改装されて、普通に上下に昇降する設備に変わりました(でも、エレベータとはちょっと呼べない。
)。
階段と隔てられてなかった以前には、食べかけのパン、空き缶に古雑誌、いろんなものが投げ込まれてましたが、どうも中で飲み食いした?跡があったりして。
ワンカップ大関のビンが、ちゃんと立って並んでんの。
上下方式になって、階段とは隔てられ、外からものを投げ込むことは出来なくなりましたが、密偵の報告によれば、ひと月ほど前に、こんな看板が取り付けられたそうな。
「用便厳禁」 用便? ヨーベン?
言われてみれば、トイレの個室に見えなくも…ないんですよねえ。
酔っぱらいなら、やらかすかも、という雰囲気が…あるかも。
「本屋に行くと便意をもよおす」という人は多いそうですが、クラシックなハンディキャップ用施設にも、なんかこう、そこだけ暗いような、ダークな行いをしたくなるような雰囲気が漂ってる気がするのは、よーのすけだけかしらん。
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バスバス走る♪ 最近、うちの方でも、スロープ付きのバスを見かけるようになりました。
一度乗ってみたいとかねがね思っておりました。
が、運行時間がわかりません。
「時間表、作ってないと思うけど。
」これはよーのすけの意見。
「車椅子スロープ車なんて、広告代わりに走らせてもしゃあないんだから、時間表くらいあるよ。
」これは母の意見。
論争に決着を付けるため、バス会社に電話して得た回答は、以下の通り。
「まだ3台しかないんで、定期的な配車は出来ません。
来年の夏ごろには、1日3本くらい回せるカモしれません。
どうしても乗りたいときは、3日前に連絡くれれば回せるカモしれません。
」3羽のカモの行進だ。
やっぱり広告だったらしい、というお粗末。
早く増やしてくれよ。
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東京都の情報番組を見てましたら、りんかい線が大井町駅でつながったという番組をやってまして、
「身体障害者にも便利な、低くて点字付きの自動券売機♪」
とアナウンスして、返す刀で「日本一長いエスカレータ。
駅ビルまで直通で、とっても楽ちん♪」。
…そりゃ、エレベータはあるんだろうけどさ、歩く人が、ぼーっとエスカレータに乗って運んでもらえる40数メートルをだよ、こちとら、漕いでかなきゃなんないわけよね。
ずるーい。
ぶーぶー。
車椅子ユーザーだけ、余計に歩かされるケース、多いんですよね。
エスカレータの反対の端がはるか彼方にかすんでまして、結構な距離ってカンジ。
ま、エスカレータっていうものの構造上、しょうがないとも言えますが。
機会があったら偵察に行きます。
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この間の週末、ちょうど一家揃ってほぼ同じ時間におでかけだったので(行き先は違うが)、駅までタクシーを呼びました。
最近、よーのすけの地域のタクシー業者も、いわゆるリフト付きの車両を用意するようになってまして、駅前でときどき客待ちしてますし、フツーの人も利用しているようです。
タクシーの場合、トランクにボンベとか工具積んでますのでクラウンクラスの車両でないと車椅子がトランクに入りません。
二人ならともかく、3人ですと、1人が車椅子と重なってないとならないので、そーだ、リフト付き呼んでみようよ、と、電話を入れたところ、「リフト付きは500円よけいにいただきますが。
」とのこと。
フツーの人もフツーに乗っているのになんで?と思いましたが、それでなくても呼び賃かかるのにアホらし、と、フツーのタクシーを呼びました。
んで、聞いたところによりますと。
フツーに乗るにはフツーの料金しかかからないらしい。
ほんで、福祉車両の運転手はヘルパーの資格を持っているらしい。
それで、どこから500円の割増料金が出るかというと。
これは、フツーのタクシー運転手氏の憶測。
「リフトを動かすと、介護料として、ヘルパー料金500円が付くんじゃないでしょうか。
」 ?!
ということは。
よーのすけが、リフト車捕まえて、「座席に乗るから、車椅子をリフト使わないで積んどいて。
」と言えば…。
いつか絶対やってやる。
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パソコンが不調になるんだろう。
仕事場で使っているパソコン、「また」フラッシュメモリを認識しなくなりまして。
その解決のため、この5月に再セットアップをしたばかり。
どうせまた再セットアップせい、という回答が帰って来るんだろうなあ、と思いつつ、半年毎に再セットアップではかなわないので、メーカーに問い合わせました。
リソースの自動割り当てがうまくいっていないのだろう、というよーのすけの推測が当たりらしい、ということだけはわかりましたが、原因は分からずじまい。
再セットアップの際、何を気を付けたらいいか、ということもわからずじまいでした。
これだけわかるのに半月かかりました。
で、そうこうするうちに、ちょっとぐらついていたキートップが、完全に吹っ飛びまして。
ノートパソコンの最大の欠点は、「全部持ってかないと直らない」ということ。
なかなか来ないフラッシュメモリの回答を催促してがっかりした翌日、修理に出しました。
延長保証をかけておいて正解。
持っていったらば、CD−Rドライブは、「立て付けが悪くなってますね」。
立て付けの悪い我が家に置いておくと、何でも立て付けが悪くなるらしい。
ま、たかがキーボードだとは思いましたが、念のため、パスワード、住所録、メールなどは、バックアップをとり、ハードディスクから削除します。
CD-Rにとらざるを得ませんが、あっ、このCD-Rドライブも、トレイのフタが開かなくなってたんでした、ということで、一緒に持っていくことにしました。
パケットで書き込んでしまったので、このCD−Rドライブがないと読み書きできないんですが、ま、どうせ、パソコンがなけりゃバックアップも意味ないしね。
これで一仕事おしまい、と思っていたら、今度は、親父が、「突然、CD−RWが読めなくなった」と言ってきたのが夕べのこと。
「パケットで書き込みしているはずだから、パケット読み書きアプリが死んだんじゃないの。
一晩明けたら直ってるさ」と答え、今朝見たら、やっぱりおかしい。
レジストリの復元・読み書きドライバの再インストールをなどなどやりつつ、話を聞くと、どうも話が変。
「パケット読み書き」なので「エクスプローラでファイルコピー」しているはずが、「DirectCD(ADAPTEC社のパケット読み書きアプリ)で書き込むには何を起こすの」なんて聞いてくる。
げっ、忘れとる。
さては、と問いただすと、どうやら、CD−RライティングソフトでパケットフォーマットのCD−RWに書きこんだらしい。
そりゃ壊れるよ。
とはいうものの、「ずーっと前に書き込んでそれ以降触ったはずのない」パケット形式のCD−RWも読み込まなくなっているので、あやしいことには変わりがなくて。
とにかく、読まなくなっているCD−RWには触らずに、年が明けたら、サポートセンターに問い合わせるように言いました。
よーのすけが使っているライティング&パケットと、親父のが違う、というのも話をややこしくしている原因の一つなんだよね。
そういえば、1月末締め切りの長い文章を書いている時、パソコンが壊れたのも大晦日だったんだよね。
これはハードディスクの崩壊という重傷で、帰ってきたのは2月半ばだったし。
この文章のために買った新しいパソコンだったのに(当時持っていたパソコンでは、メモリが足りなくて全文が入らなくなって買い換えた。
そんな時代もあった)。
暮れは、ほんとに要注意なのだ。
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Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]