過去ぼやき(2ケ月以上前のぼやきは降順)
| 8月|9月|10月 | 11月 |12月 | 1月 | 2月| 3月 | 4月 | 5月| 今月 | 一覧 |
ぼやっきいなよーのすけ 2002/04
▼頁末へ
車椅子ユーザーに切り替わったばかりのころのこと。
いまでこそ、たいがいのことは自分でこなすよーのすけですが、当時はほとんど家と学校から出ることがなく、何も知らないヒトでした。
さて、あるミーティングで、お弁当を買いに行くぞ、ということになりました。
メンバーは、よーのすけ以外はタダの健常者ばかり。
まだ車の免許持ってなかった頃のことです。
おでかけは送迎付き、車椅子出すのもやっかいな場所だったので車椅子は所持していかない、という、今から考えたら考えられない状態で出掛けてました。
近くのコンビニとはいえ、歩いていくのは面倒です。
買い物に行く人に頼むことになります。
問題はここから。
「何がいい。
」と聞かれるのですが、そもそも何があるのか、わからないわけです。
つまりですね、コンビニに行ったことがない人が、「弁当」と言われたって、どんなものがあるのか皆目見当付かないわけ。
割と偏食気味な人間なんで、弁当ものを買ってもらっても、食べられるかどうかわからないですし。
で、とりあえず、おにぎりなら、と思いまして、おにぎりを頼むことにしました。
すると、また「何がいい?」。
え、おにぎり、でしょ。
おにぎりなんて、梅干しとおかかと昆布としゃけ、ぐらいしか、思いつかない。
そのなかから、2つ買ってくるのだから、組み合わせようがない。
そこで「ま、適当に。
」と頼み、目の前に、「シーチキンおにぎり」を差し出されたときのショック。
おにぎりの中身にシーチキン使うなんて、夢にも思わなかったもんね。
まして、それがコンビニおにぎりの一番人気だとはさ。
よーのすけ、現代っ子のくせに、マヨネーズが苦手なんで、したがって、シーチキンも…。
ちゃんと、コンビニって、お弁当にどんなものがあるの、って聞けば良かったのですけどね。
でも、普通、人は、行って、見てから何にするか選ぶから、まともな答えが返ってくる可能性は低いよね。
自分で行けないところ→人に頼む→何がいいか決めて指示する→行ったことないから何があるかわからない→自分で見ないとわからないと言われる→最初に戻る
この循環、どこで切ろうか。
▲先頭記事
身体障害者の常ですが、よーのすけ、道具には凝ります。
使い勝手の良いものを探し、改造する手間は惜しみませんし、半ば趣味と化しています。
自分で改造したり、作ったりしつつ、こんなものができる腕を持っていながら、どうして世の中一般の道具が使えないんだろう???という不条理に悩まされてもいます。
パソコンで楽をするために、すごく苦労してバッチを作ったり、マクロ組んだりするうちに、むなしくなるのに似ているかもしれないです。
そういう苦労をするはめになるのも、世の中の道具が今ひとつ中途半端だからでありまして。
さっきも、システム手帳のリフィルを交換するのに、いくらがんばってもリングが開かず、家人に開いてもらうはめになりました。
金具の両側を強くつまんではずすんですが、両手の力をバランス良くかけないと開かないので、片手ベースのよーのすけには難しいというわけです。
この金具、うっかり手帳を落っことすと、ぱちん、と開いて、中身を前部ぶちまけてくれるんですけどねえ。
うまくいかないもんです。
▲先頭記事
「4/1付けで来た「県のたより」。
「障害者福祉サービスが、現在の"措置制度"から、"支援費制度"に変わります。
支援費制度は、障害者の自己決定を尊重し、利用者本位のサービスを行うものです。
」
「各市町村の窓口で申し込んで下さい。
支援費決定を受けたら、指定業者と契約を結んで下さい。
費用を行政が業者に支払い、自己負担分が利用者に請求されます。
」
これだけ読んで、"措置制度"と"支援費制度"の違いがわかる人、手を挙げて。
よーのすけの乏しい知識を動員すれば、「措置」だと、「サービスを受けまーす」という申し込みに対して、「あんたはこういうサービスを受けなさい。
つきましては、自己負担はこれだけ。
」と命令されるのに対して、「支援」だと、「こういうサービスを受けるんならいくら上げるから、後は自分で何とかするよーに。
」って言われるということなのかな。
でも、選べる業者は決まっているしねえ。
それに、いくら「措置」といっても、利用者の希望も聞かずに「措置」したりはししないと思うし。
制度上最大の違いは、「措置」の場合は、契約が、「行政−業者」なのが、「支援」だと、「利用者−業者」になるってこと。
これは、法律構成上は大きな違いが出るけれど、実際の運用面ではどういう違いが出るんやろ。
広報を隅々まで読んだけれど、やっぱり良くわからないや。
▲先頭記事
年に一度、法定の健康診断っていうのがありまして、受けてきました。
これ、受けておかないと、自費で健康診断書提出させられるので、無理矢理にでも受けてます。
とりあえず会場に行って、後はそちらの責任で何とかして下さい、と言うわけです。
受けに行くところまでは私の責任。
健康診断をするのはそっちの責任、と言うわけです。
せいぜい、身長、体重、視力、レントゲン程度のものです。
視力が最近、年々アップして、今年は何故か1.0。
こんな視力、小学校で初めて視力測定やって、0.8と出て以来、出たことないですが。
いつも、検眼機ちゃんと覗けない&視力表は目線が違うから光る、ということを考慮したにしても、この視力はウソちゃうか、と思ってます。
今回、膝の上に検眼機乗せてもらったら、えらくよく見えた。
警察の高ーい位置に設置してある検眼機だと、0.1しか出ないもんね。
その差10倍。
それはさておき。
健康診断で何が楽しいって、レントゲン撮影車に行って、よろしくー、と言って、スタッフを絶句させるほど、楽しいことはないです。
まあ、楽しい代わりに危険も伴いますが。
よーのすけ見下ろして、皆「…」と黙り込みます。
撮影出来ないとは言えないし…。
「レントゲン台に立てますか。
」「あ、えーと、たぶん大丈夫だと。
」「どうしよう…こそこそこそ。
ここの人に聞いてきてよ。
」
ま、あんまり困らせるのも悪いんで、適当なところで、「毎年やってますから、大丈夫ですよ。
支えてくれれば、足で上りますし。
」と言うんですけどね。
毎年楽しみにしているよーのすけも悪い奴です。
▲先頭記事
レントゲン車の上がり降りとかで、全く知らない人に支えてもらわざるをえないとき。
一応、予め、ここをこう持って、ここに来たらここを押さえて下さいな、って指示しますね。
あれ、ホンっっト、聞いていないんだよなあ。
なんかこう、ぶら下げようとするみたいなのね。
左手持っててくれれば、後は手すりに掴まって、上るから、と言っても、いざ上り出すと、焦って身体ごと抱えようとするのね。
で、抱えるとなると、皆、脇腹つかむのよ。
いきなりそんなトコつかんだら、健常者だってくすぐったくて階段落ちるよ。
脳性マヒなら、もうアテトーゼ運動大爆発。
もうどーにも止まりまへん。
せっかく、足場固めて、次の動作に移ろうとしているところで、どうも心配になるらしい。
大丈夫だと言うに、見てる方は日和るんですな。
つい、脇腹をくすぐる、じゃなかった、つかむ。
せっかく足場固めて重心移動したのに、つり上げられて足は宙に浮く。
こっちは、放せえ、とわめくんだけど、耳には入らないのね。
放すもんか、といよいよしっかり抱え込む。
安手のサスペンスドラマの断崖シーンですよ、コレは。
前に進みたいんだけど、後ろから羽交い締めにされてるから、何とか手をふりほどかないと、一歩も進めないですし。
支える方って、実にテンション上がっちゃってるんですよね。
で、一応立ち仕事も済んで、車椅子に座る段になるでしょ。
車椅子をつかまないとうまく座れないから、前屈みになりますね。
すると、前に屈ませまいと思って、また、脇の下抱えて引っ張り上げられたりしてね。
今年のレントゲン車で支えてくれたおじ(い)
さんは、特にすごかった。
とりあえず、利き手をふりほどいて、車椅子を掴み、座ろうとしたら、また引っ張り上げるんだもんなあ。
はたで見ていた人が、「座るのに、そんな引っ張っり上げちゃ座れないじゃないですか。
」と声をかけてくれて、我に返ったようですが。
▲先頭記事
これは、このコーナーでではなく、もっとちゃんとやらなければいけないテーマなんですが、応急にここで取り上げます。
見られる方は、本日(2002/04/09)付けの朝日新聞夕刊18面右上(第3版の場合)の記事を見て下さい。
筋ジスの女性が、あろうことか福祉大学で入試を断られたとあります。
その理由というのがものすごくて、
・パソコンを筆記用具として使うのは、他の受験生からフェアでない、と苦情が出るかもしれない。
・代筆を立てるにしても、一人のために、予算をつぎ込むことはできない。
よって、ウチでは対応できないので受験を見送っていただきたい。
というものです。
この理由が本当だったら、というか、「ウラのホンネ」ではなくて、公式な見解として通ると思っているなら−−しかも、福祉関係者を養成しよう、っていう大学が−−、えらいとんでもないことです。
福祉−Wellfare−とは、良く生きる、ということであり、様々な人の様々な良き生を認め、実現する、ということです。
それは、逆に言えば、これまで「人」の範疇に入れられず、したがって、良き生の享受から排除するに値する属性を持つとされてきた人々を、「人」の範疇に引き入れることを可能にするのが福祉の任務である、ともいうことができます。
従来、排除が当然だった存在に対し、それを否定するのが福祉の根源的な任務のはずです。
そうだとすれば、この大学の行為は、というか、行為の正当化のために用いた理由付けは、まさに自殺にほかなりません。
「フェア」という言葉は、そうした生の多様性を承認したときに、従来良き生の享受から排除されてきた人々に対する「アンフェア」を排除し、「フェア」な取り扱いを保障するための概念として組み替えられます。
生の多様性を機軸とした「フェア」に基礎を置かないならば、「福祉」は、前世紀さながらの、乞食や孤児、流浪の民を捕まえて、堅気になるべく矯正し、矯正できなかったら周囲に悪い影響を与えないように「保護」しておく、警察的な福祉にしかなりえないのです。
そのほか、脅しをかけて受験を自発的に取り下げさせたこと等、記事だけをみるとかなりいやらしい感じがあります。
署名を求めるメールアドレスが公開されていますが、何かできないかと考えています。
▲先頭記事
やっぱし2日かかった。
バックアップも作るまで。
レジストリいじった部分、書き出すのを忘れた部分が結構多くて、元に戻すの面倒でした。
アプリ用のドライブは別にしてあるので、原則として、アプリはそのままですむのがありがたいです。
あとは、インストールを要する滅多に使わない、ビッグソフト(Wordなんか)を入れたら元通り。
あんまり入れたくないから(おいおい)しばらく放っておこっと。
システムきれいにしたところで、書きかえたかったレジストリも、大幅に書き換えて、すっきりさせたし、だいたい、システムのサイズが半分になった、っていうのがすごいよね。
いったい、どこに何が入っていたんやら。
▲先頭記事
パソコン再設定してから、3日目。
解消した問題もあれば、解消しない問題もある。
立ち上げ直後にシステムメモリがめいっぱいになる、トラックボールが暴走する、なんてのは、解消しなかった問題。
メモリ問題は、面白かったです。
まっさらな状態で、メーターを起動すると、40%位空いていたものが、ランチャを入れたところで少しだけ上がり、バッテリ管理を入れ、アンチウィルス入れたところで、どどーん、と100%になりました。
まさしく犯人発見。
トラックボール。
やっぱし、年始に大掃除したときに、何か決定的なことをやったらしいです。
暴走が止まらない。
また、中を空けてみたらば、ローラーに汚れが巻き付いて、真っ白になってました。
それをはがしてよく見たらば、ローラーの金属メッキがはがれ、赤い鉄がむき出しになってました。
これじゃあ、あかんわ。
トラックボールがあやしいのは気になっていたので、大容量ドライブを買いに行ったとき、ついでに見てみたんですが、ないんですねえ、これが。
商品としてはあるんです。
一緒に見ていた母なんかは、手になじんで使いやすげじゃん、と言うのですが、これがねえ。
人間工学だか、エルゴデザインだかにもとづいて、確かに手の格好に合わせてはあるのだけれど、あくまでも「標準的な手のための快適設計」でして。
もちろん左利きはお断り。
ポインタ移動とクリックを連続動作で出来ない人の手なんて、論外、って感じね。
設計者が想定していないスタイルで使うことが出来ないんですわ。
マウスが使えない手は使用お断り、ってことかもです。
人の身体に合わせれば合わせるほど、その規格に合わない人が排除されていく、という矛盾。
それはともかく、トラックボールね。
なんとかせんと。
▲先頭記事
アレルギー性鼻炎がムチャクチャで、とうとう耳までわんわん言い始めたよーのすけ、ネを上げて耳鼻科に行ったら、久しぶりに言われました。
言ったのは、自分もヘルパー連れで車椅子に乗ってきていた老婦人。
「お若いから、すぐに回復しますわよ。
」回復する対象は耳・鼻か、それとも…?
やっぱし、車椅子でうろうろする姿ってえのは、端から見るとショッキングな光景なんでしょうねえ。
「年寄りの車椅子」は、最近増えてきているけれど、いい若いモンが車椅子姿というのは、確かにまだ珍しいかな。
昔は「かわいそうに」なんて言われると、何をこのやろ、とムキになったけど、最近は、当然じゃん、と思うようになりました。
健常者どものライフスタイルのせいでこれほどに迷惑被ってるんだもん。
それくらい思われておかんと、ワリに合わん。
わたしゃ、そこにつけ込むんだもんネ。
うーん、障害持って生まれてきて、不幸だと思ったことはないけれど、あっちこっちで腹を立て、いらん喧嘩をふっかける羽目には陥ったな。
その意味ではしんどい人生かもネ。
▲先頭記事
一括ダウンロードファイルを作ってみました。
常時接続が増えているとは言っても、まだそれほど一般的ではないみたいだし。
都市部はともかく、郊外だとまだまだ。
よーのすけの地域でも、やっとNTTのADSLが来たばかりです。
これがまた、高いんだ。
当分手が出ないよ。
電話に気を使っていると、文章読むにも焦るし、ブラウザのキャッシュも効いたり効かなかったりで、いまいち規則性がつかめませんし。
ばーっと全部拾ったつもりで、電話切断したら、「オフラインでは閲覧できません」なんて言われてショックだったりします。
当サイトは、あまり妙な仕掛けはしていませんが、それでも、ねぇ。
というわけで、ADSLの華やかなPR合戦に逆行する、オフラインモードを可能にするファイルです。
とはいえ、これ、大きいんだよね。
こんなにでっかいとは思わなかった。
不思議だったのは、FTPアップロードにHTTPダウンロードの何倍も時間がかかるということ。
たしか、FTPプロトコルはHTTPプロトコルよりも効率がいいって聞いたんだけと、勘違いかしらん。
ここまでアップに時間がかかると、なかなか改訂しづらいですね。
▲先頭記事
不思議なクルマを見ました。
古い商店街の小さな路地から出て来た大きなビュイック。
道幅よりも大きいんじゃないかと思った。
それが、よーのすけの車の前に入ってきました。
このビュイック、どえらいポンコツ。
横腹はへこんでいるし、ホイールを納めるカバー部分なんて外れかけてます。
地元民さえ出入りしないような路地から出て来たのに、ナンバーは、二つも向こうの県のナンバー。
そして、3ケタの8ナンバーで「・・・1」。
3ケタってことは、この3年以内に車両登録したばかりだと言うことだし、8ナンバーというのは特殊車両です。
冷凍車とか、パトカーに消防車、霊柩車にタンク車。
あと、週末に大黒埠頭に出没するという「踊るクルマ」e.t.c.。
ポンコツのビュイックを、わざわざ特車に改造して、車両登録したってわけ。
窓ガラスはばっちりスモーク。
そして…、そして、何よりも、不釣り合いなのは、さんぜんと輝く「車椅子マークのステッカー」。
あやしい。
あやしすぎる。
こんなクルマ。
ビュイックマニアの人が車椅子マークを必要とする人の関係者になった?というのも考えたけど、外車なんか乗るような人種は、「車椅子マークのステッカー」なんて、絶対車体に貼ったりしませんもん。
クルマ好きの意地ですね。
「特殊車両にしないと乗れないような車椅子ユーザーが所有するクルマ」には、普通、あんなガタガタのビュイックなんて選ばれないと思うし。
。
。
なんてったって、ビュイックですよビュイック。
いろいろ推理してみたんだけど、一番もっともらしいのは、「アメリカで受傷し、安かった中古のクルマを改造。
帰国したら、自分の障害ではクルマに乗れないことがわかり、アメリカで乗ってたクルマを持って帰国して、特殊車両として登録した」というのなんですけど…。
あるいは単なる物好きか。
気になるなあ。
ミステリーだわ。
▲先頭記事
ここんとこ、ぼやかなくなっていて、どーもすいません。
肩の調子が悪くて、あまりパソコン触りたくなかったもんで。
久しぶりに、ぼやき 兼 更新予告でございます。
恵比寿のライブハウス、なんてトコへ行って来ました。
「ライブハウス」
一生「障害者」やるんだろうな、と思いを決めた多感な思春期の頃、ご縁があろうとは夢にも思わなかった場所です。
よーのすけ、ティーンエイジャーの頃は、もっぱら「絵描き」でありまして、音楽には、全くと言っていいほど興味がなかった、というせいもあります。
それが、どこでどう間違っちゃったんだか「135(いちさんご)」というバンドの不思議な音にはまり込み…。
偶然と幸運が重なり合って、車椅子ユーザーには、もっとも縁遠いと思われる、そんな場所にも出没するようになってしまいました。
コンサートやお芝居に行きたい、というのは、車椅子ユーザーの要望としては、意外に高いものがあります。
しかし、これらは、何と言っても「水商売」。
「バリアフリー」社会的な公正さの要請の一環ですが、それとは対極にあるものの一つだと言えましょう。
集客力が大きく、したがって利用者の多い大規模施設に関しては、その一種の「公共的性格」が認められ、先頃のバリアフリー法でもって一定の設備設置義務が定められました。
それでも、実際に、車椅子ユーザーでござい、と、出掛けてみるには、障壁高く思われるようです。
やはり、車椅子ユーザー自身の手による内部レポートは、一応見ておきたいものです。
そういえば、このサイトの外出記録、一番古い彷徨日記って、やっぱり、135のスタジオライブに出掛けたって話じゃなかったっけ。
スタジオライブなんて車椅子ユーザーの体験としては珍しかろうと思って、サイト開設当時、少し古い話だったけど、記憶を掘り起こして入れたんでした。
ライブハウスレポートをするようになるとは、その時点でもまだ思ってませんでしたな。
というわけで、今回は、恵比寿GUILTY、5月は、かの有名な渋谷ON AIR NESTの情報が入る予定です。
渋谷ON AIR は、NESTの下、WESTのほうでは、有名なイベントも結構入るので、役立てられる車椅子ユーザーもいるかもしれません。
▲先頭記事
これ、未確認情報です。
2週間ほど前に、母がラジオニュースで聞き込んできたのですが、ホントなんでしょうか。
「身障者」を積載、じゃなかった、乗車させている車にくっつけるらしいんです。
若葉マーク、落ち葉、じゃなかった、紅葉マークと来て、葉っぱシリーズで符丁は合ってますけど。
今年の6月から、身障者自身が運転する車に対する割り込みと追い越しが禁止されるはずなんですが、そのための標識でしょうか。
だとすれば、運転者=身障者の場合だけ表示のはずなんですけどね。
車椅子マークみたいに、ありもしない意味が拡大されて、介護保険系業者がみんなくっつけて走るようになるんでしょうか。
それで、このマークがないと、身障用駐車スペースに駐車出来ないと思いこみ、巷にあふれるようになるのかなあ。
「車椅子マーク」の勘違いぶりはものすごくて、あのマークで駐車禁止が除外になると思いこむケースが多いらしく、ヤの方の人が、1枚5000円で売りさばいて荒稼ぎして検挙されたりしてます。
…売れるんですね、稼げるほど。
詐欺といえば詐欺だけど、そんなん、ホンモノの身障者なら、まず引っかからないわけで。
車椅子マークが欲しい、と思ったら、勘違いは「役場へもらいに行く」方に行きますもんね。
引っかかるのは、悪さしようとした人だよね。
だけど、世の中の人は親切というか、人がいいというか。
車椅子マークがあれば、駐車禁止は除外されるに違いない、っていう一般的な思いこみがなかったら、こんな詐欺は成立しないはず。
ということは、よ。
逆に言えば、身障者はそういう配慮を当然受けているはず、受けて当然、と、一般人には思われているわけだ。
そのわりには、世の中そうなってないけどね。
▲先頭記事
珍しく、自助グッズの紹介などを。
よーのすけの出来ないことの一つに、カフスのボタンをかける、というのがあります。
よーのすけ、左の方がマヒがきついんです。
約10年(!)の訓練を経て、左のボタンはかかるようになりました。
まあ、ボタンをかけたまま着ている時代もあったので、ずっとじゃないですけどね。
しかし、顔を洗ったりなんかするので、腕まくりとかをしたいのは当然利き手側。
ボタンがかけられる手は、ほかの仕事でも忙しい。
10分くらいいじって、運が良ければかかる、という状態でしたが、これじゃ使い物になりゃしない。
というわけで、なんとかならんか、と、見つけたのが、いわゆる自助具の「ボタンかけ」。
お裁縫したことがある人なら知っている、「針目度通し」を大きくしたもの。
握りの先に、タテ5cm幅1cm、太さ1mm程度の金属製ひし形の枠がくっついてます。
この金具をボタン穴に通して、ボタンをひっかけ、引き抜くと、ボタンがかかるというもの。
この手の自助具は、「なんや、中途半端だなあ」と思うものが多いんで、疑いの眼だったんですが、ちゃんと使えることが判明しました。
普通の介護ショップで売ってます。
しかし、これ、こんなに簡単な作りの割には高いです。
原価100円、って感じですが、お値段は1000円越えます。
無茶言いの母は、「こんなもんだとわかってたら、なんぼでも作ったったのに。
」とぼやいとりますが。
ユニバーサルデザインの服、なんてのもありますが、よーのすけはちょっと…。
着るものというのはなかば意地みたいなトコがありますから。
カフス付きのシャツはやっぱり着たい。
マジックテープ止めのシャツなんて、よーのすけは嫌ですな。
▲先頭記事
しくじった。
完全にしくじった。
つい色気を出したのがいけなかった。
せっかくフォーマットかけて安定させたというのに…。
IE5.5をついインストールしたんである。
IE4なんて人、もはや化石なので、サイトビルダーとしては、やっぱしまずいかな…と思い始めたので。
で、またついふらふらと。
普段使っているIEベースのブラウザも、IE4だと新しいバージョンが動かないからね。
去年あんだけ懲りたにもかかわらず、ついインストールしてしまったのよ。
で、結局使い物にならんわ、ということになって、元に戻した…はずなんだけど、戻らなかったんだな、これが。
DDE関係のレジストリが書き変わったままらしく、外部プログラムから更新かけるたびに、新しいIEが立ち上がるようになっちゃった。
これ、ホームページの表示を確認する身としては、すっごい迷惑。
うぅ、そういえば、フォーマット前もこうだったんだよな。
で、フォーマットかけたら一個しか立ち上がらなくなって快適だったんだよな。
こないだシステムが不安定になった原因のひとつが、IE5だってことがはっきりしたぞ。
「もとに戻す」オプションがあったんで、つい信用しちゃったのがいけなかった。
レジストリ、バックアップしてなかったのだよ。
MSモノをインストールするときは、万全の注意をはらえ、っての大原則だというのに…。
ぐすぐす。
と、べそをかきつつ、ふと、思い出した。
「98は、どこかに数世代分のバックアップを持っているはず。
」
でも、それがどこだかわからない〜(泣)。
どっかで読んだのは確かなんだけど。
起動する毎にバックアップは失われるから、探しに探しました。
で。
なんとか2日前の状態に戻りましたとさ。
めでたしめでたし。
そういえば、別ドライブに入れてあったNetscapeは、そのまま実行したら、全く問題なくそのままの環境でたちあがったな。
最初インストールしたときの時間のかかりようは、一体何をしていたのだろう。
それはそれで不思議。
▲先頭記事
いま、恵比寿ライブの外出記録を書いておるのだけれど。
なぜに、こうも一回分の記録が長くなる?
すでに、一昨年のファイルサイズを超えてしまいました。
もっとも、外出回数も、すでに一昨年に迫ってきてはいますけどね。
最初のころは、車椅子アクセス設備に記事を絞って節制していたけれど、だんだん他のことも書くようになってきている部分もありますか。
車椅子ユーザーに役立ちそうなエピソードは、全部詰め込んでますからね。
そういうエピソードが増えたのは、一人外出が増えたから、というのが大きいかもしれない。
以前は、一人で電車に乗るにしても、到着先で、受け入れ方が待っていることが多かった。
それが最近、受け入れ方無し・出たとこ勝負、が増えてきて、その分、エピソードも増えているような気がします。
すっとこどっこいなよーのすけのレポートで、こんなドジ踏み野郎でも大丈夫なんだから、と、外へ出る人が出て来てくれたらいいなあ、と思いつつ、レポート書いてます。
▲頁頭へ