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ぼやっきいなよーのすけ 2002/09

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2002年 9月 3日 (火) 19時22分 のぼやき言葉のレッスン

 さて。
 よーのすけ、この春から、後輩にある言語を指導しています。 といっても、大したことじゃなくて、「せんぱ〜い、これ、どう訳付けたらいいんですかぁ。 」というのに、どれどれ、これはねぇ、とエラそうに解説するだけなんですけどね。 英語ではないので、だれでも、というわけにはいかず、やむを得ず聞きに来てる、という感じです。
 いや、しかし、気の毒なもんです。 脳性マヒ系言語障害者に、発音指導されるっつーのは。
 どちらかというと「正しい翻訳ができればいい。 」という感じなので、ほかの所では、あまりうるさく指導されないらしく、「これ…、*+:_?*=~|**…、何ですけど。 」なんていわれても、なんじゃそれ?となってしまい、テキスト見るまで、いっこも単語がわからない。 あんまりひどいんで、文法の解説だけじゃなく、一応読ませて直しているんですが、何が悲しゅうて、このひと、日本語も不明瞭な奴に、発音習ってんだろ、と哀れに思いつつ、「ちがーう。 英語のRとは違うんですよ。 こうだってば。 」なんて、やってます。 が、ほんと、こんなアヤしいことしていいんですかね、よーのすけ。 せめて、ラジオ講座、ひと月聞いてくれ、そしたら、ほぼ発音できるようになるから、と頼んでいるんですが、その気配なし。 言語障害な発音で、発音直されるなんて、あんまり悲しすぎるぞ、とよーのすけなんかは思うんですが…。 最近の若い人ってあまり気にしないみたいね。
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2002年 9月 8日 (日) 23時55分 のぼやきトイレの手すり

妹くんから、どさっと手渡された紙の束。
なんだい、これ?と見てみたらば、東洋陶器(TOTO)のカタログ。 「トイレの基準」というので思いついてネットで調べ、資料請求したらば、膳カタログを送ってきたそうな。 公共トイレのスペース・家庭用スペースとそれぞれ細かい数値が出ています。
すでに、当サイトの常連の文月さんから、いくつか資料は紹介してもらっていたのですが、「CADか、う〜ん」と躊躇してるうちに月日は経ち…。
ぱらっと見ただけで、あ、こいつはいかん、なおさなきゃ、っていうところも出て来てるし、追々紹介しますが、とりあえず、昔年の謎、「短い可動式手すり」について。 1m物差し片手に、ウチのトイレ測って対照し、ある意味で謎が解けました。
 カタログによれば、可動式手すりの長さは、55cm-80cmまで、何ランクか存在します。 そして基準は「便座と同じ程度の奥行きが望ましい。 」当サイトの訪問者のご意見では、それじゃ全然短すぎ、というのが圧倒的多数ですけどね。 そんでもって、我が家の便座を測ってみたら、奥の壁から便座の手前の端まで80cm。 ぴったり同じ長さです。 ちなみに我が家は便座の奥に水洗タンクが付いたウォシュレット。 じゃ、水洗タンク分を引いて測ったら? 55cm。 一番短いのでぴったりの長さです。 では、ここに55cmの手すりを付けると…。 あっ、ちょうど便座の穴の一番奥、あの「謎のチョー短い手すり」の長さになる!なるほど…。
水洗タンク無し用の手すりを水洗タンク付きの便座に組み合わせるのが、最近の流行なわけね。
 身障者用トイレキットを丸ごと設置する分には、そういう妙なことにはならないんだろうけど(といいつつ、サンプル設計図にはトイレより短い手すりの組み合わせもあったけど)、便座の方を一般トイレとお揃いにしちゃうと、変なモノ発注してしまったりするんでしょうね。 発注者、受注者、組立者、誰かどこかで気づけよ、という気もしますが。
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2002年 9月 11日 (水) 22時32分 のぼやきベビーカーで電車

 8日付の朝日新聞に、ベビーカーによる電車での事故が載っていました。
事故としては、ベビーカーを押して駆け込み乗車しようとしたら、ベビーカーが挟まったのに、それをドアが感知せず、引きずられて赤ちゃんが怪我をした、というもの。 これは、ベビーカー押してたお母さんが悪いよ。 自分が先に駆け込んで、身体を張ってドアを開けといたんじゃなく、とりあえずベビーカー突っ込んでドア開けようとしたんだろうから、こりゃアンフェアだ。 ベビーカーを車道に降ろして、自分は歩道の先っぽで信号待ちする人とかたまにいるから、そういうところに気が回らない人って意外に多いんだろうな。
 新聞記事で問題にされていたのはそういうんじゃなくて、電車に乗るとき、ベビーカーは畳む?畳まない?というもの。 ルールとしては「電車へはベビーカーは畳んで乗らなければならない」。 メーカーとしては「ベビーカーで電車に乗ることは想定していない。 」んだそうな。 ついでに車椅子も畳んで乗らなければいけない…てのは書いてなかったけど。 しかし、おいおい、てことは何かい、荷物を背負ってベビーカーを抱え、で、赤ちゃんはどうするわけ。 子連れの荷物って半端じゃないぞ。
 畳め派の談話として、「車内で見かけて危ないと思う。 急ブレーキかけて、乗車が赤ちゃんの上に倒れ込んだらどうするのだ。 」なんて言ってたけど、だったら、「ベビーカーお持ちしますから、赤ちゃん抱いてここお座りなさい。 」くらい言ってみろってんだ。
 ま、去年の交通バリアフリー法施行まで、一人で車椅子ユーザーが電車に乗ること自体が違法行為だったお国柄だから、アレですけどね。
 ても、それって、「一人で乗せるのは危険だからいけない。 」のであって、そうだとすれば、付き添いを付けるのは、鉄道側の責任で、あたしの責任じゃないもんね。 バリアフリー法施行しからって、車椅子の構造が電車対応になったわけじゃなし、車両は一部車椅子対応になったけど、必ずしもそこに乗せてくれるわけじゃなし。 ベビーカーだって同じこと。 赤ちゃんを安全に運ぶのは、輸送機関側の責任だし、安全なベビーカー作るのはメーカーの責任だし。 4つの車輪の上に座ってんのは車椅子も同じとすれば、危険なのは同じ。 だったら、車椅子も畳まなきゃいけないってことだもんな。
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2002年 9月 14日 (土) 15時33分 のぼやき一打ち7人

 このタイトルを見て、グリムの「勇ましいちびの仕立屋さん」だ!と気付いた人、あなたはエライ。
 このお話は、ちびの仕立て職人が、仕事中、うるさいはえを追い払うために、革のベルトをひと振りしたら、一打ちで7匹やっつけられたので、「一打ち7人」というのぼりを立てて遍歴の旅に出る、というものです。 一人前の親方になるためには、遍歴を経験しなければならず、親方としてギルドの一員になると、何かコトが起きたときには、「出入り」に参加しなければならなかったので、親方候補生のちびの仕立屋さんが、仕事の腕ではなく、腕っ節の強さを看板にして遍歴に出るのは、いかにもヨーロッパ中世らしい道具立てなんです。
 さて、替わってこちらは現代ニッポン、よーのすけの話。
 だいぶ涼しくなってきたとはいえ、まだ、あの夜中にうぅう〜ぅん、という羽音とともにやってくる蚊、あれには悩まされます。 とくに秋の蚊は毒を持っているのか、刺されると腫れてしまい、なかなか治りません。 風呂場で裸の時なんかにまとわりつかれると、かなりヤな思いをします。 で、当然のことながら、うちじゅうでぱっちんぱっちんやっているわけですが。
 素早く正確な動作をするとき、人間は、健常者諸君が考えているよりも多くの筋肉を一気にコントロールしてます。 いろんなファクターが、強調しつつ連動するわけです。 脳性マヒさんの場合、連動するべきコントロール信号に雑音・断線が入っているので、その一連の運動を別々に意識下でコントロールする努力がいります。 ボールを投げる、なんていう動作、苦手ですね。 腕を勢いよく伸ばしながら一定のところで5本の指を伸ばす。 このとき、「ついでに両足を一気に縮めろ」、なんていう誤指令が出たりするから、そっちも押さえておかなきゃいけない。 手を振り上げたあたりで、気疲れして、もういいや、って気になりますね。
 こんなんですから、小さな目標に向かって素早く正確に手をうち下ろす、なんてのは、かなり至難の業なんです。 ところが不思議なもんで、よーのすけ、退治できるんですわ。 風呂場で濡れたタオルをひと振りしてたたき落とす高等技術を持っているのはよーのすけだけだしね。 とろくてノーコンなよーのすけが、どうして蚊をとれるのか、というのは、よーのすけ七不思議の一つになってます。
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2002年 9月 20日 (金) 22時6分 のぼやき猫の恩返し & 編集後記

 映画を見てきました。
 本日の更新は、その成果であります。 割とよく行くショッピングモールなんですが、先月行くまで、「短い手すり」だったってこと、すっかり忘れてました。 で、今日、カメラを持って、ついでに映画(逆だって)見てきましたです。 角度が悪いので、ちょっとわかりにくいかな。 写真はついお手軽で、しかもデータサイズが大きいので、いよいよ、引っ越すか、分家を考えないと。
 この「短い手すり」は、最近、多くのこぎれいな施設で見かけます。 当サイトのお客さんたちからも、手すりが短くて…という報告をいくつかいただいており、何でかな、と思ってたんです。 が、先日入手したTOTOのバリアフリーマニュアルを見て、理由がわかりました。 完全車椅子ユーザーの中には、あの手すりをどけて、車椅子と手すりで移動する人がいるんですね。
TOTOのマニュアルには、前向き移動のケースの紹介がなくて、ちと恣意的な感じもしましたけど。 そちらの方の紹介もしておきました。

 去年も今時分、「千と千尋の神隠し」を見てきた、よかったよ、と騒いでましたね。 今年の「猫の恩返し」も、宮崎駿監督ではない、ということで、例年ほど騒がれてはいないようですが、なかなかの佳作です。 平日の午後、ということで、ショッピングモール自体もえらく空いていましたが、映画館と来たら、私と母、それにもう一人の女性客、というとんでもない貸し切り状態。 この上なく気分のいい映画鑑賞でした。
 短編の方は、実験的な素っ頓狂な作品。 ですが、前衛的ながらも、大笑いできる作品です。 何気なく見えて隅々まで凝ってます。 これは、先にパンフレットを見ておいた方がいいかもしれない。 そして、「猫の恩返し」。 「ナウシカ」以前の雰囲気があるとでもいいましょうか。 とことん楽天的な穏やかさとユーモアにあふれた作品です。 リアリティを愛する向きにはお奨めできませんが、よーのすけの世代にとっては、子どもの頃大好きだったお話の雰囲気があると思います。 母も横でひくひく笑ってましたし、お奨めですね。
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2002年 9月 23日 (月) 14時59分 のぼやき車椅子トイレの位置ってさ…

 某大学に、行ってきました。 よーのすけが用事があるのは今や研究棟ばかり。 圧倒的多数の需要がある一般教室の情報が流せないのが残念ではあります。
 今回行ったのは、まだ、黒と黄色の看板がそこここに目立つ新築の建物です。 研究棟というのは、エライお客さんもたくさん来るところですので、見栄はりますから、結構古い建物でも、一応車椅子トイレ付けてありますし、少なくとも洋式トイレはどっかに一個つけてあるもんです。
 とはいっても、各階にある、という優雅なことはしてくれず、大概1棟に一つ。 同じ棟だと思っていたら、実は廊下でつながった別の棟だった、なんてこともよくあります。 大学というのは、「駅」に似たところがあって、業務の拡大にしたがって無計画に建て増ししていきます。 だから、「ハンディキャップトイレは4階」となっていても、実は隣の棟の4階で、しかも4階でしかつながっていない、なんてことがよくありますから、かなりの注意が必要です。 大概廊下でつながったところに設置しますが、時にはつながっていない階に設置されていて、エレベータの乗換が必要、なんて場合もあります。 その辺歩いている人は、ハンディキャップトイレの位置なんて知らないしね。 棟が変わって学部が変われば、内部の人でもよその棟のコトなんか知しらんわ、っていう人がほとんどですし。 大型施設の中では、大学は、最もトイレからの帰還が難しい部類に入るでしょう。
 さて、今回の建物のハンディキャップトイレ。 大きな建物でしたが、やはりハンディキャップトイレは一カ所だけ。 よーのすけがいた部屋からはかなり遠そうだったので、同じ階にあった一般トイレを覗いてみました。 今どき珍しく、和式が3つ、洋式が1つという組み合わせした。 で、ありがたかったのは。
 洋式トイレにL字手すりが付いていたんですわ。 しめた、コイツは使える、と思いました。 しかし、ちょいと躊躇したのは、この洋式トイレ、一番手前に付いていたんですよね。 両側に二つずつの個室。 そして、手前に洋式トイレ。 車椅子を乗り付けたらどうなるか。
 答え。 他の人が入れなくなる。 …ですよね。
 確かに、体が不自由な人に一番奥まで行け、というのは思いやりに欠けますが、だからといって、自分が入っちゃったらほかが使えないトイレ、というのも思いやりに欠ける気がする。
 このトイレ、敗因は、洋式トイレ側に用具入れを設置してしまったことで、洋式トイレと和式トイレを左右入れ替えておけば、車椅子置くスペースが多少とれた感じでした。 なかなかそこまでは考えが及ばないんでしょうねえ。 もったいない
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2002年 9月 24日 (火) 22時17分 のぼやき金庫泥棒

 かなりどうでもいい話ですが。

 よーのすけ、関東地方の人間です。 最近関東の一部では、「金庫強盗」が、流行っており、地方ニュースでは、しばしばこの話題が出て来ます。 手口としては、夜中に事務所などに侵入して、金庫ごと運び出し、トラックで人気のないところに持っていって、ゆっくり扉をこじ開けるというもの。 ニュースでは、判で押したように「100kgあまりの重い金庫をわずか数分で運び出し…」と、さも不思議&オオゴトであるかのように報じております。 が、ちょいと待った。

 電動車椅子+体重50kgの人間=100kg=金庫の重さ

ですよね。 よーのすけは試みたことはありませんが、この電動車椅子ユーザーの「おみこし」、普通は4、5人でやります。 おみこしですから当然階段です。 しかも乗っているのは、座っているのも多少おぼつかないような人間ですから、金庫よりかはだいぶ気を使って担がなきゃいけないはず。 とはいえ、5分程度で、一階分の移動は完了するはずです(とゆーか、それ以上担いでいたくないやね)。
 他方、金庫ってたいがい1階にあるそうだし、上にある場合には必ずエレベータがあるらしいんだね。 100kgのものを2階に上げるのはおっかない、あるいは、階段ではよう運びきらん、ということらしい。
 こう考えると、「100kgの金庫を4、5人のグループが数分で運び出し…」ってのは、当たり前じゃん、っていう気がしてきませんか。 階段があるわけじゃなし、台車にひょいと乗っけるだけならなおのこと。 金庫は、傾いた!といって、悲鳴を上げたりしないしね。 100kgで安心してちゃいかんですよ。 (傾けると悲鳴を上げて暴れて落ちる金庫」ってのは、防犯上いいかもしれない。 )
 ま、金庫なら、運び出したら何か「上がり」があるのでやる気も出ましょうが、電動車椅子運んでも、せいぜい「ありがとうございました」って言われるくらいで、何も出てこないもんね。 やる気、出るわけないですわなあ。
 やりたくないもん、やらないですませるためにも、やっぱ、エレベータ付けないとね。 というか、常識的には運べない、と思われる重量を持つ金庫並みに、電動車椅子ユーザーって、重いのね。
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2002年 9月 27日 (金) 22時8分 のぼやき「車椅子ユーザー専用」看板の置き場

 車椅子ユーザー専用駐車スペースに、歩くのに困らない人が駐車しないように、という配慮でもって、真ん中に三角コーンとかが置いてあります。 当サイトでは、ときどき話題になっています。 車椅子ユーザー専用駐車スペースに車を止めるには、歩いていってコーンをどけねばならず、歩けないはずの車椅子ユーザーが、どうやってどけるのか。 車椅子ユーザー専用駐車スペースに車停められるのは、結局足が達者な人じゃんか、ってわけです。
 さて、よーのすけの仕事場には、よーのすけのために設けられた車椅子ユーザー専用駐車スペースがあります。 地面に大きく枠組みを取り、車椅子マークを大書してあります。 それでも効果がなかったので、いつの頃からか、バス停の看板みたいに、直径40cmほどのコンクリート台に金属のパイプとプレートで看板を作り、立ててくれたんです。
 この看板、停留所ほどではないにしても、かなり重いもの。 持ち上げることはできず、円筒形のコンクリート台を転がさないと移動できないはずなんですが、不思議なことに、ちょくちょく移動するんです。 駐車スペースですから、当然ヘリに立っていないといけないんですが、しばらくご無沙汰すると、なぜか真ん中に突っ立っている。 用務員のおばさんにどけてもらおうとしたら、動かせず、男の人を呼んできたくらいのもんですから、基本的には「お気軽に移動するもんじゃない」のは、わかってるはず。 それを、駐車スペースの真ん中に置いちゃおう、っていうんだから、不思議な発想する人って存外多いのかもしれない。 それとも、真ん中に立てたくなるのが人情なのか。
 セメント渡して、「他の人が停めないように、この看板立ててください。 」って言ったら、やっぱり、駐車スペースの真ん中に立てるかしら。 …立てるかもね。
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2002年 9月 28日 (土) 21時35分 のぼやき車椅子、毎日見ていても…

 さて、立て続けにヲタク系(?)車椅子CGを出してみました。 ほぼ毎日乗ってるものであるにもかかわらず、いざ描くてぇと、難しいですな。 結構部品が足りなかったりもするし。 「夏休み」なんて、足首の後ろのバックベルト書き落としてるし。 これでは、足が後ろに落ちる、あるいは「片マヒ」系の車椅子ユーザーじゃん。 この若さで片マヒ系の車椅子ユーザーてのは…まあ、いなくはないけれど、珍しいよね。 どちらかというと上半身が著しく不安定で、ヘッドギアとか付けてる部類のユーザーだね。
 それにしても、障害者系絵描きで、コミケ系というか、マンガ系、アニメ系というか、こーゆー系の絵を描く人っていませんね。 ネットで、障害者系イラストページをサーフィンしてても、お目にかかりません。 確かに、マンガ・アニメ系の絵は、線の美しさが重要なので、手にマヒがあるときれいには描けません。 かくいうよーのすけも、ペンできれいな線を引けないですから、マンガ系の絵はあきらめたクチですが…。 筆ならごまかしようもあるけど、ペンは引いたとおりにしか出てこないんですもん。 とはいっても、手にマヒのないタイプの人は多かろうし、中にはアニヲタだっていてもよかろうに。
 この、車椅子美少女ユーザーのイラスト、というのは、実は、このサイトを開いたときから予定に組み込まれてまして。 だって、ほかで見たことないんだもん。 やっと載っけたわけですが、描いてみてわかったのは、とても難しいということ。 つまり、ああいうイラストにして美しい等身で描くと、車椅子がいびつになる、ということなんです。 すっごい縦長になるとかね。 多分、乗馬姿を描くのと似ているかもしれない。 車椅子って人の身体を包む感じになっている部分がかなり多く、人の等身がもろに響きます。 普通の椅子みたいに、ちょっとだけ描いて、後は足を組むとかでごまかす、ってわけにはいかないし、デフォルメの作法ができてないので、ちゃんと描かないとそれらしく見えないんですよ。 SD*1)車椅子なんて見たことないしね。
 「人だけ描いて背景はごまかす」タイプのイラスト描きだと、車椅子ユーザーは描けないですね。

*1)SD:スーパーデフォルメ。 特に二等身にしたキャラのこと。 「ガンダム」をおちょくった「SDガンダム」が有名。
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2002年 9月 06日 (金) 22時45分 のぼやきタイプミス

 補助具なしで、曲がりなりにも両手を使ってタイプしてますから、ましな方だとは思いますけれども、やっぱりコントロールが悪いんですよね。 したがって、ミスタイプ・ダブルタッチ・反対に押し切れずに字が抜ける、という奴がとっても多いです。 で、キーボード叩く数を減らすため、カナ入力していますが、それでもタイプミス無しで一気に変換できるのって5回に3回くらいかな。
以下、ここ2,3日で、やったミスタイプ。 変換した後、自分が何書いたのかわからなくなった奴を集めてみました。 カナキー配列を見ながら、何を書こうとしたのかを当てて下さい

◆問題
(1)死湯館多岐な (2)つりふげ (3)多く苦 (4)凝り毛哉義務 
(5)双宇治手獅子法的な目的 (6)種あ゛ん 
(7)ありかが差宇 (8)自律まがい年賀 (9)篠や 
(10)小トン留 (11)固化とトロール

解答は、この文の最後にあります。

 叩く数が増えれば増えるほど、ミスが増えるのでカナ入力しています。 ローマ字入力だと、一文字入れるのに二つキーを叩くので間違う確立は2倍。 直すにもキーを二つ叩かないといけませんし、それでまた間違ったりしますから。 それくらいなら英字と和文のキー配列を両方覚えた方がマシです。 入力デバイスとして、キーボードだけは選択の余地ないですもんね。 「しゃべるより早い親指キーボード」なんてのもありますが、あれって、右手と左手指一本でも早く打てるのかしらん。
 ほげほげキー+ふがふがキー、という組み合わせ打ちがあまり好きでないので、極力ワンストロークでできるようにキーカスタマイズしています。 DOS時代からATOKを使っています。 アレは、「独特のキー仕様」、換言すれば、マイクロソフト仕様ではない、ということで、一部の人々には評判が悪かったですが、日本語FEPのするべき作業は全て指一本でできるようになっていて、「合理的ではないので覚えにくいが、効率はよい。 」ものでした。
 今では、ほとんどのIMEがキーカスタマイズできるようになってますね。 変換・再変換など、どうもなんとかならんかね、と思う人は、一度キー形式をATOK形式にしてみたらいいかもしれません。
 健常者は、間違っても、全部消して入力し直すようですね。 いろんな機能を駆使するのは嫌らしいです。 でも、よーのすけの場合、打てば確実にミスタイプ、ですので、極力消さず・打たずをモットーにしております。 頭文字だけで変換履歴が使える省エネ変換・確定後も変換ができる再変換、とことん使い倒してます。 変なもんで、不随意運動でとんでもないキーを押したばっかりに発見した機能、なんてのも結構あるのよね。 再現するのに時間かかかるけど。
 叩くのは遅いし、ノーコンだし。 じゃ、音声入力使ってみよか、といったって、言語障害だしねえ…。

そういえば、誰も名乗り挙げないうちに、10000アクセス越えてましたね。

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◆解答
(1)主観的な (2)作り上げ (3)大きく (4)この権利義務 
(5)総じて私法的な目的 (6)手段 
(7)ありがとう (8)自律の概念が (9)今や 
(10)異なる (11)コントロール
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Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]