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ぼやっきいなよーのすけ 2002/06
最近の自動ドアは赤外線式です。
ドアの上から斜めに赤外線が出ていて、その中に入るとドアが開く仕組みです。
低くなるほど、ドアから離れたところにセンサーがかかります。
そうなると、遠くを通っても開いてしまうので、地上まではセンサが届かないようにしてあるようです。
したがって、この自動ドア、車椅子ユーザー程度の背丈だと、反応しないことがあります。
そんなときは、ドアの前で、手を挙げてセンサに向かって振ると開きます。
しかし、よーのすけの両親くらいの世代だと、自動ドアって、ドアマットにかかる体重で開くもんなんですね。
ドアの前でぴょんと跳ぶ。
この組み合わせで自動ドアの前に立つと、どうなるか。
車椅子ユーザーのよーのすけが先にドアに突き当たります。
ドアは開きません。
よーのすけは、ドア上のセンサーに向かって手を振ります。
後ろで押している人は、ぴょん、と一生懸命ジャンプします。
…これ、自動ドアのガラスに映っているのを見ると、かなりヘン。
中から見たら、さぞかしヘンだろうね。
こちらか手を振ってドア開けるの遅れたりすると、車椅子持ち上げて、どん、とか始めるから、侮れません。
「ドアが開かない」って、人間の心理にものすごい焦りを生むらしい。
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蒸し暑くなってきましたね。
冷たいものが欲しくなる今日この頃。
よーのすけ、あまりアイスクリームなどは食べない方ですが、ソフトクリームだけは別格。
執着します。
ソフトクリーム好きのよーのすけにとって、隣の建物にソフトクリーム売場、しかも1杯120円也!が入っている現在の仕事場は、まさに天国、のはず。
だというのにそれなのに。
ここに10年も居座っているのに、よーのすけ、まだ3度ほどしか食していない。
そう、車椅子で、ソフトクリーム食べるって、とっても難しいんですな。
売場でソフトクリームてんこ盛りにしてもらい、さて、どうやって移動します? レジに居座るわけにもいかないし、せめて3mほど移動して、店外に出ればいいのだけれど、片手にソフトクリームてんこ盛り、では、その場で回ることしかできない。
ソフトクリーム片手に、通りすがりの人に押してってもらうってのも、ちょっとねえ…。
と言うわけで、夏になると、今年こそ!といろいろ企むのだけれど、毎年玉砕するばかり。
なんかいい手は、と今年も悩む気候になりました。
立食パーティでも、同じ状況に悩まされます。
食べ物取ってしまうと動けないのよね。
コイツも毎回いろんな仕掛けを構想してみますが、どうもねえ。
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昨日は甘いぼやきだったので、今日はすっぱいぼやきを。
(なんのこっちゃ)
ここ数ヶ月、仕事場の共同使用コンピュータの電源が落ちなくなっており、初期状態に戻すかどうか、と相談していました。
戻すとなると、丸一日仕事になるので、誰がやるんだ、という話になりますし、一気に全て復旧させないと、皆の仕事に差し障ります。
それで数ヶ月ほったらかされてました。
よーのすけ、一応「責任者」ってことになっている手前、ちょびちょびいじってはいました。
「一太郎のパス設定ミス」とか、電源管理系DLLの破損、とか、思いつくままに。
でも直らず、暇が出来たらフォーマット、が決定してはいたのです。
しかし、つい最近、この症状が、「スパイウエア」なるものが引き起こす症状の一つと同じだと言うことを知りました。
それで、駆除ソフトを探しまして、まずは自宅のパソコンで。
父のお下がりのこのパソコン、かつてジャマイカ宛のダイヤルQ2を拾ったことがあり、いまいち信用がならなかったので、試してみました。
使い方が分かったところで、いよいよ仕事場のパソコンです。
驚きましたねえ、スタートアップで常駐している奴が1匹と、その他2匹、全部で120アイテムを発見。
システム障害を引き起こしていたと思われる常駐スパイなんて、「プログラムの登録と削除」に登録されていたですよ。
削除したらすっかり安定しました。
ディレクトリの作成日を見たら、なんと2年前。
そういえば、そのころ、電源を切るとスタンバイモードになってしまう、という状態が続いており、システムチェックをかけたら、電源管理系DLLか破損していて、上書きしたら直った、という事件があったんですが、アレがコイツか。
IEをバージョンアップしていくうちに、正常に作動しなくなっていたらしい。
おかげで気付いたわけだけど、それにしても、2年間もスパイされてて気付かなかったとは、おおこわ。
スパイウエア退治ソフトを試してみたい人はこちらをどうぞ。
Ad-aware http://www.voiceofthepublic.com
日本語化モジュール http://isweb42.infoseek.co.jp/computer/koni_bdc/
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6/28の車両税に関する税務署からのお知らせはがきの後日談。
県税事務所に問い合わせて、「はがきの右側を切って、最寄りの税務署に郵送せよ」との回答を得たよーのすけ。
翌日さっさと書いて投函しました。
問い合わせたのは最寄りのY税務署、提出先は、おたくの所轄はあちら、と指示されたK税務署です。
数日後、K税務署から電話があり、「これは何ですか。
」 何ですかって、そりゃお宅が送り返せと言った報告書じゃないですか。
よ:「Y税務署で今すぐお宅に送れと言われたんですが。
」
税:「これ、車検の時に持ってきてほしいんです。
でも、返信用封筒がないんで、送り返せないんですけど。
」
よ:「(当たり前じゃん。
提出ってことは行ったきりなんだから、返信用封筒付ける奴がどこにいる。
大体、返信用封筒がないから送り返せないってどういうこっちゃ)では、それは車検業者に渡せばよかったんですか。
」
税:「いいえ、ご自分で…。
」
よ:「車両税の手続きなんて、業者がやるもんでしょう。
」
税:「いや、大抵減免申請は本人が…。
え、したことない? いつも業者? そうですか。
うーん、お返しするには返信用封筒が…。
」
やけに返信用封筒にこだわっていましたが(90円切手+封筒じゃん)、結局、そのままということに。
ま、読んでわからない指示を寄越す場合って、寄越した方も何をしたいんだかわかってないってことでしょうね。
装具類の給付基準も、こっちが読んでわからなかったら、向こうもわかってないってことで、ちっと大きい態度に出たら通るのかもしれない。
いささかスズキムネオ的態度ですが。
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ここのところ、いつも使っているエレベータで、「何階に行きますか」としょっちゅう聞かれるようになりました。
ときには、心配して、わざわざ自分が降りる階を通り越して付いてきてくれる人もいたりします。
あの、ちょボラの変なCMのせいかしらん、と思いつつも、こちとら、自立した大人のつもりでいるわけだから、ここまでされると「こんにゃろ、ナメとんのか。
」という気分になってきます(中にはこういうガラの悪い車椅子ユーザーもいますので、親切な健常者のみなさんは気を付けて下さい。
)
で、今日、一緒に乗り合わせた人の行き先どこかな、と、コンソールパネルを見上げて、気が付きました。
車椅子ユーザー用コンソールと連動していない! 私の行き先明かりが点いていない!
ってことは、よーのすけってば、行き先ボタンを押さずに(押せずに)、ぼーっとエレベータの箱の中にいる、哀れな障害者に見えてたんじゃん! ひぇえ、何てまぬけな話。
いったいいつから連動切れてたんだ。
こないだの点検かな、それとも…。
それでなくても、ナメて見られるんだから、まぬけさを助長するような舞台設定やめてほしいよね。
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本屋のWeb技術コーナーを見ていたら、サイト構築のアクセシビリティに関する本がありました。
これが変型B5版、300ページ程度の巨大本。
サイトをユニバーサル化するにはこんなに一杯いろんなことせにゃならんのかい、と、思わずめまいを覚えました。
まあ、元はと言えば、最初にユニバーサル志向でWeb技術を構想せんかったのが間違いの始まりなわけですが。
実際にタグ打ちでWebページを書いてみるとわかるけれど、HTMLの表現力自体が、かなり貧弱で、見てわかりやすく配置できるようにはそもそもなっていないんです。
だから、視覚的に読みやすく配置するにはトリッキーにタグ組みせざるをえない。
そうなると視覚障害者には読めなくなる。
晴眼者にとって、文章のレイアウトは、素早く読むのに重要なことなのですが、それが視覚障害と両立しないように出来てるわけです。
一応それを反省してみたのか、最近スタイルシートというものが出て来まして、これは、本文とレイアウトを分けて記述する文法です。
ところが、これを表示するブラウザの方にバグ・不具合が多くて、今ひとつ使い物にならない。
フォローしていることになっていても、隣に来るものとの組み合わせによっては、バラバラになってしまう。
よーのすけ、どういうわけか、マイクロソフト系のソフトとはとことん相性が悪くて、ブラウザもやたらたくさん集めてます。
それらでネットサーフィンしていると、ときどきほんとにバラバラ・文字無しっていうとんでもないページにぶつかりますよ。
インターネット発信の良さは、情報の受け手側が受け取り方を選択できるという点にあると思ってます。
だから、その選択肢は十分に保障される体系がいるわけです。
とはいえ、最初でしくじったのが痛いよね。
IEは、あれだけ致命的なセキュリティホールを量産したおかげで、旧バージョン使っている人はほとんどいなくなってしまったけれど、ネットスケープ系は、旧バージョンのインターフェイスが使いやすかったせいもあって(私も好きだった)、ver.3とかの人結構いるんですよね。
ちなみに、現在よーのすけの常用ブラウザはOpera6.3でございます。
で、このページの表示確認は、IE4.0、IE5.5、Netscape4.7、Mozilla6、Lynix7で取ってます。
ここまで来ると趣味ですね。
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高速道路の自動料金支払いシステム、あれは、上肢にいささか問題抱えつつ運転している人には便利かもしれません。
よーのすけは、ハイウェイカードを使ってますが、通行券を取る、割引証と通行券とカードを出して、カードと領収書受け取り、次の有料道路のためにハイカだけをよけて新しい割引証とそろえておく、という作業を料金所内でするのは結構大変です。
何せ両手ふさがっているんですから。
どうするか、は今日のところはご想像にお任せしておきましょう。
現金支払いということにでもなったら、小銭の受け渡しが必須ですから、ますますえらいことです。
え、お釣りがないようにすればいいじゃん、ですって? 何寝とぼけたこと言ってるんですか。
お釣り無しってことは、小銭を支払うってことでしょう。
小銭を拾い集めることくらい難しいことはないんですから。
今月から、前払いによる割引制度が出来ました。
身障者割引も効くらしいです。
これは、通行券取り損ねるとか、ハイカ受け取り損ねて落とす、とかの恐怖から解放されるし、「あ、ごめん、全額取っちゃった。
お客さん、どうしましょう。
」という騒ぎにならなくても済む。
それで、どうやるのかな、と、パンフをもらってみたところ、「身障者割引には、従来通り障害者手帳の提示と割引証の提出が必要です」。
?。
ETCって無人なんだよ。
手帳の提示は省略できるとして、割引証はどこへ渡す。
昨日から問い合わせようとしてるのだけど、お話中でつながらないです。
オフィスタイムしか受け付けてないので、母に電話かけてもらってます。
で、こうなると、もう、親子でぼんやりモードに突入するしかない。
「人が入る場所は残っているから、小石を中に包んでひねり、えいっと中に投げ文する。
」「そこだけ障子が立ってたりして。
」「何聞けばいいんだっけ。
割引証は投げ文作るんですか、って聞くんだったね。
」「そうです、って言われたら、阪神高速に電話つながってるよ。
」
早く電話つながらないと、どこまでもエスカレートするよ。
誰か止めて。
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アンケート企画なんか始めて、訪問者のみなさんから、いろいろ情報をいただいたりするようになりました。
掲示板でのおしゃべりも、テーマによってはみなさんの情熱というか、「聞いてよ聞いてよ、ねえ。
」という思いで盛り上がったりして、こんなにしょぽいサイトでいろいろな人が「聞いてよ、聞いてよ」と、お話ししてくれるのは、サイト運営者にとっては、とってもうれしいことです。
ひとりでもそもそ書いているうちはあまり気にもしていなかったけれど、これだけいろんな人のいろんな思いが繰り広げられると、家主としては、もう少し、アクセス向上の営業活動せにゃいかんかなあ、なんて、思ったりもします。
今のところ、登録してあるのは、YAHOO!の「障害者−体験記」だけ、しかも、「電車や公共機関を使った記録」ってだけですもんね。
色気も何も合ったもんじゃない。
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「障害者」のラベルを貼ってもらっているのは、現代日本では1.3%。
まあ百人に一人、ということで、まんべんなくばらまかれた状態で生活していれば、互いに遭遇する確率はかなり低いと言えます。
道の真ん中で、「HELP!」と叫べるのも、自分以外が健常者だ、という前提があっての話。
周囲がみんな自分だったら、それどころの騒ぎじゃない。
自分が多少ぶきっちょなことしても、周囲が何とかうまくやる、ということが当てにできてこそ、無茶気味のことも出来るというものです。
ところがどっこい。
よーのすけが毎日通っている高速道路の料金所に、先週ごろから、新しい料金徴収の人(なんと驚け、あそこにいる人「主人」と呼ばれてるんですぜ)が配属されてきました。
この人が、少々不随意運動気味でして。
卒中か何かの後遺症みたいです。
で、よーのすけも、いきなりものをぶん投げる人でしょう。
お互いに、スムーズに取ったり渡したりが出来ない人が、二人して、ハイカと領収書のやりとりしようってんだから、これはちょっとしたアクロバット。
緊張しまっせ。
空中ブランコ並みに息を合わせないと。
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国際福祉機器展の案内はがきが来ました。
曰く、「老人と障害者の自立のための」 そんなフレーズがあったとは、今まで気が付かなかった。
「老人の自立」。
このフレーズ、数週間前にも新聞の見出しか、CMで見まして、すーごく気になったんです。
「障害者の自立」は、そんなに気にならないのに、「高齢者の自立」は、なんだかとっても違和感覚えるんですけど、それって、よーのすけだけだろか。
よーのすけの感覚だと、「障害を持つ」というのは、現行社会の中で生きていく条件をリセットされた状態なんですよね。
トランプやっているときに、自分だけ手札が半分しかないよ、っていう感じです。
ポーカーで手札3枚だったら、はじめから役ができず、ゲームに参加できないわけ。
したがって、自立への道というのは、手持ちの札を並べてみて、まず、どうやって、ゲームに参加するか、参加したとして、どうやって対戦するか、切り込んでいくか、あわよくば勝つか、という戦略だと思うんです。
だけど、「高齢者」の場合は、そういう感じがしないんだなあ。
というか、そういう言い方って、ものすごく、ものすごく失礼な気がする。
いや、もちろん「障害者の自立」が失礼でないか、っていうと、そうは言い切れないんだけれども、まあ、上のような戦略的にとらえれば、それほどヤな感じはしないんです。
手札3枚でそれなりに対戦できたら、そりゃむしろ痛快ってもんです(やる方は大変だけどね)。
だけど、高齢者っていうのは、それまでゲームをフェアに支えてきたプレーヤーたちでしょ。
そういう人たちに、「ちゃんとしたプレーヤーになんなさい」というのは、なんか、言うこと自体がいけないことのような気がするんだよねえ。
高齢者関係の報道を見るたびに、何となく、いやあな気分になるよーのすけでした。
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首都圏の辺境に位置する我が家でも、とうとうYAHOO! BBのADSLが配備されたみたいです。
NTTフレッツは何せ高いし、高い割には不安定らしい、ということで。
YAHOO! BBなら@niftyと併用したってNTTより安く付く。
というわけで、検討中だったりするんですが。
ついでに、現在のプロバイダ、@niftyの条件なんかを見ていて、びっくりしたこと一つあり。
今どき、ホームページスペースが10MBしかないやん! 無料スペースだって50MBのご時世に、2000/月でそりゃないよ。
と、思いつつ、自分のサイトの体重を量ったら、
8MB。
息が止まるかと思った。
よーのすけがホームページ開設するときに、お手本にした某サイトが、「規定の2MBを越えかけてるので整理します。
テキストだけだってのに、なぜだあ。
」と叫んでたことがありまして、すごいなあ、と思ってました。
当サイトは、実際、ページ構成もディレクトリ構成も、そこをそっくりそのまま真似ておりまして、目指せ、○○と思っていたんです。
とはいえ、5月にサイトのダウンロード版を作ったときには、まだ、1,4MBしかなかったのに、変だぞ、と思ってよくよく量り直したらば、3MB。
やれやれ。
あわててフリースペース探ししちゃったよん。
しかし、2ヶ月で倍ってほんとかしらん。
ただいま企画中のコーナーがありまして、その分も入れると、5MBになりそうなんですけれど。
あんまり気前よくログとか残しておけないかもね。
しかし、たった3年前は、10MBのレンタルスペースなんてすごい、と思っていましたが、今や、フリースペースだって50MBの時代ですもんね。
それだけダウン&アップロードする、と思うとぞっとするけどさ。
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「今年こそは氷ミルク」
ここ十年ほど、夏になると、毎年わめきちらしつつ、一度も実現していません。
第一、「かき氷」自体が最近珍しくなっちゃってます。
プールサイドやお祭りの屋台なんかで出る、紙コップに入った奴じゃなくて、ガラスの器にこんもりと盛られたかき氷。
でも喫茶店で出てくるのは、「フラッペ(だっけ?)」なる、かき氷とは似て非なるものですし。
大体、今やどこへ行っても冷房効きまくり。
車椅子でもって移動できる範囲というのは、大抵建物の中だから、上着が欲しくなることはあっても氷は欲しくならないし。
外は自動車か電車で走っているから、これまた冷房だし。
ごくまれに、外歩いて、「暑いよー」と言ってみたところで、喫茶店に入ってしまえば、かいた汗を冷房で一気に冷やされ、オーダー取る頃には「うーん、紅茶。
ホットで。
」ということになるし。
全然氷ミルク気分になれません。
子どもの頃、二軒隣のコロッケ屋さんが、冬はおでん、夏はかき氷をやっておりまして、ガラガラ戸を開け放してよしずをかけ、扇風機だけが回っている薄暗い店内で、よく食べさせてもらったもんです。
「今年こそ、冷房のないところで氷ミルクが食べたい。
」
我ながらあきれるほどささやかな憧れですが、今やなかなか手が届かないものになりつつあります。
なんか、こないだも、氷菓子の話をしたような気がするな。
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今年入ってきた新人さん、いささか問題ありの人物でして。
この間は、「パソコンが動かなくなりました!」と大騒ぎを始め、パソコン触れる同僚数名を巻き込んでの大騒ぎ。
幸いにして、よーのすけは留守してましたけど。
で、中の一人が、デスクの下がずぶ濡れになっていることに気が付き、「まさか」と思いつつも、キーボード傾けたら、コーヒーがざざあーっと流れ出してきたらしい。
コーヒーこぼしました、とは、本人の口からは一言も漏れなかったらしい。
後から報告を聞かされて、よーのすけ、お説教垂れる役と、壊れたキーボードの算段する役を押しつけられ、えらい目に遭いました。
本人が、ちっとも、悪いことしたと思っていない風なのが、いささか気になるんだけどね。
現場で、騒ぎに巻き込まれた人々は、「動かない、って騒いでるだけで、何も言わないんですよ。
冷房切れていたんで、てっきり熱暴走だと思ってました。
キーボードの上で、コーヒーひっくり返して、黙ってるなんて。
それと、おかしくなったことと結びつけられないなんて、信じられません。
非常識です」と憤慨してます。
当たり前だわな。
とはいえ、長年障害者やっとりますと、世の中には、一目見てわかりそうなAとBの間の因果関係が、わからない人って、思いのほか多い、ということは、身に染みてますから、まあ、そうゆう奴がおっても、それほど驚きませんね。
こういうパターンもありか、という新鮮さはありますけれども。
よーのすけ、狭い室内に入るときは、廊下に車椅子を置いて、伝い歩きしながら入ります。
そのとき、手掛かりがないので、ドアノブに掴まって入るんです。
そのさい、親切なつもりなんでしょうけど、いきなり通りすがりにドアを力一杯開ける奴、相当数いるんですよね。
よーのすけがドアに体重をかけているんですから、なかなか開かないのは当たり前。
よーのすけ、吹っ飛ばされないようにしがみついてんだもん。
「やめてくれーっ」っていう悲鳴ももものかわ、渾身の力を込めて開け放して、後ろを振り返らずに去ってゆく。
その結果は…ま、ご想像通り、ですね。
どんがらがっしゃん。
「シェーン気取りもいい加減にしやがれーっ(古いね私も)という怒号が響くことになる。
で、こういうことする奴って懲りないんだよね。
よーのすけがドアに手をかけてると、突進して来るんだ。
親切しなきゃ、という思いは、結構なことなんだ。
だけど、自分がしたことと、その結果、よーのすけがこける、ということの間に、どうしても因果関係が見いだせないらしくて。
ほんと、世の中常識は通用しない、ってこと、身をもって体験してます。
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久々の編集後記です。
更新してなかったわけではなくて、しばらく言い訳していませんでしたからね。
今回の更新は、当サイトのお客さんからネタをいただいています。
車椅子ユーザーから見たら、どう考えても「ヘン!」な数々のハンディキャップトイレの写真を提供していただきました。
しかし、現実にこんなトイレが存在する、ということは、施工者、設計者、設置者が、みなさん、こんな妙てけれんなトイレ作ってで「納得」してしまったということなんですよね。
写真を見せていただいて、手を叩いて大受けすると同時に、真剣に心配になったわけです。
車椅子ユーザーなら、写真見ただけで大笑いするか、あるいは怒り心頭に発するか、のどちらかでしょう。
しかし、現にそれをギャグでなく作ってしまった健常者諸君は、どこがおかしいのか、ちーともわからないかもしれない。
ということで、ハンディキャップトイレの使い方に関する1ページを設けました。
よーのすけは、車椅子から直接便座に移動する使い方を知りませんので、これについては、写真提供者である文月さんに教えていただいています。
ハンディキャップトイレの使い方を解説しているホームページって、多分あまりないと思います。
でも、掲示板などでトイレの話題を振ると、みなさんとっても燃えます。
障害がある人々が活動するにあたり、「トイレ」はこの上なく重要なアイテムなのです。
さて、今回は説明のために画像を多用しています。
表示がちと重い、ということがあったら、報告して下さい。
ページ二つに分けるなどして、閲覧しやすくしますので。
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ハンディキャップトイレの説明するために、折に触れて、ハンディキャップトイレ設置規格の基準を検索しておるのですが、見つかりません。
以前、営繕課の人に、階段をスロープに解消するように求めたら、車椅子設備の基準、というパンフレットを持ってきて、この階段を車椅子スロープ化するには、この角度にしなければならない。
それにはスペースが足らないので、階段のままとする、という説明をしたときに、トイレの設置図も入っていたような気がするんだけどなあ。
幻だったかな。
それにしても、あれだけ大量の「変なトイレ」が集まると、これ、「基準」の存在自体信じられなくなりますよね。
また、「基準」があって、ああなるんだったら、それはそれでますますコワイ。
「基準」通りに作ったらああなっちゃったのか、実際に設置する方が、適当に作ってああなったのか。
日々傾きつつあるおうちに住んでいるよーのすけとしては、日本の技術水準、先行き不安なような。
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Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]