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ぼやっきいなよーのすけ ☆ 2002年1月
▼頁末へ
年末から、のどが痛いよ、風邪っぽいよと言っていたのが、年明けと同時に風邪らしい症状を現しました。
、去年はほとんど外出できなかったので、完全に抵抗力落ちてます。
ちょっと表へ出ただけで風邪もらっちゃうとはね。
ま、正月に体調を崩すのはいつものことで、正月は調子悪いものと決まっているのでそれは気にしておらんのですが。
呼吸があまりうまくないのが、もろにバレるのが風邪引いたとき。
呼吸が浅いから、鼻水なんか出て来ちゃうとすぐに息苦しくなるし。
咳が痰ぽくなってくると、痰が切れないから、夜中苦しくなって飛び起きたりするし。
「マヒ」系の人って、風邪、結構おおごとなのよ。
風邪ついでに、パソコンにもヴィールス発生。
大晦日の夕方、ネットで調べものしていたら、突然、AntiVirusが警告を出してきまして。
調査してみると、ここ半年ほどアクセスもしていない、その存在すら忘れていたフォルダの中に、何故かMicrosoft Outlook Expressのメールファイルらしきもの(.eml)が発生してまして、これをNimda感染ファイルと認識したらしい。
3日前のスキャンでは引っかからなかったから、突如発生なんだと思う。
AntiVirusの奴、せめて、感染ファイルの日付情報くらいとっててくれればいいのに。
自然発生はありえません。
何となれば、このパソコン、Outlook Express、入ってないんだから。
Nimdaだから、たぶんどこかのホームページに感染していたのだと思うんですよ。
調べものページが、Javaスクリプト入れなきゃ見せてやらん、と言ってきたので、確かに一度ONにしたけれど、キャッシュに残ったソース見ても、それらしい記述がないのよね。
発信元に連絡してあげたいけど、どこだかわからない。
発生源がわからないのって、いやよね。
風邪なら、あそこでもらったんだ、って見当が付くけれど。
▲先頭記事
「速読法」のTV番組を見ていて、父がふと漏らしました。
「俺、速読法はレッスン受けようと思ったことあるんだよね。
俺、本読むの遅いんだ」並みから見ればたぶん「すごく速い」部類に入るであろうこの父の言葉、本読むのがあまり得意でない母はびっくりしてましたが、確かに、普通の生活していれば十分な早さでも、本を読むのが半ば仕事みたいになってくると、全然スピードが足りなくなってきたというのは私も同じ。
一日で本二冊のペースではてんで足らん。
子どもの頃から本を読むのが割と速かったんです。
というか、普通の人から見ると「めためた速い」らしい。
子どもの頃って、資力が限られているし、「読むのが速い=すぐに読むものがなくなる」というので、うれしい特技ではなかったんですけどね。
で、ちょっと速読法トレーニングについて見てみました。
そしたら、ほとんど、眼球と指先の訓練ばかり。
つまり、「読む」という論理的作業はそのままに、見る速度を開発する方法みたいだね、これ。
こういうのって、スムーズな動きがとことん苦手なよーのすけには不可能、ってことなのかしらん。
▲先頭記事
左手がほとんど効かない(と思う)ので、ひもを結ぶとか、紙をそろえて束ねるとか、両手のしなやかな連動が必要な仕事は苦手。
きれいに仕上げないといけないものなどは、大事をとって健常者諸君に頼みます。
ところがさ。
時々、そう、3年に1回くらい、こりゃ、自分でやった方がましだった、という仕上がりを見せることがある。
「ヘタクソ!」と怒鳴りつけたいのをぐっとこらえてしばし絶句。
誰に言われたとしても、私にだけは言われたくなかろうもん。
うっかり罵るとさ、その手二本も何に使ってるんだ、ばかたれが、一本ワシに寄越せ、もっとうまく使ってやるから、ってな言い方になっちゃいそうだしね、最後には。
それは、やっぱりまずかろう。
しかし、よーのすけ、ガラ悪いね。
「ああ、そう…。
もうちょっとこの辺何とかならなかったの。
」「いや、僕不器用なもんで。
こういうの苦手なんです。
」「まあ、いいか…。
でも、この辺とか、もうちょっとなんとかしてくれません?」「無理です。
ばらけちゃいます。
」結局、分解して自分でやり直したりして。
やり直したら、絶対見せられないけどね。
こういうとき、腹も立つけど、それ以上に、日本の将来悲観しちゃうぞ、よーのすけは。
自分よりひもがうまく結べない「健常者」なんて。
身体がもっと動かなくなったとき、こんなのヘルパーに雇う羽目になったら、結構ホラーだと思いません?。
▲先頭記事
ただいまー、と帰ってみたら、家は模様替えの真っ最中。
私から見たら、どう見ても非合理的な模様替えの仕方なんですが、その話はまあ置いといて。
どけた家具の下から出て来たのが、なんとびっくり、1992年の国際福祉機器展の出展カタログです。
今や有料でハローページみたいなカタログが、A3版とはいえ、たったの120ページ。
展示会場なんて、今の第1会場(第6会場まである)くらいしかありません。
出品されているのものはといえば、その…
だっせー!!!
車椅子とか、なんだかクラシックなんです。
とくに、スポーツ用車椅子なんて、これ、ホンマにスポーツ用? みたいな。
このころ、よーのすけはもうチタン製車椅子3年目だったと思うけど、そんなの出品物の中にないし。
今のしゃれたモジュール車椅子は、舶来品ばかり。
だいたい、車椅子の出品自体が少ないような。
なんか、ちっとも進化してないぞ、てな分野もあるけれど、義肢とか杖とかの装具はもちろん、服飾関係、コミュニケーション器具、変わったものは、とことん変わっているのを実感しました。
そういや、この時代、パソコンは、まだ真っ黒な画面に「A:>■」と出てくるMS-DOS時代ですよね。
それが、今はこーんなパソコン。
何台買い換えたことやら。
器具類も、進んだ分野はそれくらい進んだんじゃん? みたいな感じがありますね。
▲先頭記事
パソコンと福祉機器。
使いこなすのどっちが時間かかるでしょうね。
いろんなことが出来ないの、パソコンなら機械のせいにして買い換えたがるひと結構多いですが。
福祉機器は、使いこなせるようになるまで、リハビリと称して、訓練させられますもんね。
で、やっと使いこなせるようになると、もっといいのが出て来たりして。
なのに、パソコンほど気楽に買い換えられないのはなぜ?
値段はパソコンと同じ位なのに。
そういや、キャッシュカードでOKですよ、とか、分割払いOKの車椅子屋さんとかって、ないよね。
この車椅子、ローンが残ってるんだ、って話も聞かないし。
編集後記:
掲示板を移動しちゃったこともあって、あらためてウィルス警告のページなんぞ作ってみました。
いや、こんなことよーのすけがやるこっちゃないんですが、あきらかに「どこかの掲示板経由(不特定ですよ、もちろん)」のウィルスが、結構来ますもんで。
UPする前に終息することを期待したんですが、順調なペースで来ているのにはオドロキです。
ま、掲示板オーナーの良心だと思って下さい。
ほんとは、こんな記事書く間があったら、彷徨日記に12月のおでかけ2つ入れた方がはるかに有益なんですけどね。
▲先頭記事
ホームページをUPしてから、直後にまた手を入れることが多いです。
往生際が悪いというより、手際が悪いだけかもしれません。
二言三言入れ忘れを思い出したり、リンク貼り忘れたり、更新記録だけ入れて本文UPし忘れたりします。
体裁全部変えたりすることもあります。
本質的には変えないので、どっちでもいいんですが、こういう些末なところが気になるのが、よーのすけがいまいち大物になれそうにない所以ではあります。
昨日UPしたところの体裁を変えた、という、持って回った報告でした。
▲先頭記事
「ハンディキャップトイレをお使いの方は、この階段を降りて下さい。
」
さすがにここまで堂々と書いた看板は見たことがないですが、「エレベータをお使いの方は、この階段を上って下さい」というのはよくあります。
下駄履き住宅なんかで、1、2階が商店の場合にこういう施設は多いです。
商店部分にだけ、エレベータが通じていない、というやつ。
用事があるのはお店なのにい、と、地団駄踏みますよね。
で、もっと腹が立つのは、エレベータの前に5段くらい無意味な階段があるヤツ。
エントランス部に2段くらい、おしゃれのつもりで段があるのもいまいましいですが、入り口入ってエレベータにたどり着いた、と思ったら、階段、とか、一階に「だけ」エレベータがない、とか、エレベータは踊り場に設置、というのは、ほんと、不思議なのよね。
…何でなんだろうね。
ところで。
「ハンディキャップトイレをお使いの方は、この階段を降りて下さい。
」
の看板。
もし、見つけちゃった人がいらっしゃったら、わずかながら「掲載料」を差し上げますので、是非、当方まで証拠写真をお送り下さい。
事実上、そうなっちゃった、というケースは知っておりますが、まさか、ここまでとぼけているのはないであろうことを期待してます。
でも、万一と言うことがあるかも。
看板のねつ造はしないで下さいね。
ましてやハンディキャップトイレのねつ造も。
▲先頭記事
ようやく、去年の分の彷徨日記をUPしました。
実は、もう一件残ってたりします。
まだ1ヶ月しか経っていないのに、仕事がえらく遅れてしまったように見えるでしょ。
年変わりはこれだからイヤなんです。
久しぶりに、ネットスケープで、表示を確認してみました。
最近、IEベースのDONUTというブラウザを常用しているので、つい確認を怠りがちになります。
これはネットスケープのバグだと思うのですが、ネットスケープは、スタイルのON/OFF別オプションなのにもかかわらず、何故か、JAVAスクリプトをONにしないとスタイルが有効になりません。
面倒くさくて放ってあったのを、確認したところ、恐れていたことが起きてました。
思い切り、文字が重なっています。
ネットスケープ、文法チェックが厳しいわりに、スタイルシートに関してはバグだらけなんです。
文字サイズを大きくすると、行間は上に伸びるのに、文字は下に伸びるとか。
スタイル内部の支配関係がおかしいとか。
IEとは、スタイルの優先順位が違っているので、両方で同じ画面を実現するのは結構苦労です。
しかも、最近のブラウザのバージョンアップで、二つのブラウザの整合性を保つために、ちょっと「インチキ」をしているところの表示が、あやしくなっている気もします。
なにしろ、画像OFF環境を全く受け付けなくなってしまっていますものね、最新のブラウザは。
というわけで、今ひとつ自信がないので、「あり?」と思うことがあったら、是非ご報告をお願いします。
MACなんて、どう見えていることやら。
▲先頭記事
小学2年生の子供に、「ねえ、何で歩けないの。
」と聞かれました。
「うっ。
」
よーのすけ、回答に窮してしまいました。
相手は久しぶりに会った親友Fの子供です。
二昨年、旅行中に一晩とめてもらったときは、そんなこと、一度も言わんかったのに。
「生まれたときに、すごく小さかったから?」なんて、Fにしきりに聞いてます。
Fは、「よーのすけくんのは、知らないなあ。
」と、こちらに振る。
話が分からなくなると昔からFはこちらに振ります。
それにしても、未熟児で生まれて肢体不自由なんて、一体どこで聞き込んだんだ? これくらいの年齢の子供に、わかるように「脳性マヒ」を説明するには…(しかも、聞き取りづらい話し方で)と、頭フル回転させてひねり出した答えが、
「産まれるときに、怪我をしたの」。
…納得してくれたかしらん。
こんな子供に、「何で歩けないの? 未熟児だったから?」なんていう原因の聞かれ方、したことないですもんネ。
Fによれば、超未熟児で産まれて、重度の障害を持った、同じ年の大好きなお友達がいるんだそうな。
それなら、たぶん障害名としては、「脳性(小児)マヒ」なんでしょうね。
「このヒト、なんか同じような動きしてんな〜」、と思ったんで「未熟児?」って思ったんだろうけど、子供って、そういう観察、意外に早く出来るようになるのね。
さて。
「脳性マヒ…産まれた時の怪我」。
間違っちゃいないけど、もう少し、何か言えないもんですかね。
「脳性マヒ」を性格に説明するためには、身体を動かす命令が脳から出ている、ってことを知っていないといけないわけで。
そしたら、「産まれたときに、脳の、身体を動かす命令を出すところに傷が付いたの」って、言えばいいんだけどな。
これで、わかってもらえるっていくつくらいなんでしょうね。
こういうことに関しては、よーのすけ、自分の経験が基準にならないんです。
自分で言うのもなんですが、知力に関しては割と早熟だったんですよね。
自分のことだから、より理解力も高まったんでしょう。
おまけに、母親がロマンをまるで解さない「科学のヒト」で、幼児に合わせてモノを言う、ってことをしない人だった。
なもんで、もう、3歳頃には「よーのすけ、産まれるときに息止まってたの。
それで、脳がチッソクしたの。
だから歩けないの。
のーせーしょーにまひなんだよ。
」って、あっちこっちで吹聴して回ってたもんな。
…ここまで書いて、はっと気が付きました。
あぁ、よーのすけのやってること、今も全然変わってない。
それどころか、エスカレートしてる。
しゃべるだけじゃ足りなくて、インターネットでもって、日本中に「のーせーまひとはねぇ」つーて、吹聴してるんだから。
▲先頭記事
最近、ホームページの文字サイズ、概して小さくなっているような気がしませんか。
これ、しこしこテキストエディタでホームページ作っていると、よくわかるんですが、文字サイズを宣言しないと、文字は大きめの字で出て来ます。
このページは、一応文字サイズ宣言していますが、ほぼブラウザの規定値通りにしてあります。
ところが、このサイズ、画面の大きさの比率からすると、少し大きすぎるんですよね。
絵とか入れて、段組にしたり、寄せたりなんかしていると、1行が20文字程度になってしまって、とっても間抜けになってしまいます。
ある程度レイアウトに凝ろうと思ったら、せめて1行50字くらいは欲しい。
そのためには、字を小さくするしかない。
で、最近、文字サイズが細かく設定できる仕組み(スタイルシート)が一般的になったのをいいことに、レイアウト優先で字がどんどん小さくなってきているような気がします。
でも、読む方のことを考えたら、これはかなり迷惑なんではないかな、と思います。
自分がB4サイズのミニノートを使っていて画面が小さいということもあるけれど、読みにくいんですよ。
活字を追うのが平気なよーのすけさえ、読むのが嫌になるのだから、ましてや、目の弱い人なんかかなわないのではないかと思うわけ。
情報のバリアフリー化ということを考えると、逆行しているような気がします。
よーのすけとしては、さすがに「読み上げブラウザ」にまでは対応する能力ないので、せめて、目の見える人には読みやすく、かつ視覚的な楽しみも味わえるようにしたいな、と思っています。
でもね、やっぱりこの画面に対してこの文字サイズはデザイン的には大きすぎるんだよね。
時々心配になるんですが、よーのすけはせいぜい12インチ、600x800の画面で見ています。
そうすると字は大豆粒くらい。
ま読むには適切なサイズだと思ってます。
でも、これを17インチとかの画面で見たら、ひょっとして、1文字が空豆サイズになってたり…しませんよね、まさか。
▲先頭記事
一生懸命さがしているのだけれど、書きかけていたこのサイトの原稿が…ない。
半分くらい書いて放り出している原稿が、このサイトにはいくつかあります。
「工事中」になっているものは、たいてい7割くらい書いたところで、落ちが付かなくなって放ってあるもの。
1年以上ほったらかしてあるのもあります。
何かがあって、あ、やっぱりこの話は役に立つかも、と思うと、また、手を入れて、出せるように入れていくわけです。
で、さっきも、ページ見直していて、あ、こんな工事中のページがあったな、書き足すか、と、探したのだけれど…見つからないんです。
同じようなファイル名のファイルがいくつかあったから、何かと間違うて消しちゃったのかなあ。
ふぇーん。
▲先頭記事
我が家は寒いらしいです。
ここ数年、ほとんど暖かい研究室で過ごしていたのですが、捻挫のせいで、仕事場を自宅に移したため、久しぶりに冬を自宅で過ごしてます。
そうしたら、11月頃からもうしもやけが出来始め、12月中は、もう、どないしよ〜っていうくらい、痒くて痛くて、毎日泣いていました。
歩けなくて椅子に座りっぱなしの人は、やはり、足の血行がメチャ悪いみたいですね。
いつもすごく冷たい。
私は、足が冷えて寝られない、ということはあまりなく、むしろ寝ると足が暑くて眠れなくなります。
まあ、超低血圧の部類なので、手足が冷えやすいことは確かですが。
現にお正月、風邪引いて3日間ほどお昼寝生活していたら、血行が正常になったらしく、かなり改善しました。
そんなに寒くなくても、足だけは冷たいのですよ。
フトモモの裏を常に圧迫しているせいだと思いますが。
人間は歩くことで初めて血流ポンプが正常に働くという話なので、立ち歩くことができない、というのは、移動以外にもいろいろ問題が出るんですよね。
現在、捻挫のリハも兼ねて、毎日一定の時間立つようにしていますが、それで足は、あったまるようになり、しもやけは小康状態を保っていますが…。
ほんとに立てない人とかは、さぞ大変だろうなあ。
▲先頭記事
ここでも何度もぼやいているけれど、よーのすけは足が小さい。
したがって、合う靴がない。
未だに整形外科通いと縁が切れず、週2度通っています。
その整形外科、昔ながらの靴脱ぎタイプなので、靴が玄関に一杯散らばっているのですが、どれもこれも"でっかい"。
時間的に高齢者の多い午前中だというのに、大きい靴ばかりが並んでます。
よーのすけよりはるかに小さなご老人でも、履く靴を見ると、大きい。
その足もまた、大きい。
別に大きめの靴を履いているというわけではなさそうです。
よーのすけ、歩かないせいもあって、巨大化傾向のこの時代に親よりも大きくなれなかったのだとは思うけど。
一昔前なら普通かしらんと思っていたのだけれど、そういうわけでもないみたいね。
しくしく。
▲先頭記事
バリアフリー関係のアンケートに答えるとき、いつも迷うのは、「あなたは日常生活に介助を必要としますか」「外出時に介助を必要としますか」という質問です。
全く必要ないとは言い難いし、さりとて、不可欠にいるか、というとそうでもない。
全くないとどうにもならないけれど、必要ない場面が多い、という感じなんですよね。
何というか、そう、「調子の悪い液晶画面のドット落ち」みたいな感じかもしれません。
全体としてみると、あやしいながらも何とかなっている。
しかし、時々、ぽこっと穴が空いていて、そこへ大事な文字がかかると「お手上げ」になってしまう、という感じです。
たとえば着替え。
基本的には、時間は少々りかかるけれど、自分で出来ます。
ワイシャツの細かくて一杯あるボタンだってかけられますし、ネクタイも締められれば、スカーフも結べます。
靴ひもだって結びます。
しかし、最後に一つだけ、「右のカフスボタンがとまらない」というドット落ちがあるんです。
20年練習して、やっと「運が良ければとまる」というところまでは漕ぎ着けたけれど、まだまだ実用的ではない。
で、これを家人にかけてもらうのですが、これを介助と呼ぶかどうか。
外出も同じです。
「彷徨日記」を読んで下さっている人ならおわかりのように、よーのすけは、一人で外出してはいるけれど、出た先々で、いろんな人たちの手を借りています。
全く一人で行動しているということは"決して"ありません。
手を借りられそうなところへしか出掛けない、というのが正解かもしれません。
ここまでは、一人で行けるけれど、ここから先は、誰か付き合ってくれない、手伝ってくれない、でやっているあの「彷徨日記」的外出で、介助者が必要、といえるかどうか。
アンケートの度に、違う答えを書いてます。
▲先頭記事
よーのすけ、それほどおしゃれというわけではありませんが、身なりにはそれなりに気を使います。
少なくとも、まちへ出たときにナメられない程度には。
でないと、買い物するにせよ、駅で手伝ってもらうにせよ、お子ちゃま扱いされてハラ立ちますかんね。
で、それなりの衣装を見つくろうわけですが、これがね、結構難しいんです。
ファッション雑誌やカタログなんか見ていてもわかると思いますが、皆基本的には立ってます & 歩いてます。
一般に言って、美しい、とか、かっこいい、という姿は、人間の立ち姿なんですよね。
ま、たまに寝姿が美しい、なんてのもありますが、それは特殊なシチュエーションでして。
日常生活の美の基本形は、すっくと立った立ち姿なんです。
そのせいでしょうね。
店やカタログで、衣装を選ぶとき、自分が着てる姿をイメージするわけですが、そのときの自分、颯爽と立ってます & 歩いてます。
自分を理想化した状態で衣装を選んでしまう、というのは、ついワンサイズ小さい胴回りの服を買ってしまう心理状態と同じなんだろうな、とは思いますが、自分を理想化した姿が立ち姿、と、いうのを鑑みるにつけ、うーむ、健常者的呪縛から逃れられていないねぇ、よーのすけの奴、と思います。
しかし、考えてみて下さい。
「美」と感じるのは、どんなものに対してなんでしょう。
いろいろな人の顔を集めて平均値の顔を合成すると、「美人顔・美男顔」が出来るんだそうです。
ちょっと飛躍してますが、そこから推察するに、一つの集団の中の「普遍的なもの」に近付くほど人は「美しい」と感じるのだと言えましょう。
とすれば、もっとも平均的な人間を対象としてこさえた設備類・道具類のなかでは生活に困るほど、特殊な形態の身体である、「車椅子姿」は、そもそも「美」と感じられることがあるのか。
いや、どうも、「最高にかっこいい車椅子姿」というのが、イメージできないんですよ。
いや、ここでは、生き方、とか、そーゆう精神的な意味は抜きにして下さいよ。
つまりですね、服を着て、車椅子に座って、「うん、ばっちり。
」と思える基準が、なかなか出来ないんです。
ドラマ「ビューティフルライフ」の常盤貴子の車椅子姿、なかなかきれいでしたが、やっぱり立ち姿の方がきれいだもんね。
だいたい、よーのすけ、歩行外出を放棄して、もう10余年になりますが、車椅子に座った状態でかっこよく見える衣装にしなきゃ駄目じゃん、ということに気付いたのは、ここ1年ですもの。
店の試着室や、自室の鏡の前に車椅子でアプローチ出来ない、というのも、問題の一つではありますが。
衣装あわせの後、車椅子姿、をチェックできないので、なおさらうまくイメージできないんです。
正直なところ、車椅子姿っていうのは、どことなく「マヌケ感」が抜けないんですよね。
普通の椅子に腰掛けているのとは違う姿というか姿勢になってしまうように思えるんですわ。
車椅子の形態が悪いのかしらん。
スポーツ系路線は、車椅子デザインも、最近それなりの格好良さが認められてきたように感じますが、それ以外は、今ひとつだなあ、と思っております。
車椅子姿がもう少し出回って、普遍の一部に入っていかないとね。
週末出掛けて更新できないので長めに書いてみました。
予報は雨か雪。
勘弁してくれよぉ。
▲先頭記事
いま、ページ自身のバリアフリー化を進めています。
レイアウト用のテーブル(表)を極力排除するとともに、視覚的にも美しく見えるページを目指し、全てのページを書き換え中です。
ま、記事それ自体は変わらないので、ある意味無駄なことをしてる気もしますが…。
さて。
週末二日間東京に出てしまったので、少々へろへろのよーのすけです。
片道二時間なんだもん。
疲れたというわけではないんですが…。
土曜日はよりによって雪に降られるし。
日曜日は、ろくに調べもせずに出掛けたらば、車椅子ユーザー向きでない…というか、どっちかというととんでもない部類に入る場所だったし。
さるラジオ番組のスタジオでの公開録音だったのですが、ひたすらみなさんの手を煩わせてしまいまして。
無計画を反省する一方、車椅子ユーザーの外出体験記としては、面白い(役に立つかどうかはともかく、元気は出ると思う)ものになったと思います。
あまりにも予想外のシチュエーションだったもので、どうレポートするやら迷っています。
事前にろくに連絡もしていなかったのに、めためたバリアだらけのところを、きわめて手際よくさばかれてしまいました。
聞いた話を総合すると、よーのすけの知らないどなたかから、問い合わせがあったようなんですが…。
よーのすけ自身にも、どうしてこういうことになったんか、ちっともわからないという、メルヘンめいたお話です。
ちなみに。
この公開録音は
「135のミュージックワゴン」葛飾FM(789Hz)
2月2日(土)PM7:00-8:00 放送分 です。
RealAudioがあれば、インターネットラジオでも聴くことが出来ます。
葛飾FMホームページ http://www.kfm789.co.jp/
一番下に「同時放送」リンクがあります。
▲先頭記事
実は、全てのページに手を入れています。
だから、自分としては、やたら一杯書き換えたなあという気がしているんですが、読んで下さる人からしたら、全然変わってないですよね。
何を直したかと言いますと。
・レイアウトに使っていたテーブルを原則として全部排除した。
・固定していた文字サイズを、読み手が自由に変えられるようにした。
(以上ページバリアフリーの試み)
・「日記」データをクロスリンクに。
・「ぼやき」をフレーム化
もとはと言えば、自分のブラウザ環境で文字が重なり合い、読めなくなっていたのを発見したのが始まりでした。
ネットスケープにバグがあって、デザインによっては、正常に表示されなくなっていたんです。
で、いじり始めたのですが、このさい、気になっていた「サイトのバリアフリー」もある程度実現することにしました。
しかし、これが難しい。
バリアフリーのマニュアルやガイドラインにしたがって、ページをデザインしていくと、ブラウザによっては表示されなくなってしまうんですよ。
実際、今日の一般的な垣田かにしたがって構築されたサイトについて「読み手のことを考えていない・ユニバーサルデザインに配慮していない」と批判するページが、まさに、当方の環境で読もうとすると、ぐしゃぐしゃになってしまって読めないんですもの。
いくら「正しい・あるべき」作法でページ作成しても、それを正しく表示できない環境があるとすれば、そこは無視されるべきではないでしょう。
たとえWindows 3.1 NetScape2 480*600の環境だって、「そこそこ」同じように表示されないといけないんじゃないか、と思ってます。
そんなことを考えて直したら、ますます素っ気ないデザインになってしまいました。
▲先頭記事
Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]