いいかげんにせえ!!(玄関に戻る)
過去ぼやき(2ケ月以上前のぼやきは降順・まだ来ていない月のリンクは去年)
| 8月9月10月 | 11月12月1月 | 今月 | 一覧 |

ぼやっきいなよーのすけ ☆ 2001年9月

▼頁末へ

01年09月01日(Sat) 17:58:05 のぼやきバリアの意味

「バリア」、といえば、よーのすけの世代にとっては、たいてい、巨大ロボットアニメの研究所 or 基地にかけて保護するもののこと。 たいてい半透明のドームでしたっけ。 だから「バリアフリー」なんて言葉が出始めたとき、思わず何かベツノモノを連想しましたが。
いつしか「バリア」が、「シールド」になり、果ては「結界」なんてものまで出て来ちゃって(←ちょっと違う?)、「ミサイル来たぞ、バリアー!」なんてせりふ、死語になっちゃいましたネ。
小学校で「バリアフリー」なんて言葉を習ったりする今の子ども、「バリア」っていったら、当たり前に「バリアフリー」の「バリア」なんだろうか。
研究所にバリアを張る、なんて言ったら、怒られたりして。

タイトル見て、まじめな話を期待した方、どうもすいませんm(_ _)m。
▲先頭記事へ

01年09月02日(Sun) 21:38:05 のぼやき

おととい久しぶりに外出し、ひと月も本屋に放置してあった定期購読誌をようやく引き取ってきました。 ひと月遅れの雑誌というのも、マヌケといえばマヌケですが。
知る人ぞ知る、「WE’LL」という障害者総合雑誌です。
こういう雑誌がマーケットに出るというのは、正直いって、ビックリモノ。 妙な時代になったもんです(笑)。
で、この引き取ってきた「WE’LL 8月号」の投稿欄に、よーのすけが投稿した記事が載ってました。 ま、載るだろうな、とは思ってましたけどね。 (←載っちゃったので強気)
このホームページを見ておられる方であれば、「まんまやんけ」と思われるペンネーム&内容ですので、すぐにわかります。 運良く見つけられた方は、あ、よーのすけだ、こんなトコでもこんなこと書いてら、と笑ってやって下さいね。
▲先頭記事へ

01年09月03日(Mon) 21:12:10 のぼやきうーむ、画像まで…

更新記録の季節もの壁紙。
張り替えて、ネットスケープとIEで確認して… ショック!
色が違う〜。
8ビット256色で確認したら、ネスケとIEで色が違ってた、というのはあったけど、16ビットハイカラーで見ても、違うとはね。
画像まで、色が変わるなんて、そりゃないスよ。
▲先頭記事へ

01年09月04日(Tue) 19:00:33 のぼやき災害時、車椅子ユーザーは…

新宿は歌舞伎町のビル火災、恐ろしいことになってますが。
ほとんど犯罪と言ってもいいような防災懈怠ですわ。
いろいろ「新宿の特殊性」だの何だの言われていますが、そんなのは問題のすり替え。
あれは、単に建築基準の問題、つまりハードウェアの問題だけでしょうに。
アクセス法・条例が穴だらけなのと同じ構造だと思うよ、私は。
そもそも、建築基準法は、防災に特化した法で、生活空間づくりの法ではない、とまで言い切って、それに反するアクセスフル化の拒否までしてきたというのに、これじゃあねえ。

車椅子ユーザーにとって、火事になったら、私、ここでどーなるんだろう、というのは、常々感じることだと思います。 あの手の雑居ビルは、あまりアクセシブルではないので、滅多にご縁はありませんが…、と見せかけて、その割には「エレベータ」がちゃんと設置されていたりするので、実際のところ、下手な二階建てなんかのこぎれいな店舗より、意外に利用することが多いかもしれない。
いちおう、「まとも」な設備になってるところでも、仕事場にいるとき、電車に乗っているとき、ショッピングモールで買い物しているときに、ふと、ここで火事起きたら…、と思うと、怖いモードに入っちゃいます。 だいたいさあ、「査察が入りまーす。 片づけてください」って、施設課が点検して回ってから消防が来るんだもんな。
公共施設や、マンション、デパートなどで、「地震・火事の際は、エレベータをご使用にならないでください」なんていう表示を見るにつけ、「そんなこと言ったって、アンタ…」と、うすら寒くなります。 「アクセス可能」の基準の中には、アクセス可能な施設から避難が可能、という項目は、全く含まれていない、ということに、今回初めて気が付きました。 入ることは保証されてても、出ることは保証されていない…。 ひえー、こえーよ。

そう言えば、夜遅く、人気のなくなった大学の校舎で、ボヤを出されかけたことがありましたな。 長くなるので、続きは次回。
▲先頭記事へ

01年09月05日(Wed) 23:13:26 のぼやき千と千尋の物語

ボヤに遭いかけた話を期待してた方は申し訳ないけれど、それはまた明日。

時節限定ネタの方を先にしましょ。 かの映画『千と千尋の物語』。
見てきましたよ。 ショッピングモールのシネ・コンで見たのですが、夏休みも終わって平日の朝だというのに、おばさんばかりで席は一杯。 今までこのシネ・コンは何度も利用してますが、こんなことは初めて。 しかも2館同時上映なんだから。 大ヒットの噂は聞いていたものの、それを実感しましたわ。

はっきりいって、「おもしろかった」の一言に尽きます。
今回、意識して、前評判・広告の類を見ないようにしてたんですわ。 というのは、宮崎駿監督の作品の解説って、最近妙に小難しくなっちゃって。 メッセージ重視の解説読んじゃうと、気合いを入れないと見られないような気になっちまうもんで。
前作の「もののけ姫」。 テーマ性を強調しすぎた批評のおかげで、結構準備体操をして、息を整えて見に行きましたが、実際に見て、思い切りひっくり返りました。 で、毒づいたもんです。 「あんなややこしい前評判建てたヤツ、誰や。 」ってね。
で、今回はほぼ白紙で見に行ったわけです。
「前評判」に文句言った手前、感想は差し控えますが、少なくとも、チケット代の価値はありますよ。
足許の不安から、今回は、あまり乗り気でなかった母に付き添ってもらったんですが(見せたかった、ということもありますが)、この母が、「もう一回見たいよー」と言うほどの映画だった、ということは付け加えておきます。
▲先頭記事へ

01年09月06日(Thu) 19:13:31 のぼやき夜の仕事場のボヤ騒ぎ(おとといの続き)

昨日楽しみにしていた人(←いるのか?)、すいませんでした。

 あれは。 阪神・淡路大震災のあった日の夜、遅くまで、とある研究室で作業してたときのこと。
 けたたましいベルの音に、腰を抜かしかけたよーのすけですが、気を取り直して、いたずら or 隣の女子トイレで痴漢(たまに出るという噂があった)の防犯ベルか、痴漢と鉢合わせたらやだな、と、身構えてドアを開けました。 そしたら煙で廊下が真っ白。 一緒に残っていた人が、チョーしっかり者で、給湯室の吸い殻箱で炎が上がっていたのを発見し、水をかけて消し止めました。 そこへ、まだ残っていた人が二人、「あー、はづきサンがいるんだー、抱えて下まで持ってかなきゃあ」とすっ飛んで来ました。 この建物のこの階には、結局のところ、この4人しか残っていなかったのですが。
火災報知器はとっくに鳴りやんでいて、ほかに誰かがやってくる気配もない。
「これって、どっかに報告しないとまずいよね」と、守衛室に電話するも、「留守」。 本部の電話番号を探して報告して、それっきりでした。
このボヤ、原因はと言えば、灰皿を空けるカンカラに、危険防止のために水を入れていたのを、汚らしいということで廃止した所へ、誰かが火のついたままタバコを放り込んだらしい、ということだったんですが、改善されることもなく、本当にそれっきりでしたね。 おの火災報知器って、鳴るだけでどこにもつながっていない、ということがわかって、ショックを受けた一同でした。
このときは、人が残っていたからいいけれど。
本当に一人だったら、と思うと…。
夜、一人作業をしつつ、怖いモードに入ってしまい、帰りたくなるよーのすけです。
▲先頭記事へ

01年09月07日(Fri) 19:34:18 のぼやきよーのすけの困った性格

どういうわけか、あらゆる趣味が、マイナー志向のよーのすけ。

 今日も、新譜の予約に行ったらば、「ウチでは入荷できません」と言われてしまった。
これだけ、商品があふれている中、どーして私が愛するモノたちは、どこにもないんだ!と、毎度、本屋・レコード屋のディスプレイの前で地団駄踏むよーのすけです。
ま、本当は「これだけモノがあふれている中、行動範囲も狭いくせに、どっからおまえは誰も知らないモノばかり見つけてくるんだ」というのが正しいんですが。
このマイナー志向な性格、車椅子ユーザーだと、そうでない人以上に悲しいことになるんです。
なんとなれば、お買い物ができないのだ。 (^^;;
 このごろは大型ショッピングセンターが「駐車場完備。 車椅子オッケー」なので、ごく普通の車椅子ユーザーと同様、よーのすけもたいていの買い物はそういうところを利用します。 ところが、そういう設備の整った大型店には、売れ線にないものが、入らないことが多い。
取り寄せもできないとなると、専門店を回るしかないのだけれど、これが、ままにならないわけ。
おまけに、凝り性ときてるもんで。 「絶版でーす」となると、中古屋だ、と言うことになるのだけれど、こういうものは、必ず小さなビルの「二階」とかにあって、しかもごちゃごちゃしているところ。 こういうところにアクセスできないのが、よーのすけにはすごいストレスになってます。 それでも無理矢理探しに行ったりするけれど。 見つかるまで騒いでいるので、結構はた迷惑な性格だと自分でも思っております。
▲先頭記事へ

01年09月08日(Sat) 18:28:48 のぼやきお買い物と駐車場

買い物つながりで、また昨日の続き。 しつこい?
 いわゆる新興住宅地・市街までバスでウン十分、のところに住んでいるよーのすけは、買い物と言えば当然車、ほかに代替物がないわけですが。 安全に買い物しよう、と思えば、ちゃんとした駐車場へ入れないと、ということになります。 その辺に路上駐車は、自分の身の安全からいっても、交通上の安全からいっても好ましくない。
 で、買い物するたびに思うのは、「駐車場代、もう少し色付けてくれないかなあ」ってこと。 移動障害者の場合、どうしたって移動に時間がかかるんですよね。 どんなバリアフリーに自信のある店舗だって、歩くように車椅子で歩けるわけではないし、商品を見渡すのだって、歩いて見えるのの半分くらいしか見えない。 棚の裏に回るのに、店舗一区画一周なんて当たり前だもんね。 どうしたって、人の倍以上かかるわけで。 足が悪いが歩く人ならなおさらのこと。 さんざん探して、やっぱり気に入らないや、ということになると、駐車場代、ちょっとしたワイシャツ一枚分とかになり、結構つらいものがあります。 何時間分か、確実に「稼げる」買い物が保証されないと、「選ぶ」買い物はできないんですよね。 文房具など単価が安いものの場合は、ちょっと躊躇してしまうし、ウィンドーショッピングなんてまず無理。 突然出掛けてタイムリミット内にその場で購入、って結構難しいのよ。
滅多に買い物行かない→何があるのかわからない→吟味に時間がかかる→やっぱり買えない
の悪循環。 歩行者の交通費に比べると、ちょっと差がありすぎじゃない?と思うんですけど、どうでしょう。 普通は迷っていてもタダだけど、迷うたんびにメータが落ちるんだもの。 せめてふつーの人の交通費並みにならないかなあ、と思ってます。
▲先頭記事へ

01年09月11日(Tue) 19:20:43 のぼやき台風直撃

台風15号ってば、隣町に上陸しちまいまして。

昨日の朝、バケツをぶちまけたような雨音で目を覚まし、思わずテラスにビーカーを設置してしまったよーのすけです。 でもビーカー設置したときにはもう小降りになっていて、一日おいても1cmしかたまらなかった。 悔しい。 今朝は、もうそういうアホナマネはできないです。 暴風があるからね、いくら何でも危ない。

前回の台風は、ウチの真上を通過しましたんです。 某公共放送も、接近するだいぶ前から、我が町からレポートしてました。 でも、西の方に居座った期間が長かったせいか、こちらに来たときは、すでに雨風止んでるわ、って感じでした。 それが、今回は海から直接上がって来た上、速度も遅くってすごかったですわ。 台風は進行方向は暴風雨でも、後方はそれほどでもない、ことが多いのだけれど、今回は後方もすごかった。 来た!とニュースで言ってから、3時間以上暴風雨が続きましたもの。 あったがい海でさんざん遊び回った後、よいしょっ、と、上陸してきたんですもの。 力有り余っているわけで。
今回の台風は、結構予想外の動きをしたようで。 昨日まで、前回のコースはとらない、と言っていたので、あ、うちの方はずれるかな、と思っていたのが、関東の上陸地点は前回とほぼ一緒だったし、久々に海から直接関東直撃でしたしね。 公共放送の現地リポーターが、明らかに、準備不足のまま吹っ飛んできました、何もわかってません、何聞かれてもわかりません、という体だったのがおかしかった。
▲先頭記事へ

01年09月12日(Wed) 18:51:47 のぼやきハンディキャップの駐車場。 占拠されない工夫

突然ですが、一つ思いつきました。
ブースに、車椅子マークののれんを掛ける、ってのはどうかな。
透明なシートに、マークを染め抜いてさ、駐車ブースに下げるの。
室内駐車場しかできないかもだけどね。
これなら三角コーンと違って、どけなくても済むし、それを押し分けて中に入るのは、それなりの理由がないと、ちょっと勇気がいるぞ。
ラブホの駐車場みたいになるけどね。
…それなりの理由があっても停めづらい気分になったりして。 (^^;;;
▲先頭記事へ

01年09月13日(Thu) 19:25:21 のぼやき文字化けの悩み

普通のパソコンユーザーなら、今やきっと気にならない、それどころかたぶん全然知らなかったりするんだろうけど。
古いバージョンのネットスケープ使っているのがいけないのか、文字コードセットが記述されてないページをうまく自動選択してくれなくて困ってます。
Windows全盛の昨今だから、ふつーのサイトはシフトJIS。 サイトジャンプしても化けないのだけれど。
YAHOO!だけがどういうわけかEUVなのよね。 なもんで、YAHOO!から、ジャンプすると、必ず文字化けして、リロードする羽目になる。
たいていYAHOO!はそこからジャンプすることに意義があるところだから、そこから飛んで化ける、というのは、すごい時間のロスがあって、面倒なのよ。
で、YAHOO自身が文字コード記述していないんだ。
ずーっと、YAHOOに接続すると必ず化けるので、不思議ではあったんだけれどね。
なんとかならないもんかなあ。
▲先頭記事へ

01年09月14日(Fri) 18:46:25 のぼやきOld Friend

このごろ、身近な人の名前をYAHOO!に放り込んで、検索するという遊びに凝っています。
同姓同名の別人がやたら多い人、いっこも出てこない人などいろいろでなかなか楽しいのです。

さて、よーのすけが、幼稚園代わりに県下の訓練施設に通っていた頃のこと、同じクラスの中に一人、目立って聡明な女の子がいました。 密かにあこがれていましたが、よーのすけは、卒園を待たずに父の転勤で海外転居。 帰国後、なかなかアクティブにやっているらしい、という噂を聞きましたが、それきりになっていたのです。
でも、ただ者にはなっていないだろうな、という予感があって、気にはなっていました。
よーのすけ、当時は同級生と口もきかないほど人付き合いの悪い奴だったせいもあって、ほかの通園生のことはほとんど忘れていたのに(だからたぶん誰もよーのすけのこと覚えてないと思う(^^;)、彼女の印象だけは強く残っていたんですよね(やっぱりあこがれていたから?)。 しばらく前に、母が、「ラジオに、彼女らしい人が投書をしていた」なんてことも言っていましたし。

そしたら、たまたま、通園者名簿なる古びた紙切れが出て来まして、うまい具合にフルネーム発見。 姓が変わってなければこれでいける、たぶんただ者にはなっていないはずだから、どこかで引っかかるに違いない、と、検索かけてみたところ、初っぱなから出るわ出るわ、やっぱりただ者にはなってなかったです。
名前も定かでないほど幼い頃の昔なじみの消息が分かるインターネット、すごいですね。
それ以上に、あちこちで活躍している彼女は、もっとすごいけど。 結構重度障害者なのよ。

ちなみに、よーのすけの本名で検索をかけますと。
いつの間にか、よーのすけの本名は、某オリジナルビデオアニメの主役と同姓同名になってまして、ひたすらこのアニメのサイトばっかりが出て来ます。 200件に1件くらい、同姓同名の実在人物が出てくるかこないか、って感じ。
最初、CD屋で、自分の名前のついたイメージアルバム見つけたときには、驚いたなあ。
ヒマで・かつよーのすけの本名知っている人、検索かけてみてください。 よーのすけ、とんでもないものになってます。 大笑いできますぜ。
▲先頭記事へ

01年09月15日(Sat) 20:46:23 のぼやき少しだけ、時事ニュースを。

アメリカの同時多発テロ、よーのすけもアメリカには何人か友人がいるし、まさしくニューヨークにいる人もいるので、まるで人ごとではないんですが。

誰も言っていないけれど、捨て身で敵地に突っ込む、っていうの、つい56年前まで、日本人が、つまり私たちのご先祖様が、やっているのですよね。 しかも、特に宗教的陶酔もなく。 もちろん、特攻隊が体当たりしたのは、民間人ではなくて、軍事設備ですけど。 でも、きっと守るもののために敵と定めたものに問答無用で突っ込んだっていう点では同じはず。
それでね。 このテロを、「民主主義に対する攻撃である」と言って非難した、我らが首相は、といえば、特攻隊員の手記に感動して、その心意気に心酔していることを、公言してはばからない人なんだよね。
何がどう問題なのかは、うまく説明できないのだけれど、何か引っかかる。
どこか自己矛盾と、欺瞞を感じるし、、その方面で危機感を持たせなくしている高揚感も恐ろしい。
この二つを、よーのすけの寡聞の限りでは、誰もリンクさせて指摘していない、というところがすごく気持ち悪くてね。
▲先頭記事へ

01年09月16日(Sun) 18:59:52 のぼやきおいおい…

よーのすけの父は、畳んだ車椅子を開く方法を知らない、ということが判明。
ついでに、クッションを敷くもんだ、ってことも知らなかった、ってことも判明。
そりゃ、10年使った前の車椅子はクッションなしだったけど。 でも乗り換えて1年たつよ。

…健常者なんて、こんなもんよね。 ふっ。
ましてや、ふつーの健常者をや。
▲先頭記事へ

01年09月18日(Tue) 09:56:15 のぼやき

よーのすけの祖母は言う。
「戦争始まりそうで、おもしろくなってきた。 対岸の火事ほどおもしろいものはない。 」
やはり、懲りてないかもね、日本人。
▲先頭記事へ

01年09月19日(Wed) 19:00:13 のぼやき運転免許取得の欠格条項、改変か? (今日は長文だぞ)

19日付の朝日新聞の社説によれば、運転免許の欠格条項が変わるという。
警察庁の「試案が26日まで公開され、一般に意見を求めている。
現在、
「てんかん病者、精神病者、目の見えない者、耳の聞こえない者または口の利けないもの、政令によって定められた身体障害がある者」
を一律欠格としている。 しかし、この6月に「欠格事由の廃止」が行われ、来年6月からの施行に向けて、作業が進められているらしい。 試案では、
「政令で定める基準に従って、免許の拒否や取消し等ができる」
となった。 この「政令で定める基準」とは、
「幻覚の症状を伴う精神病、発作により意識障害又は運動障害をもたらす病気、その他自動車等の安全な運転に支障を及ぼすおそれがある病気」
となっている。
社説が問題にしているのは、この基準によって、まず「糖尿病、卒中その他の事故につながるおそれのある」とされる病歴の申請が義務づけられるということ。 第二に、この基準は、病歴に基づいて免許取得・更新が拒否されうるされることで、免許取得者の幅を今まで以上に狭め、障害者の社会参加を勧める方向にも逆らうものとなりうる、という二点である。

さて、この改正が、一括した欠格条項の廃止を受けた改正であることはまず評価せねばなるまい。 障害は一括して欠格にせず、個別に対応することになっている。 今では、「目が見えない」、「耳が聞こえない」、「てんかん」というだけでは、免許取得拒否できないのである。 欠格条項は、一面では相対化され、緩和されている。 つまり、「車の運転」という点からのみ、個別に判断され、「障害悪化」が認められた場合には「臨時審査」ができることになる。 社説が批判しているのは、何より「病歴の申請」であるようにも見える。 テストさえ受かれば、何があっても免許取得させてもいいじゃないか、という論調には見えなかったし、ましてや、現在免許取得が不能な者にも免許取得を可能にせよ、という積極的態度でもない。 この基準の適用によって、どの範囲が広がり、どの範囲が狭まったかが示されるべきであろう。 そ問題は、そうした枠のシフトが適切かどうかなのであり、それは検証し続けていかなければならないだろう。 とはいえ、やはり、問題は基準の適用の仕方だということになろう。
よーのすけは、 1989年に免許を取得しているが、このとき一緒に試験を受けたのは、なんと、耳も聞こえず、会話は手話中心の人であった。 試験場には手話ができる専門の係官がいた。 だから、ミミとクチが未だに欠格条項だったとはつゆ知らなかったのだが。

さて、この社説を一読して、よーのすけは、最初、ざまーみろ、という、けしからん印象を持ったのであった。
この社説には、今まで「健常」と信じて疑わなかった者が、いきなり「欠格条項」なんてもので、差別されてしまうことに対するとまどいが現れているように見えたのである。 なんだか「糖尿病」にこだわっていたもので。 この改正案、実は「障害」のカテゴリーのシフトだ、と、読めなくもない。 法律上ばっさり欠格条項で切り捨てられていた障害者枠が、いったん「クルマの運転にとって」という観点で編成しなおされるとしたら、それはそれで意義があるかもしれない。 まあ、こんな病気で対象になるのは、ほとんど障害手帳を持っていそうな重度の人ばかりかもしれないけれど。 それだったら制約が増えるばっかで意味がないよね(^^;。 とはいえ、「障害者」の枠が、なにがしかシフトしつつある予感がするのだが。

あ、あと。 この6月の改正で、車椅子マーク(?)を表示した肢体不自由者自身が運転する車に対する幅寄せ、割り込みが禁止されたらしいわ。 施行は来年だけど。 直さないとね。 煽るなら、今のうちだけだぞ、ってか。 (よい子はやらないでね。 )

ちなみに、警察庁の意見公募はここです。 リンクしてないので、コピー&ペーストでどうぞ。
http://www.npa.go.jp/comment/result/menkyo/soan_home.htm
(警察庁のサイト http://www.npa.go.jp/police_j.htm)
社説も朝日のサイトで読めるはず。
▲先頭記事へ

01年09月20日(Thu) 19:04:50 のぼやき言ってもせんないことだけど。

ときどき、生まれた時からポンコツの、この身体をどっかにしまっといて、誰か他人の身体を拝借して、一日二日、飛び回ったらどうなるだろう、と思うことがある。 たいてい不調の時だけど。
そうしたら、自分はいったい何をするだろう。
しかし、それによって開放感・満足感を果たして得られるんだろうか。
返却期限が来たとき、名残を惜しむか、すんなり返すか… 今ひとつ、予想がつかないんである。

世間の常識的には、「そりゃ返してたまるか」なんだろうけどね。

くそいまいましいと思いつつも、ポンコツはポンコツなりに、我がアイデンティティの一部になっているんである。 この身体、一生持って歩くのか、と思うと、時にうんざりするけれども。 そして、人並みの身体だったら、どんなにか、余計なこと考えずに済んだか、と思うと、いいだろうなあ、と思うと同時にぞっとしたりもするんである。
▲先頭記事へ

01年09月21日(Fri) 19:33:57 のぼやき

不思議なもので、よーのすけは、夢の中でさえ歩き・走ったことがない。

人はよく飛ぶ夢を見る、という。
あれは、泳ぐ夢なのだ、という説もあるけれど、実生活では経験したことのない気持ちの良さなんだそうな。
経験したことのないことが夢で見られるんだったら、よーのすけだって歩いたり走ったりしてもいいじゃないか、と思うのだけれど、これがダメなんだな。 やっぱり座ってるか、這っているかなのよ。 何かに追っかけられていても、這って逃げてて、掃き出し窓から、外に出ようかどうしようか迷ってるし、アスファルトの上を這っていたりする。 それも、手と足を交互に出す這い方じゃなくて、子どもの時にやっていたけれど、今では負担が大きくてほとんどしなくなった這い方。 あ、そー言えば、よーのすけ、なぜか夢の中で車椅子乗ってることってあんまりないな。 車運転しててブレーキが利かなくなる夢はよく見るけど。 何回曲がっても同じ所に出てくるとか。
自分が戦隊ものの一員になっている、なんていう、とんでもない夢も見るくせに、それでも身体はこれなんだよな(爆笑)。
脳性マヒでない身体感覚、ってのは、よーのすけの意識の奥底まで探っていっても、ないんだろうな。 障害付き身体の持ち主って、みなさんこうなんですかね。 だれか教えてくださいな。

もっとも。 よーのすけは飛ぶ夢も見ない人なので、それ以前の問題かもしれないけどね。
▲先頭記事へ

01年09月22日(Sat) 19:15:15 のぼやきこんなはずでは…

あまりにも増えて、重くなってきたんで、急きょ先月分を切り離しました。
不定期更新だったはずなのに、いつの間にか毎日ぼやいてる。
こんなはずじゃなかったのにな。

よくもこれだけぼやくネタがあるものです。
我ながら、こんなに文句の多い奴だとは思わなかった >自分。

さて。
いきなり寒くなって、毛の膝掛けにくるまってます。
 (寒がりなんで、初夏まで使って夏中出しっぱなしだった。 よかった。 出してて。 )
こんな時、気を付けないと、スジ違えしたりするのよね。 気ィ付けましょう >みなさん
▲先頭記事へ

01年09月23日(Sun) 19:36:32 のぼやき足を描く

いい歳をして、未だに落書き帳が手放せず、手が空くと、ちびビタTシャツ着てローライズジーンズなぞを履いて踊っている女の子を描いちゃったりするよーのすけですが。

人物の「足」を描くたびに、小学3年生の図工、「人物画」の授業を思い出します。 よーのすけが子どもの頃は、みんなとりあえずマンガの真似。 だから、まあ、みんな人物を描くと、ああいう記号化された描き方しかできなくなっていて、教師としては、それを矯正するのに躍起になってたわけです。
で、「マンガ」かどうかの基準になっていたのが、「目鼻口」と「足」だったわけでして。
文章で説類するのは難しいのですが、
 ・「目」は、アーモンド型にして白目をいれること
 ・「鼻」は、「く」と書かずに、鼻のアナをちゃんと描くこと。
 ・「口」は、クチビルを付けること。
… 今気が付きましたが、これだって十分記号化されてますね(^^;;。
そして問題の「足」なんですが、この指導は、
 ・「U」 と描いてはいけない。 (わかりますか?)
でした。 あのころの足って、少年マンガも少女マンガもみんな足が「U」だったんです。 正面図は。 (もう一世代前の「魔法使いサリー」や「サイボーグ009」なんか、横から見ても「U」ですが) だから「U」の足は正しい図画の敵と思われていたんでしょう。
この図工、教卓の上に立ったモデルを「見えたように描け、という課題だったわけです。 このとき、よーのすけの席は、教卓の正面。 つまり、目の前にまっすぐこっちを向いたつま先がある状態。 この角度だと足先は、「U」にしか見えない。 特に下書きの段階では陰影ついてないですから、完全に「U」。 いくら説明しても教師は納得せず、だからといって、「こう見えるでしょ」と見本を出してくれるわけでもなく、えらい困った記憶があります。 最終的には押し切ったかな。
今なら、指導者の眼力を見限って、適当にウソをそれらしく描いて納得させる技も持ってますが。
未だに正面向けた足の絵って、ちゃんと描けないもんね。 難しいのよ。

ちなみにですね、よーのすけは、ちゃーんと手にもマヒがあります。
線引いてて、いきなり手があっちへ飛んでいく、なんてのは当たり前。
それなのに、健常者より「絵がうまい」ことになっているのは、結構不思議。
▲先頭記事へ

01年09月25日(Tue) 21:32:30 のぼやきむやみに目立つのもね…

よーのすけは、どうも目立ちたがりらしい。
自分の存在が認知されていないと、「いったいこの人どこ見て歩いてるんだろう」、と思っちゃうんだよね。
これだけ変わってるんだから、目立つはずだ、と。 自意識過剰か。 実際、こっちは忘れてて向こうは覚えてることが多いし。 本買ったりするのはいやなことありますね。 何買ったか、覚えていられそうで。 …いつも監視されている気がしなくもない。 その反面、意外にとけ込んでて驚くこともあるんだよね。 一緒に試験受けたはずの人が、よーのすけのこと、全然気づいてなかったとかね。

しかし、制度上プライバシー侵害の仕組みになっているのは不愉快だな、高速道路の割引許可証にフルネーム記載するんだけど、あれ、やあよ。
料金所のおじさんたちに名前知られるのもいやだけど、顔見知りになるでしょ。 通過するたんびに、C調な人だと言うのよ。 「よーのすけちゃん、おはよー。 」…マイク通して怒鳴るなっての。 おまけに「ちゃん」付けで。
▲先頭記事へ

01年09月26日(Wed) 22:04:03 のぼやきなんてこったい(ホームページ作る人しか分からない話でごめんね)

仕事のほんのちょっとの合間に、そうだ、ちょこっとだけ、別のホームページ作成ソフトで遊んでみよう、と、作りかけのページを読み込んでみた。
普段はエディタでしこしこ書いているのだが、これだと、ややこしい形の「表」を作っているときに、訳が分からなくなる。
で、見たまんまの形で書けるというソフトを試してみた。
ちょっとだけ直して、上書きして、それをエディタで読み込み直して… 腰を抜かした。
タグの文法がでたらめになっている!! タグの真ん中に改行が入っている!!
手持ちのブラウザでは、なんとか解釈してくれたみたいだけど、ダメだこりゃ、てなもんで。
結局、3文字いたずらに直したばっかりに、百行近い文書のタグを全部手動で書き直す羽目になったのでした。
ちなみに、このソフト、名前はあえて挙げませんが、いくつかの雑誌で高く評価されているフリーウェア・ソフトです。

ま、ホームページを、はだかのHTML文で書く人なんて、今や少数派なんだけど。
ホームページ作っている人でも、これ読んで何のことだかわからない人、けっこういるんだろうな。
でもねえ、ホームページ作成ソフトまで、タグの文法、無視しないで欲しい。
ああ、するはずだった私の仕事は…。 変な気、起こさなきゃ良かった。
▲先頭記事へ

01年09月27日(Thu) 22:48:25 のぼやき手話かい…。

よーのすけが仕事場にしている場所、ただいま大規模再開発中でして。
ほんで、ずっとよーのすけが車で出入りし、車を止めていた場所に、車止めが設置されちまった。 いつもどおり、よーのすけ、正門の詰め所に回って、B門の詰め所にA門を開けてもらうように連絡してもらい、A門に回って待機してました。 すると、そこへ、職員らしい人が近づいてきました。 また、「ここは停めちゃイカン」「いや、私、ここの人間で、入るんですってば」という会話をするのか、うざったいなあ、と、思っていました。 「入るの?」と聞かれたので、「へえ」と答えたところ、「じゃ連絡しなきゃ」と言うので、「いや、もうしました」。 「じゃ、すぐ来るね」と言うので「いや、すぐには来ないでしょうが」と、ついイヤミ言ってしまいました。 いちいち行方不明になっている警備員を捜してもらわないと入れないんで、ただいま、事務を相手にもめてる真最中。 その職員氏、ちょっと不思議そうな顔をしながら、じゃ、待っててくださいね、とおっしゃるのはいいが、あれ、今のは…「手話」!!。 うーん、目の錯覚か?でも今のは確かに「待つ」「お願い」の手話…だよな、と、いつも通り(来ないからね)、エンジンを切って待つこと5分。 ふと見ると、その職員氏、通りの向かいに立って、こっちを見てる。 おやま、ずいぶん気ィ使いやな、と思っているうちに、警備員氏が登場、中に入れたんですが、その職員氏、警備員氏に何か文句言ってます。 それから、よーのすけに窓を開けるように指示し、「いつ連絡しました」と聞くので、そりゃ来たときに決まってるやん、と思いつつ、5分くらい前ですかね、と、答えたところ、「今度からこんなことのないようにしますので。 すいませんでした。 」とおっしゃる。 いや、謝ってくれるのはいいんですが、手話は付けなくてもいいんです。 よーのすけ、手話はわかりませんの(一応NHKの手話講座、半年やりましたけど)。 「障害者」と見れば誰でも手話を使っちゃいたくなるのかな。
▲先頭記事へ

01年09月29日(Sat) 16:03:33 のぼやき上下の首をコルセット

ここのところ、しばらくなくていいあんばいだと思っていたのに、昨日、久しぶりに首を寝違えたよーのすけ。
首の不随意運動が激しいから、痛いんだ、これが。
で、コルセットをはめとくんだけど、今は、足首にもコルセットしてるから…。
ちくしょ。
▲先頭記事へ

01年09月30日(Sun) 17:44:53 のぼやき歩き方いろいろ。

これは、ふつーの人の歩き方の話。

歩かなきゃイカンてんで、リハビリさせられたもんで、人の歩き方って気になるんです。 まだ「機能回復訓練」してた子どもの頃、「どの筋肉をどう動かしているのか、説明せよ」と迫ったら、「そんなこと頭で考えてたら歩けるもんか、無意識に動かせるようにするのがリハビリだ」と怒られました。 身体が知らないから、頭で動かすんじゃないかあ。 アンタにとっては機能回復でも、こっちにとっては新機能の獲得なんだぞ。
これ、どっちが理屈で、どっちが屁理屈だと思います?
ま、答えられっこないの知ってて聞いたんですから、イヤな子どもでしたネ。

実は、リハビリ以上に、歩く様子に興味を持つきっかけになったのは、お絵描き上の都合。 自分が歩いてみるわけにはいかないから、歩いている人を見るしかしょうがない。 それで、人が歩いていく姿を一生懸命見ていると、これが、驚くほどのバリエーションがあるんですよね。 とくに、後ろから見ると、みんな違うのよ。
前から見て、うひゃーかっちょいい人、と思っても、後ろから見ると、足広げてどすどす歩きだったりね。 それを描き分けられるほどの画力はないんで、見分けなくてもいいんですが。
歩き方と足音は、完全に対応します。 気を付けてると、足音だけで誰だかわかるようになって、結構便利。 忍者みたいだし。

後ろ姿を見て 声をかけ、前に回って、どひゃー、っていうのは古典的なギャグだけど、逆も結構ありだぞ。 百年の恋も一気に… これくらいじゃ、冷めないか。
▲先頭記事へ
いいかげんにせえ!!(玄関に戻る)
扉
Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]