「言語障害つき移動障害」だと、やはり一人で行動するのは不安ありますよね。電車みたいに一種の「他人任せ」になるシーンはなおさらのこと。電車の中で車掌さんに、「どこまで? 一人ですか」なんて聞かれて、途中で人と待ち合わせてて、そこからこう行くので連絡確認してください云々...てなことを、あのうるさい電車の中でしゃべらなきゃ、とか思うと、緊張してしまって、もうアテトーゼ運動爆発だー!になってしまいます。
だから、最初は、そういう予想される質問の答えを書いた紙を作っておくことをおすすめします。そのうちに、面倒くさくなりますが、そのころには慣れて、口頭で伝えられるようになりますから。そういえば、そもそも最近あまりいろいろ聞かれなくなったなあ。こっちが慣れたのか、あっちが慣れたのか。
車椅子で電車に乗ると、改札で切符にはさみを入れてもらえないことがしばしばあります。「健常者」の連れがいるときは、十分に注意してあげましょう。連れと途中で別れる場合、彼または彼女が不正乗車になってしまいます。
「介助者」や「同居家族」の場合は、途中で別れたりしないでしょうが、「友達」の場合は、途中で「じゃあね」はありえます。車椅子の友達がいる人は、自分でも気を付けて下さい。