日々便利?グッズ1

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 歩けないのはもちろん、手も口も、何もかもが、何となくノーコン気味のよーのすけ。こんなものを持ってます。
 ほとんどのものが、「普通の人」向けに普通に売ってます。マヒのせいで「こういうものが欲しい」と思うものは、マヒがなくても「あると嬉しい」ものらしいです。それどころか、よーのすけでさえ「ここまでしなくても…。なんて無精な」と思うグッズも世の中にはたくさん存在しますので、ウィンドウショッピングや通販カタログ通読はおっくうがらずにやりましょう。

部屋履き

部屋履き  足に合った「部屋履き」はなかなか見つけにくいものです。普通の部屋履きやスリッパのサイズは男女共通で2サイズ展開です。合わない靴は足の悪い人にとっては致命的な事故の原因になります。靴底も「滑りにくい」とはいっても、「歩けないけど歩く」タイプの人には、役不足に感じます。しかも、スリッパのデザインを見ればわかるように、脱ぎ履きの手軽さ重視なので、一般に甲のくりが浅く、脱げやすいのが普通です。
 数年前、自作したことがあったので、これはまた作るしかないか、と、昔作った型紙探しに手間取っていたら、折り込みチラシに入っていました。ワコール製品、5800円の品。通信販売にて購入。部屋履きなのに左右違う靴型と男女別で3サイズ展開が嬉しい。ウール100%。靴底は合成繊維です。
 靴底はそのままだと滑り気味なので、牛革を伸びる瞬間接着剤「タッチボンド」で貼り付けました。靴底の堅さも不足していたので、一番厚い皮を使っています。手芸材料品展で500円程度。テレビショッピングから生まれたヒット(?)商品「タッチボンド」は、各社通信販売、市中のスーパーマーケットでも購入できます。
 自然革の靴底は、結露しがちなトイレ、脱衣所などでも滑りません。

自動車運転席のカード立て

自動車運転席のカード立てカードと割引証を立てた  両手がふさがるハンドコントロール車で、料金所のチケットをどうするか。車が運転できるからと言って、スマートにカードを取り扱えるほど、手先のコントロールがいいとは限らないのが「身体障害者」の不思議なところ。そのうえ、割引チケットなんていうものがあり、これは、乗り継ぐ高速道路の本数分いります。短い高速道路をたくさん乗り継ぐ都会ドライバーには、頭が痛い問題です。最初、よーのすけが使っていたのは、右側に見える黄色いもの。これは、冷蔵庫の壁などに磁石で付けてメモを挟むクリップをひっくり返して貼り付けてます。
 しかーし。「障害者」にとって難しいことは、「健常者」にとっても難しいものらしい。その後、カーショップに行ったら、左のようなクリップいっぱい売っていました。金属部分のどこに突っ込んでも挟めるというもの。よーのすけが購入したのは小さいものですが、もっと幅が広く10枚くらい挟めそうなものもあります。駐車券を立てておくのにも便利。
左図がアップ。右図は、割引証3枚と、ハイウェイカード1枚を立てたところ。

ボタンかけ補助

ボタンかけ補助ボタン穴に針金の枠を通してボタンを引っかけた  珍しく、介護用品店で購入したもの。さすがにこういうものは、スーパー・通販・100円ショップで類似品を見つけられませんでした。だから高額商品です。こんなもんで、「カナダ製・4000円也」。ウッソー! 自作したら500円で出来そう。  片手でボタンがかけられます。よーのすけは、これを、利き手のカフスボタンはめ用に購入しました。思ったよりうまくかかります。
 ただ、右利きの人が上着の前ボタンをはめる場合、男前(右前)ならいいんですが、女前(左前)だと、逆手になるので、難しいです。こんなトコにも女性差別が…?
 左図がアップ。右図は、ボタン穴に金具を通してボタンを引っかけたところ。

泡の出るポンプ

片手しか使えないが、石鹸で顔を洗いたいあなたに最適な「泡の出るポンプ」。通信販売・スーパーマーケットで購入できます。もともと、シャンプーや液体ハンドソープを節約するために開発された商品で、各種液体洗剤を1.5〜3倍に薄めて入れ、ポンプを押すと泡が出てきます。よーのすけは、洗面台で顔を洗うとき、片手はどこかに掴まっている必要があるので、石鹸は片手にしか付けられません。今まではスポンジで固形石鹸を泡立ててから絞って使ってましたが、こちらは楽ですよん。
また、別の商品で、泡で洗う洗顔料と専用ポンプ容器をセットにしたものもあります。

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車椅子で彷徨えば扉
Yoonosuke Hazuki[MailTo_ocean@mbc.nifty.com]