かっこよく介助をJ 1

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Can I help you?

 直訳すれば、「私にあなたのお手伝いができますか。」 普通の日本語ならば、「お手伝いしましょうか。」です。

 「車いすを使っている人や、白い杖を使っている人を見たら、親切にしましょう。お手伝いをしましょう、」 子どもの頃、学校でそう習った人は多いでしょうし(よーのすけも習った気がする)、そうしたいと思っている人も多いと思います。しかし、手伝うことができるかどうか、となると話は別。

 手伝いたい、と思う「健常者」の側からは、「お手伝いしましょうか、と声を掛けたのに、すごく素っ気なく断られてしまって、ショックを受けた。また断られたら、と思うと声を掛けられない。」という話をよく聞きます。他方、手伝ってもらった「障害者」の側からは、「いきなり車いすを引きずられて怖い思いをした。何するんですか、と怒ったら、自分よりもっと怖い顔をされた。どうも親切にしたつもりだったらしい。」というぼやきを聞きます。手伝って欲しい側、手伝いたい側が、どうも噛み合っていないらしいです。これは、相互にとってとっても不幸なことだと思います。

 「お手伝いしましょうか。」 せっかく声を掛けるなら、スマートに、かっこよく介助を申し出てみませんか。

介助される側も、実は結構大変なんです。いろんなことを考えます。
声を掛けられた側の心理
こんなことがありました
車いすユーザーと居合わせたら
決してやってはいけないこと
できたら気をつけて欲しい身のこなし
視界を広くしよう
たまには気障なくらいかっこよく
お手伝いしましょうか
と、声をかける前に
声のかけかた・タイミング
声をかけたら、返事が返るのを待ちましょう
通りすがりの介助でも、介助はやはり本人主導で
周囲の他人たちに関心を持とう
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車椅子で彷徨えば扉
Yoonosuke Hazuki[Mail_ocean@mbc.nifty.com]