頑張ったのはよくわかる。ユニットひとそろい受け取ったもののどうしていいかわからなかったのもよくわかる。良くも悪くも工夫を凝らしたバリアフリー・コレクション。
公営地下鉄駅の構内トイレ。女性車いすユーザーで、この看板が見えたら、とりあえず、この看板の元に走るよね。けれども、入り口には階段が3段。
まさか階段の上に車いすユーザー用スペースが!と思って覗いてみたら(もちろん自分じゃ覗けないから、カメラを持って覗いてもらった)、ハンディキャップ用どころか並んでいるのは和式トイレのみ。おむつ換えスペースもなく、赤ちゃんいすがあるだけです。(左写真・左室)
かろうじて、「配慮した?」と思われたのが、1部屋にだけ付いている手すり(右写真・右室)。でも、この手すりが付いているのは、背後とちゃうか? 和式トイレって、よーのすけ、あまり使わないから自信ないけど、あっち向いて使うんじゃなかったっけ?
ちなみに、男子トイレの看板は普通の看板。
vol.7とセットの汎用トイレ。女性用トイレの巨大車いすマークに引き寄せられなければ、気が付くらしい。少し離れて並んでます。
ドアをと結構広く、赤ちゃんのおむつ替えスペースもあります。オストメイトも付いていて、完璧!!
と、思いきや、オストメイトと洗面台の幅が狭すぎて、車いすのままでは手が届きません。よーのすけの小さい車いすでもあと30センチほど足りません。嗚呼。
よーのすけとしては、久々の大ヒット。
とある高校の「みんなのトイレ」の扉。左が外側から、右が中側から撮影したものです。
わかりますか? 外側には鍵穴があり、内側にはロック用のつまみがありますが、ドアの側面にフック(ラッチ)がありません。壁側にも受けがなく…。案内してくれた先生と顔を見合わせましたよ。「どういう施工をしてるんだろう?」
扉って、一式セットだとばかり思ってました。というか、鍵のつまみと鍵穴だけ付けて、満足する大工さんっていったい…? 再訪したら直っているかしら。
「お荷物はここへ」とちゃんと張り紙がしてあります。巻紙置きではありませんので念のため。大手スーパーの汎用トイレです。
おまけに、ペーパーホルダーが便座すれすれの所にあって(手すりにくっつけちゃったから当たり前だけど)使いにくいことこの上ない。
よーのすけとしては、是非とも便座移乗前、立ち上がる前に荷物を降ろして身軽になっておきたいところですが、皆さんいかがでしょうか。
ドアのコーナー部分に開閉センサーが設置され。そのすぐ際におむつ替えシートが迫って設置されています。その隙間10センチ弱。手を細くして隙間に突っ込みます。後ろ手では届かず、車いす回しても、膝がじゃまして届きません。小回りのきかない電動で来ていたのを、一瞬後悔。でも電動でないとここまでこられないんだけどね。
最後におむつ替えシートを設置しようとしてこうなっちゃったのではないかと思われます。せめて、施工者が「あちゃー」と思ってくれていればいいんですけどねえ。
セレブなイメージ全開の駅のショッピングセンターです。
vol.10と同じセレブなイメージ全開の駅のショッピングセンターの車いすユーザー用パーキングスペースです。奥側から見たところです。ガラス越しで、しかも夕暮れなので、見にくいですけど。
駐車スペースに入る部分の両側に緑色の三角コーン(パイロン)が置いてあり、バーが渡してあります。三角コーンだけなら、車のおしりで押して入れるからまだしも、バーまで!
反射が映り込んでしまったので見にくいですが、左がエレベータの階数案内で、「↓B1F」と書いてあります。が、建物は1Fがマクドナルド、2Fがデニーズです。右のフロアマップ、赤の三角が示しているのがエレベータですが、確かに2階にはエレベータの印がありません。どーなってるの?
考えられるのは、もともと2階が倉庫か事務所で、後から店舗として貸した?ということですが…。