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ユーロスペース/東京都渋谷区 じゅつし 04/27 20:09
    ユーロスペース 続きです。 じゅつし 04/27 20:16
        *ユーロスペースで見た映画「ザ・トライブ」の感想 じゅつし 04/27 20:24
返信2015/04/27 20:09:33 じゅつし FOX
ユーロスペース/東京都渋谷区
ユーロスペースは、渋谷区道玄坂にある映画館です。私は半蔵門線で行きました。行きは半蔵門線の3a出口にエレベーターがあり、
駅員さんについて行きながら地上まで出ました。本当は映画館ではなく、楽天カフェに行ってみたいなあと思って出発したのですが、
方向音痴な私には、グーグルマップ大先生の助けを借りてもたどり着けず、(あとから行ってみたら本当に駅から目と鼻の先だったのですが、
そのときの私にはたどり着けませんでした。「そういえば映画.com(←iPhoneアプリになってます。)で見た「ザ・トライブ」という映画を
やってる映画館はこの辺だったなあ、と思い、渋谷で1館、新宿で1館しかやってない映画らしいということでどうせなら行ってみるか
と思いました。渋谷駅のハチ公口から道玄坂をのぼる感じで目指して行きます。何せ「坂」ですから、手動の車いすだとかなり体力を
削られるはずです。グーグルマップに従っていけば基本行けるはずですが、だらだらとした上り坂が続くので注意が必要です。
返信2015/04/27 20:16:18 じゅつし FOX
ユーロスペース 続きです。
道玄坂を右折してからの道は、道幅も狭く、その道を自動車だけでなく、人もたくさん通るので、ぶつかったり、ぶつけられたりしないように
しましょう。(電動車いすとぶつかると運が悪いと怪我しますよ。まじで。)
さて、ユーロスペースの公式ホームページでは、Bunkamura交差点左折って書いてあるのですが、私は渋谷の駅から行ったので、
目印はO-EASTというTSUTAYA系の建物でした。ダークブラウンの壁面にO−EASTとTSUTAYAと同じオレンジ色で書いてある
ので、すぐにわかると思います。さて、ユーロスペースにたどり着くのですが、真ん前の段差が・・・微妙な高さなんです。私のような手動の
車いすに電動ユニットが付いている形だと、電動の力では乗り越えられない高さで、じゃあ、手動に切り替えてキャスターをアップして乗り越えたら
どうだ、ということになるんですが、転倒防止が効いてしまって乗り越えられないんです。(手動でやるキャスターアップがヘタなだけかもしれない
んですけど)で、一人で難儀していたら立ち話していたおじさん二人が持ち上げてくれて、事なきを得ました。歩道の縁石というわけでもなさそう
だし、とにかく謎の段差があります。気をつけて下さい。で、その後も入り口までちょっとした石のスロープがあって、脱輪(というかスロープを踏み外したら
怖いことになると思うので、その辺も注意が必要だと思います。中に入ると3階が目指すユーロスペースです。エレベーターは車いすと人一人で
いっぱいになる感じです。3階につくと広いとはいえないロビーがあるのですが、壁には上映中の映画の新聞での批評が貼ってあったりするし、
チケットも長机に座ったおねえさんが売っており、建物はコンクリートの打ちっ放しでデザインの毒々しいチラシがところ狭しと並んでいて
「ザ・トライブ」の他にブラジル映画祭?みたいなのもやっていて日本語よりもポルトガル語(だっけ?)が飛び交っているという
シネコンに慣れた私には「映画館にポップコーン食いに来るんじゃねー。映画見ろ 映画」と言われた気になりました。
実際、飲み物の自販機が2台隅っこの方にあるだけです。トイレも確認できませんでした。前もって渋谷西武などで済ませておきましょう。
駐車場もなしです。つらいですねこの辺。
返信2015/04/27 20:24:43 じゅつし FOX
*ユーロスペースで見た映画「ザ・トライブ」の感想
で、「ザ・トライブ」ですが、上に書いた理由でもともとあまりみるつもりのなかった映画なんですが、字幕も吹き替えもなし、の聴覚障害者ばかりの
映画、ということだけ(しかも男女が裸で向かいあってるポスター)いったい、どういう組み合わせやねん、と。全然予備知識も入れないまま
見に行きました。(実際チラシも映画館に着いてから読んだくらいで。)音と言えば本当に生活音だけ、手話を使って皆話しているのですが、
ウクライナの手話なので、手がかりになるものが何もない・・・。そんな中淡々と映画が進むんです。本当に淡々という感じで。
障害者が出てくる映画だと、たいてい、なんか偉いほうの感動をさせようとするものが多いですが(で下手すると「文科省推薦」までついちゃったりして
とってもこそばゆい思いをしちゃったりする)大丈夫です。「ザ・トライブ」は間違っても文科省推薦になったりしません。暴力とセックスまみれです。
ほんとみなさん文字通り体当たりの演技です。暴力がすごい。なんでこんなに暴力が振るわれているか、
(族と、新入りというだけでこんなにもいじめられるものなのか。)手話だから一切わかりません。
エッチの描写もすごいです。なんかとっても荒削りな感じが。で、とにかく、何をどう話しているかわからないので、途中でどうしても眠くなりました。
眠くなったところで、話の筋がつかめているわけでもないので、別に困りはしなかったのですが。
こういう映画なら、別に登場人物を聴覚障害者にしなくたっていいじゃん、とは思ったのです、監督はなぜ聴覚障害者にしたんだろう?
聴覚障害者のコミュニティは(健聴者に比べれば狭いから)こういうこともあり得るだろう、ということを言いたかったのか?
話の内容がわからない(=聞こえない)というのはこういうことなんだよ、ということを言いたかったのか・・・。
なぜ、こういう映画を意図したのか、その辺を自分なりに考えさせる、考えることを始めさせるというのがこの映画のもくろみなのかな
と一応の納得はしてます。それにしても、チラシに載っていた惹句なんですが、「息をのむ純粋さ」だってさ。ことここに及んでもまだ
障害者の中にピュアネスを見たい人っているんですね。文科省推薦がなくならないわけだー。

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