2013 年 4 月投稿文
うらうらとひなたぼっこしながら花見弁当を食べていたら、オドロキのものを見てしまった。
最初は、通販で時折見かけるらくらく車載がウリの簡易軽量スケルトン車倚子かと思った。
だが、どうも様子が変だ。ひっきりなしに突っかかっては後戻りし、とうとうスロープの境目では、老婦人を落とさないように、肩を掴んで押さえつけ、老婦人の方は足で地面を突っ張って、足元の段差をキャスターで乗り越えようとしている。
ん?キャスター?ホイール?違う。何かが違うぞ。
あれは・・・? 高齢者が押して歩いている、スツール付きキャスターバッグだ!
助六寿司ほっぽり出して、カメラを持って追っかけてしまった。
こんなの、障害者的には(たぶん、装具屋・シーティング屋的にも)あり得ない由々しき事態だが、健常者的にはアリなんだなあ、と。
ひょっとして、そっちの方が「当たり前」で、私がこんなに驚愕しているの、「一般人」的には理解できなかったりするんだろうか。
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