ぼやっきいなよーのすけ

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2012 年 5 月投稿文

< May 2012 >

製造中止?勘弁してくれ [車いすや福祉機器]

「すいません。僕、勉強不足で。アイシン精機、リチウムバッテリー製造中止してるんですって。ニッケル水素の方で修理を進めさせてもらっていいですか?今のバッテリーよりかはもつようになりますから。」

遠慮がちに、業者氏から電話が来たのがGW前。おいおい、半月も前に車いすを預けて、今ごろそれかい?

いいもないもないもんは仕方がないわなあ。

数日前に届いていたJW1が、思いのほかバッテリーのもちがよく、まあ、今までの挙動の怪しさを考えればまあ仕方がないか、と。どうせ、2年しかもたないんなら、ニッケルで交付内でどんどん交換するのも手かな、と。(ああ、税金の無駄遣い)

で、乗り回していた代車。なんだかやけにガタガタするなあ、と思ってました。当分戻ってきそうにないのて、実際、どれくらい走るんだろ、と、ガイドヘルパーを頼んで遠出したところ、ヘルパーが、「あれっ、これキャスターが一つ宙に浮いて回ってますよ?!」

道理でガタガタするわけだ。いったいどういう代車を持ってきたんだよ。

思いのほかバッテリーの保ちがいいことがわかってちょっとほくほくしていたら、後ろから急に声をかけてきたおじさんあり。「もしもし。空気が完全に抜けてますよ。」

げ。ホントだ。キャスター浮きの原因はこれか。いったいどういう代車を持ってきたんだよ。ってか気づけよ、私。

で、自転車屋に飛び込んだよーのすけ。「こんなボロいタイヤ、空気入らないかもしれないね。口金を換えて、入ればラッキーだね。あ、入った入った。当分は大丈夫でしょうが、今度抜けたらタイヤごと交換しないとダメだよ。」いったいどういう代車を持ってきたんだよ。

文句言おうにも、GWの最中。工場閉めてるよな、と思いましたが、カレンダー通りで開いてて、報告はできましたが。さすがにヤバイと思ったのか、思いのほか早く車いすは上がってきました。バッテリーの修理に加えて、上物の修理があったので、すごく時間が掛かると思ってましたが、頑張ってくれたみたい。「この代車は廃車にすることになりました。」いったいどういう代車…以下略。

新しい充電器と充電池のひとそろい。充電器、2つあるとありがたいんですが、と言ったら、「いや、バラバラにして解析したと言ってましたから、ないと思いますよ。充電器充電池も手元インジケーターも、全部壊れていたみたい。」なるほど、それで半月かかったわけね。けど、全部壊れていた? いったいどおいう…。

「フル充電されてましたから、大丈夫ですよ」と言われました。充電器を持たずに飛び出したら、途中で、怪しい状態に。あれ、ばかに早いなあ、と、充電池本体のインジケーターを探したら、どこにも見あたらない。まさか、本体にインジケーターがない? メーカー側からは、「手元インジケーターは全くあてにならないから、充電池本体のインジケーターを見てね」と言われてました。業者氏、いったいどこを見てフル充電だなんて言ったんだ。手元のインジケーターは、電源入れると常にフル充電を指すんだぞ

ほうほうの体で帰ってきて、充電しようとしたら、あ、充電の仕様が変わっている! 小さな充電口が、バッテリーの底に下向きに付いていて、ゴムのふたをめくりながら手探りで差し込む、なんて芸当が、上肢1級障害でできるか!

しかし、何度か試し乗りするうちに、業者氏に濡れ衣を着せたらしいことがわかってきました。本当にもたないんだ、バッテリー。メーカー側発表では、ヤマハ15km、アイシン精機20kmなんですが。まあ、インジケーターの表示が違うのかもしれないけれど、本体にインジケーターが見あたらないんじゃどうにもならん。自宅と駅を往復しただけで怪しいんじゃどうにもならん。

そもそも「当社はリチウムバッテリーを安定的に供給します」って言ったから、アイシン精機にしたのにさ。これからちょいと大変なことになりそうな予感です。やれやれ。

2012-05-19 (Sat) by よーのすけ

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車椅子で彷徨えば扉
Yoonosuke Hazuki[Mail_ocean@mbc.nifty.com]