ダブル不便。ぼやくっきゃない [車いすや福祉機器]
しっちゃかめっちゃかでございます。
すったもんだの末、２月の末に新車が納車されました。しかし、まだ調整が完全になってまへん。
消去法で、車種はトヨタのシエンタです。すったもんだの顛末の詳細を公開していいやら、迷っているのですが、シエンタの運転席のデザインに加え、ディーラーが、ある意味考えなしに、コンソールパネルがチルトアップするような高級カーナビセットを選んでしまったために、話がややこしくなりました。手動装置とシフトコラムとカーナビが干渉するのです。
改造業者とディーラーと本人だけでは埒が開かない、と判断したので、リハビリセンターのエンジニアに仲介を頼みました。こういうときは、えらい人を間に入れるに限ります。行き当たりばったりに、「できそうな」調整を繰り返したため、よーのすけの方でももう訳がわからなくなっていますし。違和感はあるのだが、妙な慣れ方をしてしまってます。これはこれでまずい。さすがに２０年運転していると、重度障害といえども、使いづらいモンでも乗れちゃうのね。
で、実は、半年ほど前から、電動車いすの方も調整していて、これもちょうど最後の仕上げでドック入りなのである。シーティングの修理で行ったのだけれど、エンジニアの目前で、バッテリーのメーターがバタバタバタッと落ちる現象が起きました。以前にも、バッテリーが怪しいと、メーカー点検に出しましたが、問題なしで戻ってきました。たまたま、エンジニアの目前で再現してくれたので、「何じゃあ、これは！？」ということになったわけ。やっぱりえらい人の威力はすごい。
ほんとは３月にドック入りして、４月には上がってくるはずだったんだけど、クルマが仕上がらなくて。両方ないんじゃたまりませんもん。けど、結局クルマは仕上がらず、電動もこれ以上は待てずで…。代車の手配は頼んであるけれど、いつになるやらわからんちゅうし。
重なりそうな気はしていたんだけれども、いやあ、参った。クルマと車いすがないよーのすけっていったい…。
ヤマハJW1に乗ってわかった 電磁ブレーキはエライ！ [車いすや福祉機器]
電動車いすがドック入りしてしまい、あがってくる見通しがつかない、という状況の下、代車を出してもらいました。
業者氏、おそらく、ご自分のお昼ご飯の時間を削って、届けに来たと思われます。
「ＪＷＸじゃないですからね！ＪＷ１ですからね！ 電磁ブレーキないですからね。」
それだけ言うと、玄関に車いすをつっこんて、そのままきびすを返そうとします。ちょっと待った。↑のせりふ、おかしいでしょうが。「ＪＷ１、ＪＷＸ、電磁ブレーキ」だけじゃ、普通は使い方は理解できないぞ。ヲタクなのをすでにみとおされているってか？ えーと、電磁ブレーキがないってことは？
「ブレーキかけないと、動いちゃいますからね。」
あ、そっか。前に借りたときも、クラッチ入れているのに、ホームで転がって、げげ、と思った記憶が…。でも何で？ タイヤにギアが咬んでるのに、何で動くの？
「車だって、ブレーキかけなきゃ動くでしょ。同じです。」
言われてみたら、確かに車もそうだけど、確かにそれも不思議だ。なんでやろ？
で、乗ってますが、いやあ、こわいこわい。コントローラ動かすとガガガ、っていうんだもんね。ノッキング状態（って、今の人は知らないか）。更正相談所で判定を受けたとき、走り出しにガコガコ言ってびっくり反応引き出したのはこいつだ。
アイシン精機、動力ユニット10万円高の実力を実感できてます。早く帰ってこーい。
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Yoonosuke Hazuki[Mail_ocean@mbc.nifty.com]