2011 年 1 月投稿文
頸椎装具、要するにコルセットの話でございます。
10年ほど前にコルセットを購入し、具合が悪いときには装着していました。10代の頃、首を違えたときに動かすとあまりに痛かったので、「コルセットで固定したら?」と相談したら、「不随意運動があるので、固定したら反って悪化するので放っておく方がいい。」というアドバイスを療育のセンセから受け、放っておきましたが、10年ほど前、起きあがれないほど痛くなり、救急車で運ばれた際、コルセットをはめられたら、すごく楽だったので、作りました。それが、経年劣化で、ウレタンが崩れてきたので、買い換え時だよな、と。
とはいえ、何しろはめにくいわ、無骨だわ、サイズは合わないわ、という代物。何より、made in CANADAのSサイズなんだもん。カナディアンLといえば、巨大サイズのことだそうですが、そのSを日本人にしても小さいよーのすけが装着してるんですからさ。手ずから装着する看護婦さんは、「うーん、大きいねえ。でもこれ以上締めても苦しいばっかだしねえ」と困り、合うものを探さなければならない医師の方は、「合ってますよ、こんなもんだよ」とのたまうテキトーさ。ぶーぶー言いながら、この10年、別の製品はないですかい、と、ことあるごとに相談してきました。が、結局、出入りの業者が「ない」と言えば「ない」のですよね。現在。2軒の整形にかかっているのですが、両者とも同じ業者が出入りしてるので、進展はなし。
で、今回、とうとう崩れてきたので、思いついて、装具の相談と認可をする公的機関(福祉機器センター)に相談してみました。そうしたらにば。
ここも出入りの業者がおんなじで、その業者に聞くしかないとのこと。しかも担当者まで同じときたもんだ。そしたら出てくる情報は同じです、すいません、とはワーカーの弁。すいません、ってことは、調べるのはワーカーの業務外なのね。1軒しかない業者に問い合わせるんなら自分でやるよ。複数のリソースを持っていて、マッチングできてこその「福祉機器センター」じゃないのかい?
この業者で型どりしてオーダーするのなら受けられる、というのだけれど、車いすですらオーダーして合った試しがないもんな。
これはまた自分で探すしかなさそうですが、まず、自分のコルセットの正式名称がわからない。良く出てくる首コルセットではないことは確かです。思いつくまま言葉を入れてみると、フィラデルフィアカラーという名であることがようやくわかりました。
トーシロは、ここから調べないといけないから、支援する「プロ」がいるはずなのにね。しかも給料もらってさ。
だいたい、市中に出回っている形はわかって、しかも選択肢の幅は少ない、ということまではわかりました。モデルがこれだけしかないんでは、オーダーの幅の狭さは見えてくるし「合わねえだろうなあ」ってことも見当が付く。
さて、どうするか?
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