2010 年 1 月投稿文
チャンネルをがちゃがちゃいじってたら、NHK手話講座にあたりました。林家正蔵が出ていてびっくり。噺家の大名跡で、おまけにテレビ露出度も高い人が、手話講座の生徒役とは!
同じNHKの福祉番組「きらっといきる」でも、司会が人気DJの山本シュウになってるし。コメンテーターは、デザイナーの牧野一二さんから、いつの間にか、大阪自立生活の玉木さんに変わってて、この方、しっかり言語障害のある脳性マヒだし。で、何に驚いたって、字幕が付いていないんだよね。ほんの数年前なら、まずあり得ない事態です。そもそも画面に出てこないか、出てきてもがっちり字幕が付くパターン。それが、当たり前にテレビ番組のレギュラーやっとる。これは、よーのすけとしてはかなりの衝撃。どうやら、よーのすけ、世間様から取り残されてしまったらしい。最近、ボケもツッコミも切れが悪くなったような気がするのはそのせいか。
ここ1年ほど、欲しいなと思っているおもちゃがあります。持ち歩けるキーボード付きノート。
キングジムという、事務製品メーカーが去年発売したポメラというものです。文庫本サイズで、かなりランボーに扱っても大丈夫らしい。その意味で、モバイルPCと違って脳性マヒ者向け(←本気にしないこと)。
一昨年の末、発売前から気になっていて、電気屋さんをうろうろしてましたが一度も見かけられなくて。通販サイトでは売り切れ続出になってましたから、店頭には出てこなかったようです。
そのポメラに、先日やっと触ることができました。やはり好評だったんですねえ。上位機種が出てました。
よーのすけ、決定的な弱点が、「ATOKユーザーでかな入力」。で、世の中のパソコンは、圧倒的に「MS-IMEでローマ字入力」。MS-IMEはどうにかガマンできるけど、かな入力はいかんともしがたい。で、人様のパソコンで、入力方式変えて、そのまま忘れて帰っちまうと、後でこっぴどく叱られることになります。ローマ字入力を疑わず使っている人たちは、入力方式を変える技を知らなかったりするんだ。
ATOKをUSBメモリにインストールして行く先々で使えないか、ってことも調べたけれども、無理みたいで。LINUXをUSBブートにして、LINUX版ATOKをUSBメモリにインストールってことも考えたけど、それじゃ何のためにATOKが欲しいやらわからないじゃん、ってことに気が付きました。日本語変換装置ほど、パーソナル度が高いアプリケーションもないんですけどね。登録辞書に変換グセ。全部持ち歩きたいですよ、私は。
ノートに書くのもキーボードに打つのも、「健常者」の数倍は時間がかかるので、ノートに書く→パソコンに書き直す、という手間は、健常者以上に避けたい。ケータイでメモが取れれば、ってのも考えたけど、ケータイでメールが打てるのが半ば奇跡の障害だった、ってことに気が付いて、これも実現性なし。
初めて触ったポメラ。いいですねえ。とても打ちやすい。ネットブックと違ってキーボードが、ほぼA4ノートのサイズあるからゆとりは十分。乾電池で動くのが、私としては非常に魅力的です。テキスト主義者だから、テキスト書ければ全く困らないし。
メディアがmicroSDなのが、脳性マヒ者的にはちょっと厳しいところですが…。ノートとして使うにはいいなあ。欲しいなあ。
ところで、ポメラを探しているうちに、ネットブックなるものが、急に伸びてきました。バッテリの寿命も延びて来てますし、これだとほぼパソコン環境が再現されます。LANにつながるのも魅力あるなあ、と思ったり。
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