車いすで装う…知らなかったの?! [日々の工夫？？？]
数年前に買ったブランドもの？のジーパン、買った当日丈詰めしそこねて、長いまま履いていたのを、ようやく丈詰めに出しに行きました。身長150cmに満たないよーのすけが、詰めないジーパン履いてたってのもずーずーしい話ですが、30cm以上折り返しを出してクロップト丈にしてサンダルってのも、そりなりにかわいかったもんで。
今までならば一人でふらあと出かけるところ、不調その他諸々の理由から、このサイトの記事では初のガイドヘルパー同行です。
で、私としてはいつも通り、試着して、車いす持ってこい、と言って、車いすに座った丈で見立ててもらったのですが、その一部始終の後で、ヘルパーが言いました。
「そうか、丈詰めって、車いすに座ってやるのね。今度、教えてあげよっと。」
聞けば、彼女が手がけているお客さんで、パンツから足首がにょっきり出ている人がいて、何でかなあ、と思っていたのだとのこと。ずっと車いすで生活しておられる人なのにパンツを立って合わせていたらしいです。坐ったら、パンツ丈短くなるに決まってるでしょ、しかも、車いすは座角が狭いから、普通のいすより短くなる。車いすで合わせなければわからない、と、説明すると、
「よーのすけさんは、歩くのと、車いすと両方経験あるからじゃない？小さい頃から車いすだとわからないのよ、きっと。」
そうじゃない。それは、本人が自分に対する意識をしてない、ってだけだわな。
というか、コドモの頃から車いす生活してて、試着の一瞬だけ起立して、その一瞬に賭けて丈を合わせてる、ってことが、よーのすけとしては信じられまへん。
服のことなんて、人の生き死にからしたら小さなことではあるけれど、ある意味「常識」であるべきことが、実は意外と知られていないんだなあ、と思った瞬間でした。
ぼやっきいなよーのすけ 再開か？ [編集後記・サイトについて]
やっぱしオンラインで投稿できないとめんどくさくて書きませんねぇ。ほぼ１年ぶりの再開です。
半年ほど前に一度スクリプトの設置はしたのですが、仕様変更がめんどくさくてですね、一個だけテスト投稿して放置しておりました。
続くかどうか、微妙ではありますが、スクリプトとしては家主の趣味にほぼ合ったものをめっけましたので、当分はこれで行きます。割と安定してますので、大丈夫でしょう。
支援法廃止の方向?! [制度]
９／２０付けの各紙によれば、「支援法廃止へ」だそうな。全く廃止しちまう、ってことかい？ まじ？
支援費から、１割負担の支援法になって、びっくりするほど負担額が減った、という人もいますし、私も少ないながら市民税支払い世帯ですから、「今更のまるきり仕切り直し」に不安がある人は少なくないと思います。
問題あるなあ、と思ったのは、それよりむしろ、支援法の「問題」が、もっぱら１割負担にあるだけであるかのように、各紙かかれていることです。違うんだよね。１割負担は、わかりやすいから象徴になっているだけで、支援法制定時に、「当事者団体」が反対したのは、それが、支援費制度が描いていた生活スタイルをひっくり返してしまったことなんです。
中西正司 ・上野千鶴子：当事者主権 (岩波新書 新赤版 (860))に、「支援費制度で獲得したもの」のリストが、ＪＩＬの中西氏によって挙げられています。これが書かれたのは、支援費制度発足後まもなくなんですが、そのとき、支援費制度の成果物として挙げられていたものが、全部廃止されとります。これじゃあ、反対するわけですわ。制定反対！って活動してたときには、よーのすけ、全然わからなかったけど（アホ）。実際、使って生活してみると、ホント、「なんでやぁ」と思うことが、如実に、「支援法」以降、変更された決まりなんだよね。
結局、サービス体系を、「介護保険」と統合するために、サービスや資格のカテゴリを介護保険にそろえようとしたのが、どうも敗因のような気がします。介護保険のサービス内容が、何でああもちまちまちまちま分類されてるのかは、よぉわかりまへんが。介護保険とサービス提供をそろえるんだったら、確かに、障害支援も、カテゴリそろえないと、どうしようもないもんね。けれど、この分類、生活を自分でマネジメントするのには、ものすごく邪魔くさい。つか、無駄ガネを使っている気がするです。
気味が悪いのは、支援法廃止、って言ってる民主党が、確か、介護保険への障害支援統合を推進する派だったはず、ってことなんだよね。「１割負担」が非人間的だ、ってことだけで盛り上がってるけど、「体系」のほうが問題なんだ、ってことを誰も言ってない、というのは、イカガナモノカトオモイマス。
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Yoonosuke Hazuki[Mail_ocean@mbc.nifty.com]