メンテナンスまめ知識

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タイヤの適性空気圧

 自分の車椅子、タイヤの適性空気圧はご存じでしょうか。
 「テキトーに。自転車くらいでしょ。」 確かにそれでほぼ当たってます。車椅子のタイヤは自転車と同じものです。
 でも、たまには確認してみましょう。

 タイヤの適性空気圧は、タイヤのヘリに刻印してあります。外側からタイヤのヘリをたどっていくと、メーカー、インチ数… と並んで、INFLATE TO 7.0ppsなどと書いてあるはずです。これは、「7.0気圧まで膨らませよ」という意味です。
 一番多い「通常タイヤ」であれば、7気圧です。これなら、普及版の自転車と同じ感じで膨らませればいいはず。そのほか、10気圧の「高圧タイヤ」。これは自動車と同じ空気圧です。この高圧タイヤは、自転車ユーザーからしたら、「え、こんなにキンキンに入れていいの。」と感じるほどかちんこちんになります。外にも、もっと低い空気圧のタイヤもあります。
 あまり神経質になることはありませんが、タイヤの持ちがよくなったり。操作性がよくなったりすることがあるので、空気圧計がない人は、自転車屋さんで見てもらうといいと思います。
 ちなみに、よーのすけのは、「National 22 INFLATE TO 10.0pps」となっておりました。

少なくとも2週間に1度、空気圧の点検をしましょう。

タイヤ交換

 タイヤがどれくらい持つか。一概にはいいにくいですが、ボウズになってきたら、とりあえず自転車屋さんで見てもらうといいと思います。
 で、タイヤ交換にナンボくらいかかるかというと。1997年の記録が出て来ました。

7月8日発注
7月17日取り付け
7月22日補助申請
\30,282 見積書・印鑑・身障者手帳
1週間後に決定通知

 タイヤ交換ごときで半月かかっています。交換は、パンクの前に、お早めに。いつバーストするか、びくびくものとはえ、乗れないわけではなかったせいかもしれません。  このときは、出がけに、タイヤの空気を入れようとして、フタを取ったとたんに、ぷしゅう、と一気に空気が抜けました。フタのムシが朽ちておりました。とりあえず、自転車屋さんに駆け込んで、ムシは直りましたが、「このタイヤ、バースト寸前ですよ。」と、忠告を受けたのです。このころ、この車椅子は8年目に突入しようとしていたところで、実は1、2ヶ月前に業者さんと、「車椅子のタイヤって、どれくらいの目安で交換するんですか。」「いや、交換なんてしなくていいんですよ。」なんて会話をした矢先の出来事でした。
 この話、実は後日談があります。交換して出掛けた翌日、いきなりパンク発見。そのころは、まだ、「車椅子は特殊なタイヤ」と思ってましたので、青くなって業者に問い合わせたところ、「自転車屋さんに行って下さい。」 仕方なく友人に近所の自転車屋さんまで、車椅子を持ち込んでもらったところ、「チューブにピンホールですね。針を直角に踏んだか、タイヤ交換の時傷つけたんじゃないですか」と、10分足らずで穴を埋めてくれました。

ここまで書いて、思ったんだけど、これまでの修理話を勘案すると、この業者、いささか問題あるかもね。

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車椅子で彷徨えば扉
Yonosuke Hazuki[mailto:ocean@mbc.nifty.com]