彷徨日記

玄関[I][R]

車いすではちょっと行きにくい?と思われるかもしれない横浜の下町のイベント、黄金町バザールと野毛大道芸に行ってみました。

野毛大道芸

 春と秋の2回、野毛のメインストリートで開催されている野毛大道芸。一度行ってみたいと思っていましたが、ようやく行けました。

 たまたま桜木町に出て、ポスターを見つけてしまったよーのすけ。「うーん、週末か。明後日か。」ちょうどその週末、移動介助もできる介助者が入ることになっていたので、予定を聞いたのですが、たまたまその日はダブルヘッダーで仕事に入っているとのこと。じゃ、無茶はやめよう。野毛の大道芸といえば、「人でむちゃくちゃごった返しているよ。車いすの人を連れて行ったことがあるけど、大変だったよ。」という話はよく聞いています。さすがのよーのすけも、そげなところに最初1人で行く自信はないわなあ。電動車いすのバッテリーはイマイチ怪しいし、野毛と言えばアノ野毛坂だし。

 と、思いとどまるはずだったんですけどね。夜が明けてみれば、暖かいし、薄曇りで、あまり日焼けしそうにないいい感じだし。ま、無理だったら途中で引き返せばいいし、行っちゃえ。無茶しないよーのすけなんてよーのすけじゃねぇ。

 なんてワケのわからないことを言ってますが、要するに行きたかったわけですよ。スマホに地図をキャッシュして、念のため、厚手のジャケットと充電器を背負って、さあ出発。充電器は持ったけれども、充電できそうなスポットは思いつかないので、バッテリーは大事に使わなければ。

 野毛のまちに出てしまったら、おそらく使えるトイレはありません。だから、地下鉄でお手洗いを済ませておきます。市営地下鉄の構内トイレは、基本的に、ベビーシート・オストメイト対応設備がセットになってます。しかし、もともと車いすユーザー用トイレに後付けしてあるので、古くから設備を付けてある場所だと車いすで利用しづらくなっていることもあります。桜木町もちょっと微妙で、ベビーシートが出っ張ってきているため、洗面台に手が届きにくくなっており、ドアの開閉ボタンも扱いにくい。電動車いすは、動きがおおざっぱだから、よーのすけとしては、ちょっと難しいナ、という感じです。

 健康福祉センター前行きのエレベーターでB1F地下連絡に上がり、出て左手の「野毛ちかみち」というエレベーターで地上に上がります。これで国道を渡ることができます。そして、「平戸桜木道路」という大きな通りを日ノ出町方面に歩きます。「音楽通り」、そして「にぎわい座」が右手に出てきます。案外駅から近いのね。

 野毛2丁目の交差点を過ぎ、左に「野毛本通り」のアーチが出てきたところで、なんだか不安になってきました。なにしろ大通りの歩道はアップダウンが多いので、簡易電動にはかなりこたえます。


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車椅子で彷徨えば扉
Yoonosuke Hazuki[Mail_ocean@mbc.nifty.com]